掲載日 初回投稿2006年09月11日
更新2006年09月11日
コニ
低音ブースター
ていおんぶーすたー
x x
正面

JSP

10 (cm)

TangBand

W4-930SC

なし

なし

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画像1

集まれ塩ビ管スピーカー

コニさんの「低音ブースター」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
暫く置き去りのツインタワーにカンフル剤を用意しました。

ある切っ掛けから横浜の(有)木村製作所を知ることになりました。
JSP研究所 http://www.jsplab.jp/ で独自開発のSPも製作されています。
非常にシンプルな構造で重低音の再生が出来るとのふれ込みでしたので
手持ち部材で纏めました。
結果は期待以上の出来で姿・形から 低音ブースター と名付けました。
 
1.全体像です。空気室は約16Lです。
ユニットと反対側のパイプを変えることにより様々な試みが可能です。
勿論ユニット交換も可能です。
今までに作ったパイプの構造は
 ・ストレート(長さ50センチと80センチ)
 ・スパイラル(35センチと40.5センチ)
 ・ダンプラ(50センチ)
 ・今回の低音ブースター
 

おおー!カッコイイ!!
ガンダム世代にはたまらい形ですッ!
2.低音ブースターと名付けました。
VP規格TS150のソケットに繋ぎ用の塩ビ管が付いてます。
(外れないのでそのまま利用しました)
 

ガンタンクの腕にそっくりですね!!
3.ダクトをはめ込む部品です。40×30のインクリーザーです。
長さの違うダクトを簡単に抜き差し出来ます。

カッコイイ!!
4.ダクトは塩ビ管の規格VP30を使用。外径38ミリ、内径31ミリです。
長さ30、20、15、10センチの4種類準備するつもりでした。

先日までは20センチ、30センチダクトで聴いていましたが、
木村様のアドバイスにより一番短い15センチに変えて見ました。
計算上は62Hzで共振させることになります。

使用ユニットはTangBand社の10センチフルレンジW4-930SCです。
15センチダクトに交換してから、能率が格段に良くなりました。
吸音材は殆ど使用していません。
戸澤式レゾネーターを一つベースボックスに入れているだけです。
 
以上の結果ですが低音がクリアになっただけでなく、
重低音の雰囲気が出てきました。
それも歯切れの良い音で、このユニットの気にくわないところの下品な高音も
緩和された様に思われます。

次回オフ会で皆様に聴いて頂き、ご意見お聞きしたいと考えております。

この形はマルチダクトですかね?
製作も簡単そうでお手軽チューンとして良さそうです!
聴いてみたいです!!

それではまた改良や新作製作されましたらご投稿下さいませ。
ブログにも遠慮なくコメントして下さい!
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作成:2006/9/11 0:00:00 コニ   閲覧数:6648
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コメント一覧

投稿ツリー


コニ  投稿日時 2006/9/11 22:03

管理人さん
早速UPしていただきありがとうございます。
ガンタンク教えて頂き始めて知りました。よく似てますね。

この方式色々活用できそうです。
・太管を利用して横置きで作る
・縦置きにして中心にパイプを立て頭にユニット載せる
・この方式でダブルウーファーにしたら凄いことになりそうです。
基本的なお約束事を守れば簡単に出来ますのでトライしてみて下さい。
JSP研究所のホームページにヒントや図解が載ってます。

管理人   投稿日時 2006/9/12 7:54

>コニさん
自作は是非ガンダムでお願いします。(笑)

確かに色々と応用がききそうで良いですネ!

suisyu  投稿日時 2006/9/12 19:10

うーん!
久しぶりに興奮しました。
音を聴いてみたい。

コニ  投稿日時 2006/9/12 23:37

>suisyuさん
正直小生も手詰まり感が強かったのですが霧が晴れた思いです。
シンプルで効果が目に見えて、イヤ耳に聴こえて確認できました。
暫くこの方式にはまりそうです。
開発者の木村さんも円形のエンクロージャ、例えば樽のようなもので試してみようかな、と思われていたようです。
塩ビ管、乃至はアクリ太管で作る予定を話したところ是非結果報告して下さいとの事でした。
この記事をお読み頂いた皆様も是非トライしてみて下さい。

長野   投稿日時 2006/9/13 13:24

コニさんの新作は、コエフさんの「出口を絞ったバックロード
に近いのかな???と思ったのですが
(www1.kcn.ne.jp)
これをみると凸凹しながら50Hzまでしかでてませんね。
特性にピークディップがどのくらいあるか興味津々です。
マルチのポートで補完しあうので案外小さいのではと。

コニ  投稿日時 2006/9/15 22:48

先週の日曜日でしたがJSP研究所の木村様の所に持ち込み低音特性を計測して頂きました。
50Hz以下まで80dB以上出ていましたので驚きました。
相当変わった特性を示していたようで木村様さかんに頭を捻っておられました。
80Hz辺りにピークが見られ101dBを示しました。
形が変なので特性も変なのでしょうね。
でも音は非常にクリアで歯切れが良いので満足しています。

なーお  投稿日時 2006/9/16 0:43

コニさん
私なりに、この方式がなぜ普通のバスレフより広範囲な低域増強に寄与するのかを推測してみました。
各ダクトの単独共振周波数付近では、通常のバスレフと同様に各々別個に共振するのですが、 これがユニット周囲に4本配置だと、もっと低い周波数では回り込みの影響が大きいので、各ダクト前面の広い範囲の空気を巻き込んで共振しているのではないかな、なんて考えています。 ダクトの共振周波数の式の元となる考え方は、ダクト入口(スロート)断面積に対するダクト内空気重量で決まりますので、同じ断面積で多くの空気を振動させれば振動周波数が低くなりますよね。
そうなれば問題はその特性が、ダクト間の距離やら色んなパラメータが絡んできそうですので、事前に設計するのは至難の技ですよね (^^;; 

3D-スパイラルもダクト共振周波数以下の広い範囲まで低域増強しますが、そのメカニズムはまだ完全に解明されていないと思っていまして、一方でこの方式は何となく上記のような感じかと勝手に思っています。 皆さんどう思います?

コニ  投稿日時 2006/9/16 12:19

なーおさん
難しい専門的なことは理解できない小生ですが、なーおさんの考察は木村さんの考え方に共通するものが有りそうです。
彼は低域のエネルギーを根こそぎ使いまくろうと、表現しています。
確かに開発されてから日も浅く、十分に多くの方に解析されていない部分が多く試行錯誤の段階だと思います。
トライ&エラーでいろいろやってみる積もりです。
次回はユニットの廻りに4本以上のダクトを配列したものに挑戦します。
当然円筒形のエンクロージャーになます。
未知の音、未知の特性、楽しみ、夢が膨らみます。

JSPのホームページに「集まれ塩ビ管」の紹介記事が載りました。

モーレア  投稿日時 2006/9/16 22:44

スピーカーの理論はまだまだ開発途上なんですね。
シンプルな構造で音がいいというのは、私の理想とするところなので、是非ともJSP方式を自分の耳で試してみたく、構想を練っているところです。

その分、TD方式の追求がおろそかになっています。我ながら移り気で困ります(^^;

コニ  投稿日時 2006/9/17 10:13

アンプやプレーヤーに比べるとスピーカーやカートリッジは基本的な部分は余り変わっていませんよね。
特性的には兎も角、一番聴いて変化が分かり易いのがスピーカーで、素人にも手が出せる分野です。
デジタルと違いアナログの世界は高級で奥が深いので色々な意味で長続きします。

モーレア  投稿日時 2006/9/19 22:16

アンプもプレーヤーもデジタルになりましたが、スピーカーがデジタルになる時代はくるのでしょうか。空気振動をデジタルで作り出せれば画期的ですね。

コニ  投稿日時 2006/9/20 11:33

いずれ出来る時が来るのでしょうか。
チップで音質が決まってしまうのも味気ない気もしますが、肝心の音が良ければいいか。
何を使って空気を振動させるか、でしょうね。

長野   投稿日時 2006/9/21 12:05

空気を振動させる「音」にするのなら最後は必ずアナログになりますよね。 電気的に脳に刺激を与えるのなら最後までデジタルでイケる
かも (^^;  SFの世界。

そうなるとオーディオもクソもないですね。

コニ  投稿日時 2006/9/24 0:36

デジタルプレイヤー、デジタルアンプは有りますがデジタルスピーカーって聞いたことないですね。有りますか?
聞く、見る、触る、自然界はアナログなのでデジタル化は、難しいのか、不要なのか、害があるのか、どうなんでしょうか。
ヴァーチャルリアリティってデジタルの世界なのですか?

泥山田   投稿日時 2006/9/29 22:35

4本からさらに細かく分断して増やしたのがプラ段ダクト、という仮説はいかがでしょうか?

コニ  投稿日時 2006/9/29 23:55

低音ブースターの位置にVU100の50センチ長のパイプに段プラをギッシリ詰め込み音を出したことがあります。
全く違う性格の音でした。素直ですが低音が伸びるでもなく何か物足りないやせた音でした。
詳しいことは良く分かりませんが、全く違う性質の音でしたので動作原理は違うような気がします。
因みに今までにこのベースボックスで試した方式は次の通りです。
好みに合わなかった順に書きますと
ダブルバスレフ(能率が落ち、低音が出なくなり、中高音も冴えない)
・段プラ(50センチ・音が妙に大人しくなってしまい魅力なし)
・ストレートパイプ(50センチ&80センチ・・50センチの方がマシだが筒臭さが抜けない)
スパイラル(40.5センチ・・低音から高音までバランスがとても良い)
低音ブースター(10センチユニットとは思えない質の良い低音と全体の音の解像度の良さ、臨場感最高)
とまぁ、こんな感じです。
(あくまで独断と偏見の個人的見解です)



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