掲載日 初回投稿2005年12月28日
更新2006年01月05日
コニ
ツインタワー
ついんたわー
x x
正面
10 (cm)

TangBand

W4-930SC

なし

なし

自己評価
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画像1

集まれ塩ビ管スピーカー

コニさんのツインタワー改良 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
オフ会に出品した時には手つかずのベースボックス内部とパイプ内に
多少手を加えました。

行った対策とその結果は次のようなものです。
1.出口側長さ80センチパイプテスト(パンチカーペット)
2.バスレフ、ダブルバスレフ化
3.ホーン(ラッパ)の自作
4.スパイラルホーンにチャレンジ
5.パイプ用レゾネータの自作

あのツインタワーが更に進化したのですね!
コニさんのコメントが細かく説明してありますので、
管理人のコメントいらないですね!
結果
1.80センチパイプ
なぜか長さ50センチパイプの方が低音、全体のバランスが良い。
80センチパイプは筒臭さが強調され、思わしくなかった。(意外な結果)
2.バスレフ・ダブルバスレフ
能率が極端に落ち、低音が出なくなり、中興音も濁り、全体に詰まった音になり失敗。
(かなり入念に計算後、ポート長、径を決めたのに、この結果に納得がいかない)
3.出口ホーン
それなりの効果あり。
4.スパイラルホーン
オリジナルがかなりのレベルだったせいか、特別低音が出るようには感じなかったが
低音部が締まり、全体に非常にクリアな音になりました。
5.レゾネーター
コイズミ無線で戸澤式吸音レゾネーターなるものを10個求めベースボックスとパイプに
押し込めたところ効果が認められました。(なんとなくすっきりした感じ)
オリジナルは三角形でパイプ向きでないので障子紙の余りで自作しました。
TAKENAKA氏のHPを参考にさせて頂きました。
外管・・VP100 長さ325ミリ
内管・・VP16 長さ325ミリ
出来るだけHPの注意点を忠実に守り作りました。
らせん体を外管に挿入する作業が大変と覚悟していましたが意外にあっさり収まりました。
潤滑剤の役目のエポキシ樹脂をたっぷり塗ったのが効いたのでしょうか。
コニシのボンドEセットを片側1本づつ流し込みましたのでガチガチに固定されています。
オフ会で音の出口にホーンを付けると効果がある事が判りましたので自作しました。
中学生の頃ボール紙で天体望遠鏡の筒を作った事を思い出しながら作業しました。
東急ハンズで求めた0.6ミリ厚のボール紙を3枚接着剤で貼り合わせてあります。
VU100を4センチ長に切り取り付けてあります。
仕上げはスプレー塗料を吹き付けました。
予定ではその上からエポキシ樹脂で固める積もりでしたが充分堅いので省略。
ソケットを介し着脱自由にしました。
(ソケットは切りつめて短くしないと良くないのかも知れない)
効果の認められたレゾネーターをパイプ用に自作しました。
オリジナルは三角形なのでVU100のパイプには納めにくく、
無理矢理押し込むと裂けて破れてしまいました。
余って転がっていた障子紙の廃材利用です。
作り方は
1.一作目の失敗作のVU75管に巻き付け紙筒を作ります
  (小生は高さ10センチにしました)
2.フタとしてVU75の直径より5?10ミリ大きめの円形に切り抜き、
  廻りを2?3ミリ置きに切り込みを入れのりしろとします。
3.切り込み部分に木工用ボンドを塗り、先ほどの紙筒にかぶせます。
  (VU75管に取り付けたまま)
4.その上からソケットか100×75インクリーザーを差し込み押さえます。
  するときれいなフタつきの円筒形が出来ます。
  2つ作り上下はめ込むと写真の様な筒が完成です。
5.用途に合わせて上下すると長さ(容積)が自由に調整可能です。

改良というよりも新作が出来たような感じですね!凄いです!!

それではまた改良や新作製作されましたら、ご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメント宜しくお願い致します。

集まれ塩ビ管スピーカー

コニさんの新作塩ビ管スピーカー
「ツインタワー」
コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
東京オフ会に合わせて急遽制作した作品です。
オフ会当日の昼頃完成し何とか間に合いました。
今回のテーマは
1.コンパクトで持ち運び可能なスタイル
2.パイプ長を抑える事
3.前向きタイムドメイン式にチャレンジ
4.10センチユニットの採用
5.塩ビ管に再チャレンジ(リベンジ→処女作の塩ビ管SP(8月up)が散々の出来だったのです)

以上のコンセプトを念頭に思案した結果チーズ管をH型に繋ぎU字型に音道を
作ればパイプの長さを低く抑えられる事に気がつきました。
多少デザインを考え写真のような形になりました。
ユニットはTang BandのW4-930SCです。
パイプが2本立ったので「ツインタワー」と名付けました。

過日は大変お世話になりました。
楽しかったですね!またやりましょう!!


写真でもそうですが、実際に見ても凄く丁寧に作ってあり
カッコいいスピーカーでした!
もちろん音も凄く良かったです!!
ユニット、パイプを外してまとめた様子です。
旅行用のスーツケースに収まります。
シルバーのパイプの長さは40センチ、黒は50センチです。
パイプ内部は薄いパンチカーペットを巻いただけです。

かなりコンパクトになりますね!

ユニットが収まっているヘッドの中の構造と部品です。

左から
1.Tang Band W4-930SCとステンレスポール(中に鉛粒入り)
2.スーパーゲル・リング(透明でとても柔らかい)
3.チーズ管(内側、外側全面に鉛テープを貼り制振)
4.ユニットの振動を筐体に伝えないためと長さ調整のためのシリコンリング
5.ポールの振動をアクリル円板に伝えない為のゲル
(ソルボセイン・ソフトタイプ5ミリ厚とゲル保護のためのワッシャー)
6.アクリル円板(5ミリ厚)
7.ゲル、ワッシャー
8.このボルトをステンレスポールにねじ込み締め上げる
(結果的に5?10キロ位のアンカーを抱かせた効果があると考えました
左上写真はクリックすると大きくなります。

細かい所まで丁寧に作ってありました!
ヘッドの前向きタイムドメイン方式と共に一番工夫した部分です。
100×100のチーズ管をVU100でH型に繋げ左から入った音が
右側にU字に抜ける(逆も可)ようになっています。

結果的に空気室の容量アップにつながり高さを抑える以上のメリットが有りました。
この部分の容量を水を入れて計ったところ5.6リットル入りました。
チーズ管内部は鉛テープを全面に隈無く貼り付けました。この作業に手間を掛けてます。
底はMDF板で塞ぎスタンドとしています。
内部には安定を良くする事と制振の為鉛粒を布袋に入れ
片側に2つ(約2キロ)入れてであります。
外側はアルミ薄板(0.3ミリ)で被い、その上に幅10センチの鉛テープを2段巻き付けました。
見えない所まで手抜きが無くさすがです!!
このボックスは、色々な形のスピーカーに使えそうで良いですね!
現在はエージングも進み更に音が良くなってきたとの事です。
凄いですネ!

それではまた改良や新作製作されましたら、ご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメント宜しくお願い致します。
プリンタ用画面
投票数:53 平均点:5.47
作成:2005/12/28 0:00:00 コニ   更新:2006/1/5 0:00:00 庶務係   閲覧数:4353
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コメント一覧

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長野   投稿日時 2006/1/7 18:45

大変手のこんだ工作で感服いたしました。
3,4種類の方式を同時に挙行したことも感服いたしました。
長けりゃいいってもんじゃないですね パイプは (A^_^;
自作ホーンですが、急激に開きすぎではないかとも
思えますが。。。。この画像に触発されまして
イクスポネーシャルホーンの自作方法を考案中です。
結構算数が難しいです。

コニ  投稿日時 2006/1/7 23:04

>長野さん
ホーンの開き具合ですが、実は適当に作りました。計算式を知りませんでしたし取り敢えず作ってみたというのが実態です。
比較的簡単に作れるので、開き、長さなど違うものを幾つか作るつもりです。
求めたボール紙が可成り大きいので継ぎ目なしで1メートル位までは作れそうです。

長野   投稿日時 2006/1/9 12:41

ホーンの形ですが、楽器、特に金管楽器が究極の形を
してます。低音を狙うならチューバの形でしょうねぇ。
しかし、あれはでかい (^^;

中古のチューバはいくらくらいするか調べましたら
安くても40万円、平気で100万円します。



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