掲載日 初回投稿2007年01月26日
更新2007年08月20日
コニ
Daruma3
だるまさん
x x
正面

JSP

3Way

08.5 (cm)

Fostex

MG850

03 (cm)

Beston

RT-003C

16 (cm)

DaytonAudio

RS150S-8

自己評価
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画像1

集まれ塩ビ管スピーカー

コニさんの「Daruma3改良」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
年初に組み上げてから幾つかの改良とシステム変更を行いました。
一通りのセッティングが終わりましたので、披露させて頂きます。

・改良の目的はフルレンジのMG850を核として低域と高域の充実を図る事。
・ツイター乃至スーパーツイターを加えて3Way化
・マルチアンプ化
・低域を受け持つウーハー部、中高音のMGQ(MG850)、高音のツイターのレベルアップ
以上を課題としました。

【システム変更】
以下の通りにシステム全体を入れ替えました。

・チャンネルデバイダー・・・ベリンガー社のDCX2496(デジタルチャンネルデバイダー)
・プリアンプ・・・・・・・・・・・・オンキョーのA-1VLのプリ部を使用
・パワーアンプ
ダブルウーハー用・・・・・・フライング・モール社のDAD-M300pro×2
MGQ(MG850)用・・・・・・・A-1VLのパワーアンプ部
ツイター用・・・・・・・・・・・・フライングモール DAD-M100pro×2
・SACDプレイヤー・・・・・・・DENON DCD-1650E

ポイントはアンプのオールデジタル化とSACDプレイヤーの導入です。
これによりDaruma3の切れの良い低音とMG850の綺麗な中高音の特徴が
より発揮出来たと思います。
デジタルアンプは考えていた以上に優秀で、小型、軽量、省電力、安価、と
メリットが多いです。
SACDは一度聴いたら元に戻れないほどの魅力が有ります。
全てのCDを買い換えたいとの誘惑に駆られます。
残念ながらCD程タイトルが揃っておりません、クラシックは結構豊富ですが、
Jazzは少ないです。

各部の改良点は以下の通りです。
随分改良が進みましたね!
凄過ぎですッ!!

【ウーハー改良】
ウーハーユニットのマグネットに重い鉛の円柱(8)を取り付けた為、
重さに耐えかね剥がれ落ちること2回。
そこで重いデッドマス(アンカー)を支える部品を作りました。
三方の足で突っ張り重量を受け止めます。
これで鉛から裏蓋まで伸びるアームの役割は、ユニットをバッフルに押しつけること、
裏蓋を固定することに専念出来、デッドマス脱落の不安が薄らぎました。 
これなら剥がれることは無いですね!
さすがです!!

↑クリックすると大きくなります。
【MGQ改良】
500Hz近辺の定在波の影響と思われるディップが有りましたので対策を施しました。
円錐形の大型化と材質変更です。

従来の障子紙から2厚のボール紙で円錐を造りアルミ箔を貼り付けました。
その上から障子紙を貼り外見を整え、且つビビリ防止としました。
かなり内容積が減りましたのでJSP効果が薄れ100Hz以下がダラ下がりになりました。
中高音を受け持つのが役目なので好都合の特性になったと考えています。


細かい所までバッチリですね!

↑クリックすると大きくなります。
【ツイターの追加】
スーパーツイターとしてリボンツイターが使いたく、
調べたところ円形リボンツイターが有りました。

横浜ベイサイドネットで3種類の円形リボンツイターを発見。
その中からBestonRT-003Cを選びました。
選定の理由は安い、デザインと、フレームのサイズが都合が良かったからです。
写真は左側が内部構造 右側が組み上げた姿です。

構造はいつも通り、
・ユニットのマグネットにアンカー(今回は真鍮製円柱)を貼り付け
・バッフルとエンクロージャの間にゲル(ソルボセイン3ミリハードタイプ)をかませ
・アンカーに取り付けたボルトを裏蓋まで貫通させ前後で締め上げてます。

その他の工夫としてはユニットのフレーム裏に鳴き止鉛テープを埋め込み、
デュポンコーリアンのバッフルに取り付けたこと、
エンクロージャのVU50塩ビ管の内外全面に鉛テープを貼り付け、
水性塗料とニスで強度と重量を出しました。
ツイターまで完璧ですね!

↑クリックすると大きくなります。
【Daruma3のF特を計測】
部屋の定在波対策は出来て無い状態のデータです(実は対策不可)
いつものヒアリングポイントにマイクを置き計測しました。
スピーカー間隔2.5メートル、中央マイク位置まで2.5メートル位
高さは耳の位置、Stereoモード。

【今後の課題】
・各ユニット部のレベル合わせ、左右のレベル微調整
・ダブルウーハーのダクト強化による超低音の音質改善
・スーパーツイターの改善(部品追加)

まだまだバージョンアップするのですかッ!!
本当に凄過ぎです!

コニさんの改良を観て、他の塩ビユーザーさんも改良に力が入るでしょうね!
私管理人もガンプラ作ってないで、あの太管で対抗したくなりました!?

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!

集まれ塩ビ管スピーカー

コニさんの「MGQ+Bass」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
お正月を挟み制作したので和風仕立てにしました。(そう見えますか?)
名付けてMGQ+Bass(MGQプラスバス)


制作意図
・MG850の低音不足を補う事
・MG850の切れの良さ(立ち上がり、立ち下がりの良さ)に合わせた重低音
・その目的の為に金属製コーンの小型ウーファーユニットを使用
・小型の量感不足を補うため片側2個使い
・2本のウーファーのダクトの長さを変え、より広い低域を再生出来るよう
 チューニングして見ました
・エンクロージャーはMGQの外観と整合性を持たせるため円筒形を採用
・ネットワークは100Hzでクロスするようにしました。(ー6dB)
 (ウーファーには12mHのコイル、MG850には100μFのコンデンサー)
・何れチャンネルデバイダーを使いマルチアンプ化の予定
コニさん今年初めてのご投稿は、超ど迫力ですね!!
ユニット:Dayton RS150S-8 4本
エンクロージャー: ボイド管(内径35センチ長さ45センチ)二重にして補強
方式:JSP方式
ダクトチューニング:第1ウーファ(一番下、37Hz)、第2ウーファー(48Hz)


使用材料

バッフル:(MDF18ミリ+18ミリ)
裏蓋:(MDF18ミリプラス12ミリ)
アンカー(デッドマス):ユニットのマグネットに直径10センチ重量8キロ鉛円筒を接着
制振ゲル:ユニットとバッフルの間に厚さ5ミリのソルボセイン(ハードタイプ)を挟む
ユニット取り付け方:MGQと同様にスティールパイプを裏蓋まで伸ばしボルトで締め上げ。
スピーカー置き台:直径6センチの木製丸棒をH型に組み滑り止めを巻く、
            下にはキャスター付き。
確かに和風で渋いですね!
和太鼓みたいです。

この角度からだと、余計ど迫力ですね!!
仕上げ

バッフル:MDFに透明ニス仕上げ
裏蓋:第1ウーファーには上柿渋色人(柿渋の濃色)、第2ウーファーには柿渋
エンクロージャー:上柿渋色人を刷毛でムラ塗り、柿渋を上塗りし木調に仕上げた積もり
スピーカー置き台:柿渋3回塗り
仕上げも完璧ですね!
さすがです!!

先日の関東オフ会会場位の部屋で、ちょうど良いSPかも。

↑クリックすると大きくなります。
f特

普段聴く位置にマイクを置き測定しました。
部屋の広さは10畳(フローリング)+6畳(和室)
スピーカー位置 後ろの壁まで1.5メートル位
ユニットからマイクまでの距離は約2メートル


試聴した感じは以下の通りでした。

・目標としたスピード感、軽快感のある低音には近づいた。
・ただしMG850の歯切れの良さには叶わない。
・実力発揮には手持ちのAVアンプでは無理。
・マルチアンプ化が次の目標。
僕のSPと違って綺麗なグラフですね。
う??ん。聴いてみたいですッ!!


それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!
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投票数:48 平均点:4.79
作成:2007/1/26 0:00:00 コニ   更新:2007/8/20 0:00:00 庶務係   閲覧数:8319
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コメント一覧

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suisyu  投稿日時 2007/8/21 0:04

コニさんの大作。何よりも音を聴きたくて・・・
私もDCX2496を使っております。2WAY,3WAYには簡便で重宝します。
・・・が、どうも家のスピーカーやアンプにはあっけらかんと音はよくでるのですが、あわなくて苦労しております。

周波数グラフは測定位置でころころ変わるのはご経験済みでしょう。
モノ一本でクロスオーバー帯域別に測定してはいかがでしょうか。
レベルは各アンプでどうにでもなるでしょうから・・・

コニ  投稿日時 2007/8/21 0:08

たてちゅうさん
デジタルチャンデバは諸刃の刃です。
一寸した設定変更で凄く音が変えられます。
良く耳を鍛えて掛からないととんでもない方向に行く恐れがあります。
でも楽しいですよ。

コニ  投稿日時 2007/8/21 0:24

地蔵さん
ハハハ・・お見通しですね。
実は低音過多を楽しんでいます、

爽やかな低音なので気にしていませんがバランス的には明らかに低音過多です。
ヒアリングポイントでの計測ですから低域はもう少しダラ下がるのが正解でしょう。
これでも最低域は-48dBで減衰させてます。
50Hz以下の低音の制御の難しさも勉強させてもらいました。
スーパーツイターの秘密兵器が揃った段階で総合的なバランス調整をする予定です。

上京の機会には是非お立ち寄り下さい。
前回とは全く違うDaruma3をお聴き下さい。
お待ちしています。

suisyu  投稿日時 2007/8/21 0:28

毎日新聞日曜版の書評に「ノルゲ」佐伯一麦著 についての三浦氏の文がありました。その一部 
「音楽が時間芸術であるよりもはるかに空間芸術、空間の変容にかかわる芸術であることが示される。人は時間にではなくまず空間に目を澄ますのだ。」とあります。私のオーディオの目標に適用できる文か、と思います。となるとハイエンドへの道しか見えなくなるわけですが、その風狂を抑えているのが、最近入門をはじめた茶道です。「高い名品を」では無く「取り合わせ」を重んじるプワーオーディオの道といえるでしょうか。
さて機会があれば、私のパソコンのジャンク100円スピーカーの低音とコニさんのスピーカーと勝負、勝負。

コニ  投稿日時 2007/8/21 0:47

suisyuさん
なんとなくsuisyuさんの物足りなさ、納得出来ない感じ、理解出来ます。
小生はその淡泊さ(MG850、JSP、デジタルアンプ、デジタルチャンデバ)が気に入ってます。

サインスイープ信号での周波数グラフは、全くのお遊びですね、勿論信用などしていません。
ワーブルトーンで計測すれば少しはマシな様です。

>モノ一本でクロスオーバー帯域別に測定してはいかがでしょうか。
これをこれからやらなければ行けません、
この先はイコライザーが必要になるのですが・・・、
いずれやることになっちゃいますね。

suisyuさんには是非一度聴いて頂き感想をお聞きしたいです。
でもここまで大袈裟になりますと家から持ち出すことは考えられません。
そんな気力、体力は無くなりました。
(装置全部合計すると80キロオーバーになると思いますので。)

コニ  投稿日時 2007/8/21 1:02

suisyuさん
サビ、ワビの世界に通じる宇宙観でしょうか。
先を急ぐ質なのでつい近回りをしてしまいます。
でも、自分で言うのも可笑しいですがこの2年間の進歩は目を見張る物があります。
目覚めましたね、音質に。

SACDを導入してからクラシックを良く聴くようになりました。
スピーカーがオーケストラの音に耐えられる事が前提に有ったとしても良い傾向だと思います。
ついこの間まで退屈と思えたCDに聞き惚れる事度々です。
とても幸せな事です。

いつか勝負したいですね(4発は無しにして下さいね!)

ゆったり人  投稿日時 2007/8/21 1:21

こんばんは。
ついに完成されたのですね、楽しみにしておりました^^
相変わらずのこだわりと仕上げの素晴らしさには感心するばかりです。
私はこれからいろいろシステム強化をしたいところですが、どこもこれからなのである意味楽しみです^^
ますます洗練されている音、いつか機会があれば聴かせてくださいませ。

suisyu  投稿日時 2007/8/21 10:04

小口径フルレンジでシンフォニーなどはどだい無理です。マルチに進まれるのは必然でしょか。
今までの音作りから、コニさんの中高音は想像がつきます。それに土台の低音が支えるのですから、きっと素晴らしい音でしょう。
ただJSPが低音のためだけでなく、中高音にどんな効果を加えているのか非常に興味があります。
私のウーハーも改良を少しずつ重ねて変わってきております。
勝負は初めからついているようなものですが、私は旗を降ろしません。
がんばるぞ!
関西オフ会を開催する時には、耳だけもってご参加ください。
又お会いしたいものです。

コニ  投稿日時 2007/8/21 14:01

ゆったり人さん
お褒めのお言葉をいただきありがとうございます。

時々ブログを覗かせて頂いてます。
相変わらずきれいな写真が多いので感心しています。
チビちゃんの記事もほほえましいですね。

先日、ブログで紹介されていた秋葉の泉橋近くのカレーやさんの前を通りました。
看板を眺めあまりのボリュームに恐れをなし中には入れませんでした。

>私はこれからいろいろシステム強化をしたいところです
年寄りはせっかちで、先が短いので一気に全部揃えちゃいましたが、一つずつ揃えた方が長く楽しめます。
音が良くなっていく過程も実感できると思います。

>いつか機会があれば聴かせてくださいませ。
時々上京されているようですね。
東京からは遠い茅ヶ崎ですが機会を見つけて是非お立ち寄り下さい。
その日が来るのを楽しみにしています。

コニ  投稿日時 2007/8/21 14:16

suisyuさん
>JSPが低音のためだけでなく、中高音にどんな効果を加えているのか非常に興味があります。
普通のバスレフに比べて全く違う低音を出しますので、多分中高音にも良い効果を出しているのではないかと、想像しています。

MGQのダクト3本を塞げば普通のバスレフに、全部塞げば密閉(厳密に言えば無理ですが)になる筈です。
耳の記憶力が良ければ比較は可能でしょうね。
私の場合は瞬時に切り替えられる環境でないと違いの判別は出来ないと思います。

>関西オフ会を開催する時には、耳だけもってご参加ください。
そうですね、また是非参加させて下さい。楽しみにしています。
その時までにもう少し耳を鍛えておきます。

なーお  投稿日時 2007/8/23 23:07

コニさん
膨大なパラーメータの調整だったと推測します、お疲れサマ?でした。 いつかお邪魔して聞かせていただきたいです。

ところで、私はしばらくの間は文科系の活動はお休み中です。
そのうち、suisyuさんの「小口径フルレンジでシンフォニーなどはどだい無理です。」にまだまだ立ち向かって行きたいなあと思ってます(笑)

コニ  投稿日時 2007/8/24 12:28

>なーおさん
DCX2496取説のパラメーター各種設定を読み尻込みしていましたが基本的なところは出来ました。
少しは馴れたので他の機能もいじれそうになってきました。
聴感頼りだけでは追いつかない部分も見えてきました。
より良い音で聴くためにはスピーカーの素性だけでなく聴く人、聴く場所に依る調整が大切と言うことも少し分かりました。
Jazz、クラシック、ボサノバ、男女ボーカル、何でも聴く小生としてはドンシャリ型は全く合いません。
オールマイティ用はスピーカー作りにしろ調整にしろ難しいですね。

お仕事、大変お忙しいようですね。
大変良いことですが、この暑さですからね。体調維持に気を付けて下さい。

>小口径フルレンジでシンフォニー
4月に次作材料揃えてから一向に進みません。
秋口になり少しは涼しくなったら手を付けようと思います。
かわいいミニ2ウェイスピーカーです。次回オフ会迄には間に合わせなくては!

たか   投稿日時 2007/8/25 6:18

コニさん
おひさしぶりです。
おおきいですね、うーんここまでやったんですね、パイプスピーカーの極北ですね是非とも次回オフにはなんとかして連れてきてください。聞いてみたいです。
ではでは

コニ  投稿日時 2007/8/25 15:47

たかさん、ご無沙汰しています。
>おおきいですね
大きいです、でもバラバラに運べるので室内移動は意外に簡単です。

>パイプスピーカーの極北ですね
成り行きに任せたらこんな事になりました。
結果は目指していた音に近いところまで来たように思います。
もっとスッキリ、より爽やかな音を目指したい心境です。

>次回オフにはなんとかして連れてきて
連れってたら、連れて帰らにゃならんでしょ。
それを一人でやるとなると正直気が重いです。
代わりに、それまでにミニの新作を間に合わせ連れて行きます、
それではダメですか?

たか   投稿日時 2007/8/26 7:55

先日、某会でスピーカー測定会がありまして製作中のDOKAN6ボッフルを耐荷重50Kgのカートで運搬しましたが途中で3回転倒してSPネットがボコボコになりましたが、一応音が出ましたが測定結果は一部共振してイマイチでしたがメンバーにはデザインが大ウケでした。!
次の課題が2センチフルレンジユニットでのSP制作ですのでコニさんの新作ミニと競演できそうですね。
ではでは

コニ  投稿日時 2007/8/26 9:24

たかさん

>3回転倒してSPネットがボコボコになりましたが、
 ユニットは無事だったようで良かったですね、縦型塩ビ管SPは安定性が課題の一つです。

>デザインが大ウケでした。!
 豪華、ドラゴン付、何となく夜むき、妖しい雰囲気。

>2センチフルレンジユニット
 多分AuraSounだと推測しますが、小生の次作ミニに似たフレーム?の同社3/4インチチタンドームツイターを使います。
競演楽しみにしています。

コニ  投稿日時 2007/8/27 11:19

suisyuさん
>モノ一本でクロスオーバー帯域別に測定してはいかがでしょうか。
レベルは各アンプでどうにでもなるでしょうから・・・

ワーブルトーンの音源CDを入手したのを機会にやってみました。
左右別々にLow、Mid、Hiと周波数別(20?20kHz)音圧を計りました。
測定器が無いのでベリンガーのコンデンサーマイク+マイクアンプとMyspeakerのリアルタイムアナライザーで音圧を計り、シートに数値を記録、グラフに置き換えました。

マイク位置はリスニングポイントで計らないと効果がないと取説に有りましたのでその通りに設置。
各帯域別のレベル調整はDCX2496の出力GAINで調整しました。
(フライングモールのパワーアンプのボリュームは音質を落とすので直結させてます)

続く

コニ  投稿日時 2007/8/27 11:20

続き

測定結果を見て分かった事
・左右のレベルの差、周波数分布は思ったよりばらつきが少なかった(と言っても5dBの範囲で振れる)
・左側スピーカーがコーナーに近いところに置いてある関係で低域(100Hz以下がふくらむ)がバランスが悪い。
・右のツイターに異常が有るのが判明(分解したところ配線の接触不良)
・データを元にフラットに近づけようと調整しすぎると不自然な音になり、聴くに堪えない。
・しかしデータを取って初めて分かることも多々あり有益。
・最終は耳で確認
・ジャズやオーケストラでは判断しにくい、ジャズはドンシャリに、オーケストラは低音過多、ぼやけた音に成りやすい。(私見です)
・人間の肉声、特に男子の声が調整しやすい、異常が分かりやすい。

今の測定環境でも有る程度までの調整は可能と思いますが、よりきっちり調整するならレベル測定器が1台欲しい。

マルチチャンネルは調整次第で音が激変するので、面白い、怖い、自分を見失う、いろいろな可能性があります。
その意味で測定装置は脱線の歯止めになると思うようになりました。



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