対象モジュール | 作品データ |
件名 | 低音ブースター |
要旨 |
コニさん
私なりに、この方式がなぜ普通のバスレフより広範囲な低域増強に寄与するのかを推測してみました。
各ダクトの単独共振周波数付近では、通常のバスレフと同様に各々別個に共振するのですが、 これがユニット周囲に4本配置だと、もっと低い周波数では回り込みの影響が大きいので、各ダクト前面の広い範囲の空気を巻き込んで共振しているのではないかな、なんて考えています。 ダクトの共振周波数の式の元となる考え方は、ダクト入口(スロート)断面積に対するダクト内空気重量で決まりますので、同じ断面積で多くの空気を振動させれば振動周波数が低くなりますよね。
そうなれば問題はその特性が、ダクト間の距離やら色んなパラメータが絡んできそうですので、事前に設計するのは至難の技ですよね (^^;;
3D-スパイラルもダクト共振周波数以下の広い範囲まで低域増強しますが、そのメカニズムはまだ完全に解明されていないと思っていまして、一方でこの方式は何となく上記のような感じかと勝手に思っています。 皆さんどう思います?