一方、共鳴管は音響迷路としても動作しますので、2Lに相当する波長にピークができ、Lの波長でディップになります(Lで逆相・2Lで同相)。したがって、85Hzが約3dB上昇、170Hzで3dBのディップという感じになるでしょう。(計算方法の基本は上記と同じ。)
したがって、周波数特性は、
14Hz∩ 42.5Hz∪ 82Hz∪ 85Hz∩ 126Hz∩ 170Hz∪ 210Hz∩
という感じになると思います。80?90Hzは共鳴管としてのディップと迷路としてのピークがほぼ重なるため、小さめのピークになると思われます。ただし、聴感上「筒臭い」感じは消えないと思います。(共鳴管としてのピークの方が鋭いため。)