掲載日 初回投稿2008年07月15日
更新2008年07月15日
Naitou
ペンギン
x x
正面

JSP

10 (cm)

Fostex

FE103E

なし

なし

自己評価
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画像1

集まれ塩ビ管スピーカー

Naitouさんの「ペンギン」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
JSP方式による高速重低音再生を目指し、
省設置面積の縦置きタイプ塩ビ管スピーカーを作りました。

形状の連想から「ペンギン」と命名しました。
これはなかなかおしゃれで、可愛いスピーカーですね!
(配色がνガンダム風でカッコイイ!!)

後ろにずらりと並んだJSP方式のスピーカーも凄いですね!!
JSP方式スピーカーで縦長型とした場合、
音軸が垂直方向を向くことから、上向きの音をそのまま横から、
あるいは音を反射板等により水平方向に拡散させて聴くこととなります。

このような部屋の反射音を強調した音場感豊かな無指向性スピーカーも
大変魅力的ですが、今回は音の明瞭度確保をねらい、
バッフル板を45度傾斜させ、さらにスピーカーユニット45度のエルボを用いて
バッフル板に取り付けることにより、2段階で音軸を90度曲げ、
スピーカーユニット(FOSTEX FE103E)の正面で音を聴くようにしてみました。

また、ダクト内部で共振した低周波は裏板に取り付けたダクト
(直径4cm長さ40cm、4本)から床面に放出させるようにしました。

スピーカーの本体は直径20cmの塩ビ管を用いています。

床面放出した方が癖が少なくなって良いのかも?
斜め切りの技術も凄いですね!!
塩ビ管を45度斜にカットする作業は、
写真のようなジグを作り実施しました。
 
しかし、この形では標準型JSP方式に比して次のような相違点があり、
JSP方式スピーカーとして正常な動作が得られるか否か、
懸念されたところです。
・バッフル板は裏板に対し45度傾斜
・スピーカーユニットはバッフル板に対し45度傾斜
・バッフル板でなく、裏板(底部)にダクトを設置
・サイコロ形に近い四角柱でなく、細長い円筒型
(直径20cm、平均長さ65cm)
なるほど?こういう器具も作っちゃったのですか!!
これがあれば綺麗に斜めに切れそうですね。

相違点について、ブログに御本家からコメントあるといいですね!

↑クリックすると大きくなります。
さて、音出しの結果は・・・・

スピード感のある低音がしっかりと出ており、
JSP研究所ホームページ「自作へのヒント」に記載されているように、
ダクトの共振周波数近くの低音が再生された時にダクトの出口を覆った
ティシュペーパー4枚が同様に揺れましたので・・・・
たぶん成功かと思います。
相変わらず綺麗な特性ですね!
JSP方式も無事成功ようで良かったですね!!

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さいませ。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいネ!
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作成:2008/7/15 0:00:00 自動登録   閲覧数:5423
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コメント一覧

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mrt   投稿日時 2008/7/15 19:51

いつもながら塩ビと木材との融合・・、うまいですよね!
斜め切り・・? 何時かは、やりたいと思いつつ考えるだけで手を出せないのですが。 このデサインもいいですね!!

コニ  投稿日時 2008/7/15 21:24

とても纏まりの良い作品で感心しました。
ネーミングもぴったりでヨチヨチ寄ってきそうです。
JR東日本が飛びついて来そうですね、音も聴いてみたいです、
JSPファンとしては後ろに写っている大型JSPが凄く気になります。

地蔵  投稿日時 2008/7/15 23:19

いつも感心するのですが、出来栄えがすばらしいです。
実物を見てみたいなー。
音も聞いてみたいなー。

108   投稿日時 2008/7/16 10:25

デザインのセンス、特性のフラットさ脱帽です
高度な製作技術と豊富な経験が生かされてますね
きっと音も良いんだろうな?

Naitou   投稿日時 2008/7/18 9:50

mrtさん、コメント有り難うございます。
ペンギン」へのお褒めの言葉有り難うございます。フリーハンドでの斜め切りは難しいので、ジグをつくり、やっと切ることが出来ました。

Naitou   投稿日時 2008/7/18 9:51

コニさん、コメント有り難うございます。後ろのJSP、両脇は20cmフルレンジ付き45cm角です。低域は豊かで、サブウーファーは不要です。真ん中は30cmウファー付き60cm角です。YAMAHA NS1000Mのウーファーをつけました。サブウーファーとして3D方式で使っています。クロスオーバーは約80hz。オルガンの15hzの低音を楽しんでいます。

Naitou   投稿日時 2008/7/18 9:58

地蔵さん、コメント有り難うございます。
「人は見た目が9割」というベストセラーがありますが、「スピーカーは見た目が?割」
なのでしょうか。BGMは別としてCD等で音楽を聴くときはスピーカーと相対している場合が多いので重要な要素の一つと思われますが。

Naitou   投稿日時 2008/7/18 9:59

108さん、コメント有り難うございます。
身に余るご感想、「ペンギン」も穴があったら入ってしまいそうです。それにしてもJSP方式は素晴らしいですね。すっかり惚れ込んでいます。

モーレア  投稿日時 2008/7/19 12:23

すばらしいデザインですね。
私もダクトを底の部分に付けてみたいと思いつつ、もしかしてダメだったらという懸念を持っていたのですが、Naitouさんの結果を知って安心しました。JSPはかなり自由度がありそうで、面白いです。

toro   投稿日時 2008/7/21 12:09

JSP方式という事でこちらを見つけました。ペンギンさんは、FE103Eのみ使用のようですがこれだけで25Hzまで出るのでしょうか。JSPはどしても低域を延ばすと大型になるようですが、この円筒型でこの大きさで25Hzまで出るなら作って見たいです。

Naitou   投稿日時 2008/7/22 9:05

モーレアさん、コメント有り難うございます。
JSP方式の素晴らしさは、所謂エンクロージャー形態の常識を覆しているところにも有るように想います。従来は、エンクロージャーは縦横高さが異なっているのがよく、サイコロ形はもってのほかでバッフルが正方形もよくない、ユニットの取り付け位置はオフセンターさせるのが常識とされていたわけですから。このようなJSP方式がどのような自由度を持っているのか私も興味のあるところで、今後いろいろと試してみたいものです。

Naitou   投稿日時 2008/7/22 9:17

toroさん、コメント有り難うございます。
JSP研究所ホームページ「自作へのヒント」にあるダクトの共振周波数の概略計算で計算したところ、「ペンギン」では40Hzとでました。低音成分の十分入ったオルガン曲を
鳴らしてみても、20Hzはともかく、低域にそれほど不満は感じませんでした。

toro   投稿日時 2008/7/22 14:59

Naitouさん、ご回答ありがとうございます。一般のJSPよりコンパクトそうだったのでSWとしての作成を考えておりました。

りんだ   投稿日時 2008/7/25 22:39

Naitouさま はじめまして。昨年紙巻スピーカーを投稿しましたりんだです。素晴らしいスピーカーに投稿されて以来 目を奪われています。作ってみたいのですが、私は、FE166Eで角型スパイラルを作り上げたばかり!ゆえ、すぐもう一台というわけには行きません。塩ビ管SP未経験者につきお教えいただきたいことがあります。ペンギンVU管ですかそれともVP管ですか?

Naitou   投稿日時 2008/7/26 22:24

りんださんコメント有り難うございます。
ペンギン」に用いた塩ビ管はダイニビニルパイプのLP210です。価格が安いことが第一ですが、3mm厚ということで振動を利用した音づくりの期待もこめて使用してみました。

masa   投稿日時 2008/8/21 13:04

いつも興味深く拝見しております。
塩ビ管スピーカーを作ろうかどうしようか迷っているものです。
Naitouさんのペンギンを見て、ぜひ自分でも自作してみたいと
思いました。
が、いかんせん初めてなもので、まずは見よう見まねがしたいと
思い、不躾ながら設計図があれば公表いただけないものかと
思い、書き込みをした次第です。
ご検討のほどよろしくお願いします。
今後も期待しております!!

Naitou   投稿日時 2008/8/22 14:20

masaさん、コメント有り難うございました。
ペンギンに関して、頭の中のイメージと現物合わせでつくりましたのでしっかりした設計図は作っていません。急きょ、ポンチ絵程度の組み立て図を書きましたのでお送りしたく思います。もしよろしければメールアドレスお知らせ下さい。当方msj01001@nifty.ne.jpです。



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