Re^11:車載用のウーハの自作について

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なし Re^11:車載用のウーハの自作について

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2005/2/18 11:54
m_sagami 

次にMさんのご質問に関して。
共鳴管の共振のピークは、管の太さに依存します。これはバスレフのポートや、もっといえば管楽器全般と同じ理屈です。チューバでもトランペットの音域の音は出せますが、痩せてキツい印象の音になります。
太い管を使うほどピークが鋭くなり、ピンポイントで共振します。細いとピークは潰れますが、前後の周波数にも影響し、ボワボワした音になりがちのようです。私も実験の準備段階で、はっきりとはいえないのですが、管の断面積はだいたい振動板面積のx1?x3くらいが目安だと思っています。(長岡氏の文献にも出ています。)

逆に、音道の断面積を振動板面積より小さくするとロードがかかり、本来の動作からは外れます。末広がりにすればホーン、末すぼみにすればTLS(トランスミッションライン:PMCが有名・Nautilusチューブも?)となります。ロクハン(6.5inch=16cm)2本といえば20cm級、VU65の断面積を38cm^2とすると、バックロードのスロートより絞ることになります。1本でも振動板面積130cm^2に対して僅かに30%の音道面積ですから、かなり無理があるように思います。

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