掲載日 初回投稿2006年05月04日
更新2006年05月04日
モーレア
モーレアTLS/TB
もーれあてぃーえるえすてぃーびー
x x
上面

TLS

その他

08 (cm)

TangBand

W3-582SB

なし

なし

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画像1

集まれ塩ビ管スピーカー

モーレアさんの新作塩ビ管スピーカー「モーレアTLS」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)

上野のミニオフで長野さんのTLSに衝撃を受け、私もTLSに挑戦してみました。
といっても、TLSのなんたるかも理解せず、
逆ホーンで音の出口を上に持って行けばいいのだ、という単純な発想です

以前に作った「モーレア二号逆トリプルパイプ」も逆ホーン型ですが、
三重管構造になっていて、スピーカー背面からの音が、底から外にでます。
一方、今回作ったTLSは二重管構造で、音の出口が上になります。

音の出口をどのように作るかが設計上のポイントです。
最初は長野さんのTLSと違う形を追求したのですが、
いろいろやっている間に、同じ形になってしまいました。
いうなれば長野さんTLSの手抜きバージョンです。

構造の詳細については、私のホームページに掲載していますので、
そちらを参照下さい。

試聴には、ブロンバーグのダウンライトアップライトを使いました。
ウッドベースの音がズンズンと体に響きます。
よく聴く寺井尚子のJazz Waltzも、バイオリンの背後で鳴るベースが気持ちよく聞こえます。
本当にいいですTLS。
先日は遅くまでお世話になりました。m(__)m
飲み会がすっかりオフ会になっちゃいましたね!

長野さんのTLSは音良かったですよね!
僕のトーチは惨敗でした。(ToT)

モーレアさん!早速作っちゃったのですね!!
やはり低音が出ますか?凄い!

↑↓クリックすると大きくなります。

私の感覚だけでは客観性がないので、周波数特性も測ってみました。
「モーレア二号逆トリプルパイプ」との比較です。
ここで使っているユニットをバッフルごと流用しているので、
ユニットは物理的に同じ物です。

測定の結果、やはりTLSの方が低音がよく出ています。
もちろん、トリプルパイプでも基本的な構造は同じなので低音が出ているのですが、
出口が底にあるというのが問題なのかもしれません。

TLSの構造はシンプルで作りやすい上、底に隙間を作らなくていいので、
自立させるのも簡単です。みなさん、お勧めですよ。

追伸:今回は白黒の塗装にしてクールにイメチェンを図りました。
出口が上の方が良いのですか!
確かにこのタイプのTLSはの作りやすそうですね。
これからこのタイプのご投稿が増えそうです。

それではまた改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントお願い致します。
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投票数:35 平均点:4.00
作成:2006/5/4 0:00:00 モーレア   閲覧数:2351
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コメント一覧

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地蔵  投稿日時 2006/5/4 20:06

>モーレアさん
モーレアTLSかっこいいです。
ホームページも拝見しました。
写真入りの詳しい説明で分かりやすかったです。
ところで、ユニットインクリーザーの接合部分はどのようにされているのですが?
また仮想グランドは採用されていますか?
それと、これはあくまでも私見ですが、測定結果グラフの低音部分が、実際よりも少しレベルダウンして表示されているような気がします。
前回、オフ会でお聞かせいただいた、モーレア三重管より、低音が出ているとのご感想をお持ちで、かつブロンバーグのダウンライトアップライトの低音がずんずん響いているとのことですから、30Hz?50Hzあたりに山があってもよさそうだという気がします。
測定されたマイクの感度の影響だと思いますが、実際にはグラフより、もっと低音が出ているのではないかと思います。
間違っていたらすみません。

モーレア  投稿日時 2006/5/4 20:32

地蔵さん、早速のコメント有り難うございます。

ユニットインクリーザーの取付ですが、
1.MDFをドーナツ状に切り出し、それにユニットをネジ止めする。
2.ドーナツの周りと下にスポンジテープを貼る。
3.インクリーザーの内面にウレタンテープ(厚さ10mm位のもの)を一周、貼り付ける。
4.その上にユニットを取り付けたMDFドーナツを載せる。
という具合です。
これ、私の標準の取り付けかたです。ドーナツを作るのは面倒ですが、一度作ってしまうと、後はスポンジテープをインクリーザー内面に貼り付けるだけですから、流用が簡単です。

仮想グランドというほどではないですが、ユニットの磁石に鉛の円盤(コイズミ無線で買った物)を両面テープで貼り付けています。

F特ですが、マイクをどこに設置するかでずいぶんグラフが変わってくるようです。スピーカーを部屋のどこに置くかでも変わるので、どこまで信じていいのか分かりません。マイクも安物ですし。

また次の機会に是非聴いて頂きたいと思います。でも30Hzは出ていないと思います。精々50Hzでしょうね。

地蔵  投稿日時 2006/5/4 20:43

>モーレアさん
丁寧な説明ありがとうございます。
ぜひ一度聴いてみたいです。
それから私もTLSをもっと勉強してみます。

エリック  投稿日時 2006/5/4 21:13

>モレアさん 早速TLSのアップですね。外観は凄くシンプルで色も脱モーレア色ですか?格好いいです。TLSについては本家のSpeakerWorkshop でもチェックをさせていただきましたが設計通りの低音までクリアー出来そうですね。ここは一つ真似をさせていただかねばなりません。宜しいでしょうか?
一つ質問させてください。TLSの場合は徹底して吸音を施すようですがダンプラでも同じような吸音効果が得られるのでしょうか?

エリック  投稿日時 2006/5/4 21:21

>モーレア様 スピーカーはDAITO F66A-60、コイズミで860円ですか?最高のコストパフォーマンスに再度驚きです。これで30Hz?が出ればTimeDomain、波動スピーカー、ボーズのM3の形無しですね。コントラバス・マリンバに付いてもコメントをお願いします。

古澤   投稿日時 2006/5/5 10:00

TLSの魅力に虜になってしまいそうですね。
ところで、モーレアさんのホームページを拝見しましたが、管内の吸音はどのようにされているのでしょうか?
僕はスロート(管が細くなる部分)よりユニット側は廃布団綿を詰め込んでいます。管は殆ど塞がっています。
こうすることで低音の下限が下がる様な気がします。
管長1.4mだと1/4波長の考え方(これが成立すると仮定しています)では60Hz程度ですが、管内でしっかり減衰させると45Hz程度まで下がると予想できます。経験則ですが、1/4波長の考え方×0.75(Hz)です。

doroyamada   投稿日時 2006/5/5 16:06

エリックさんへ
 ユニット交換したって書いてはりますよ。TangBandのW3-582SB。

エリック  投稿日時 2006/5/5 20:40

>doroyamadaさん ご指摘有り難うございます。HPで確認しました、やはりTangBandのW3-582SBでした。モーレア様大変失礼しました。

長野   投稿日時 2006/5/5 22:04

モーレヤさん すばやいですね!
赤と白のいままでとちがいますね、これもまたシックで落ち着いた感じ。
私も作って音がでるまでTLSではあまり低音は出ないだろうと
おもっていたのですが、最初になったときは衝撃的でした。
W3-582SB というと外見がRIT-80とよく似てますね。
共通設計が多そう。

モーレア  投稿日時 2006/5/5 23:09

エリックさん
doroyamadaさん御指摘のように、ユニットはTB W3-582SB 1950円に換えました。それでも安物には違いないですね(^^;

>古澤さん
内管の入り口にダンプラを入れ、その上(ユニットとの間)に吸音材(金魚用ウール)を入れています。また内管下部とキャップ、外管の下から1/3位のところに、やはり吸音材を入れました。これを入れないと、周波数特性で波がでます。つまり管鳴りがするようです。全体に詰め込むまではやっていません。

>皆さん
今日、このスピーカーを持って、無謀にもジェンセン38cm同軸2wayと勝負してきました!結果?もちろん話にならず惨敗(--;

実はこの友人宅で蓄音機(ビクトローラ・クレデンザ)を聴かせてもらいました。始めてだったのですが、すごいですね。木製ホーンですが、折り返し構造になっています。電源無しでここまでなるのですから、似たようなホーンを塩ビ管で作って、小さなドライバーかスピーカーを取り付けるとすごい音になるのでは、と空想しています。

マエストロ   投稿日時 2006/5/6 9:53

モーレア様。お久しぶりです!さすが、すばやいですね!!2重管でもこちらのほうが低音を稼ぎますか。。TLSというのはすごいですね。。私はこちらは原理を理解していませんで、ちょっとわかりません。私の3重管の最初は「ノーチラス」+「yoshii9」がコンセプトだったので逆バックロードで吸音材をバリバリかませていましたが、逆バックロードは吸音材の調整が難しいようで、入れる材質、入れる量などでずいぶん雰囲気が変わります。ダンプラはその過程の初期に試しましたが、前述のように勢いがなくなる気がして断念。。現在も吸音材に苦しんでいます。。私も2重管、上からの音だし試してみようかと思います。今回の黒もしまった雰囲気でいいですね!!

モーレア  投稿日時 2006/5/6 10:56

>マエストロさん
私も原理は全く分かっておりません。逆バックロードと仕組みは同じなので、同じように低音が出ておかしくないはずなんですが。。
断面積を狭くしていくカーブ、吸音材、音の出口の位置、全体の長さ、などパラメータがたくさんあり過ぎて、何が効いているのかよくわからない状況です。
二重管、仕組みは簡単なので是非一度試してみてください。

古澤   投稿日時 2006/5/6 20:48

ネタばらしですが、僕のやり方はかつさんのHPを参考にしています。

#TLSで検索すると結構上位に出てきますので、ご存知とは思いますが。
(www.gem.hi-ho.ne.jp)
曰く、「TLSとは、簡単に言って吸音された細長いスピーカです、終わり (をひ m(^^;))。」
以降非常に詳細な考察がなされていますが、正直分かりません(涙)
やってることを猿真似しただけですが、凄い効果が得られたと思っています。



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