掲載日 初回投稿2005年12月05日
更新2005年12月05日
モーレア
モーレアTBスパイラル
もーれあてぃーびーすぱいらる
x x
上面

その他

08 (cm)

TangBand

なし

なし

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画像1

集まれ塩ビ管スピーカー

モーレアさんの塩ビ管スピーカー改造 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
忘年会は盛り上がったようですね。
皆さんの熱気に刺激され、こちらでもスピーカーの改造を行いました。

内側はモーレアミニを改造したもの。今度は背が高くなりました。
ユニットがTanBandなので、「モーレアTBスパイラル」と呼びます。
VP100の70cmを使い、下部に20cmのスパイラルが入っています。

外側はモーレア1号を改造したもの。同じくユニットはフォステックス
のFE127なので「モーレアFEスパイラル」です。
30cmのスパイラルの上にVP100-50cmを接いでいます。

前に比べて、少しですが、低音が良く出るようになりました。
ただ、これも置き場所によって大きく変わります。
机の前の壁際はなかなか
良い置き場所です。

お陰様で忘年会オフは無事に済みました。
弟の店用の塩ビ管スピーカー設置しましたので、
また東京に出張の際に、お時間あれば寄ってみて下さいネ!
カウンターに置いたのでバランス悪いです。(^_^;)

モーレアさんのスピーカー、今回の改良で少し長くなりましたね!

管理人も弟の店用に始めてTBのユニット使いましたが、
なかなか良いですよね!


改造にあたってのポイントはいくつかあります。
1.周波数特性の測定
 耳に全く自信がなくなってきましたので、周波数特性を頼りに
 改造ポイントを探りました。
 信号発生はWaveGen、解析はWaveSpectra
 それに安物のコンデンサマイクです。
 測ってみると、ずいぶんでこぼこがあるのに驚きました。
 50cmのパイプ だと、重要な200-300Hzあたりが大きく落ち込んでいるのが
 目立ちます。
 音の共振や干渉が原因と思われます。これが「鳴り」でしょうか?
2.吸音材
 周波数特性をフラットにするため、いろんなところに吸音材を入れて、
 様子を見ました。
 結果的にパイプの中央に詰めるのが一番効果的でした。
 吸音材ではなく、適当な反射板を入れるという手もあるかもしれません。
 これはまだ実験していません。
3.VP100
 VP100をカットしたものが売られていたので、買い求めました。
 厚くて 自分では切れそうにないので、店で所望の長さにカットしてもらいます。
 VUとの差を測って見ましたが、VPの方が周波数特性のでこぼこが心もち
 少ないようです。聴いてみても気持ちだけ鳴りが少ないです。
 それよりも「ずっしりと重い」のは気持ちいいです。
4.スパイラル
 パイプの下にスパイラルを入れることで、60Hz以下の部分が良く出る
 ようです。スパイラルの上には反射を防ぐため、吸音材を入れています。

測定しながらの改良は変化が解りやすくて良いでしょうね。
吸音材も場所によって音が違いますね。
僕のスピーカー場合はバスレフポートの処理でかなり違います。
あと、確かにVP管の方がしっかりしているのですが、
やはり手軽さを考えるとVU管を選択してしまう管理人です。(^_^;)
周波数特性の測定結果をホームページにのせていますので、
関心のある方はそちらをご覧下さい。

http://www.geocities.jp/hs_moorea/
左の周波数特性の写真はクリックすると大きくなります。

また改良や新作製作されましたら、ご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメント宜しくお願い致します。
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作成:2005/12/5 0:00:00 モーレア   閲覧数:1327
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コメント一覧

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kumasan   投稿日時 2005/12/5 21:01

このマイク、安価で周波数特性を測れますからいいですよね。
私も同じものを使ってます。

リクエストがあるんですが、スパイラルの出口の音圧(周波数)がどんなのか知りたいです。私も同じようなのを作ったもので、気になりまして。

モーレア  投稿日時 2005/12/5 22:48

マイクをビッグカメラで探したのですが、手頃なものがこれしかありませんでした。1000円ですが、測ってみるといろいろと分かるので、面白いですね。
kumasanさんのリクエストですが、私も興味がありさっそく測定してみました。
測定結果を私のホームページに掲載しています。
(www.geocities.jp)
このページで左のリストから「周波数特性」をクリックしてください。

上部と比較して出口では高音があまり出ず、低温部が良く出ているようです。スパイラルの効果があったということでしょうね。
150Hzあたりの落ち込みが気になりますが、これをフラットにする方法が見つけられません。何か良い方法はないものでしょうか。

kumasan サイトURL  投稿日時 2005/12/6 18:22

測定、どうもありがとうございます。

低音でちゃんと共振しているようですね。50?60Hzあたりが共振周波数でしょうか?300Hzあたりの高いピークは、パイプ共振のせいだと私は考えています。たぶん私のより音道が長いから低い周波数から出ているのでしょう。

150Hzあたりの落ち込みですが、私の一回目の改良した塩ビ管スピーカーのf特に似ています。私のはユニットに対してスパイラルの共振周波数が低すぎているため、中低域が落ちているのかなと思いました。二回目の改良のものは、共振周波数が上がって、落ち込みもましになったように見れます。この二回目改良のものが、モーレアさんのと同じ構造ですから、ひょっとしたら共振周波数が低いのかもしれません。しかし、フリーソフト“sped”でユニットのパラメーターを入れてみたところ、フラットにする値は結構低めに出ました。ですから、これで良いのかもしれません。

もっといろんな方が測定してくだされば、もっと見えてくるものがあるかもしれません。今のところ謎が多いですね。

モーレア  投稿日時 2005/12/6 22:58

150Hzの落ち込みですが、何もいれないパイプだけで測定すると、もっと大きくなり、山と谷を周期的に繰り返し、最初の谷の周波数はパイプが長いほど低くなります。
底からの反射波がコーンにあたって干渉しているのではと思って、計算してみたのですが、理論値とは合いません。きっと単純な反射ではなく、共振も含めた複雑な干渉が生じているのだと考えています。
だれか、パイプスピーカーの理論体系をまとめてくれないものでしょうか。

管理人   投稿日時 2005/12/7 8:50

>kumasanさん、モーレアさん
あんまり難しいお話になると、管理人ついていけましぇん。(^_^;)

モーレア  投稿日時 2005/12/7 22:18

>管理人さん
ごめんなさい。難しそうなことを言っているだけで実は何もわかっていなかったことを、先ほど知りました。
>kumasanさん
私の測定データはあまり信頼できないかもしれません。

理論解析しようといろいろやっている内に、先日と同じデータが再現できないのに気が付きました。原因は「スピーカーの置き場」です。
スピーカーを部屋の真ん中に置くだけで、150Hzの落ち込みが消えることがわかりました。測定結果はホームページに記載しています。
いい音を聞くのには壁や窓からたっぷりと離してスピーカーを設置できるような部屋を持つこと・・・・が結論ですが、そんなこと無理です!
ということで、壁の反射で味付けされた音を気に入って聴いています。

kumasan サイトURL  投稿日時 2005/12/7 23:52

私の場合は逆で、壁に近いほうがフラットに近いかんじでした。
こういう形状(塩ビ管)のスピーカー独特なのか、それとも木製エンクロージャーのほうでも同じなのかやってみる必要がありそうですね。
一般に言われている壁に押し付けて低音を稼ぐってのとは少し様相が違っているようですし。

長野   投稿日時 2005/12/8 0:15

おき場所で音は激変しますよねー。
部屋の共振もある程度おさえつつ、ベストポジションを
探すのもまた”楽しからずや”ですね。
私のトールボーイは壁際に置かないと重低音が出ないんです。

それから、聞く位置でも変わりませんか?
特定の周波数が定在波になっていると、場所により
音の山と谷ができてしまいます。

管理人   投稿日時 2005/12/8 8:07

>モーレアさん
そんな、謝らないで下さい。。
私はもうちょっと勉強しないといけません。(^_^;)

>kumasanさん
スパイラルだとそういう風になるのですかね?

>長野さん
そうですよね?聞く位置でも全然違いますよね。

置き場所でも全然違いますよね。
弟の店用のスピーカーは、カウンターに置いたので
バランス悪過ぎです。

グランプリのIさんも部屋で全然音が違ってくるって
おっしゃってましたね。
機会があればスピーカー持参で訪問してみたいです。
でもなかなか部屋までチューン出来ないですよね?。

モーレア  投稿日時 2005/12/8 13:32

>長野さん
そうなんです。マイクの位置で周波数特性も随分変わります。スピーカーの真っ正面に置くのが一番素直な特性になりますが、実際に聞くのは(上向きのスピーカーなので)スピーカーの横ですので、マイクもスピーカー横20cmに置いて測定しました。
このため、置き場所による違いが大きいのだと思います。

測定してみたのはいいけど、よけいに分からなくなりました。奥が深いですね。

kumasan サイトURL  投稿日時 2005/12/9 23:52

私も測定してみました。塩ビのときは壁に近いほうがフラットに近いかなーと思ったんですが、やはり逆で、木製の3Dスパイラルスピーカーの方はきれいなデータが出て、中央で測ったほうがフラットでした。ということは今のセッティングでは良くないということに・・・
中低域なんですが、増加じゃなくて、減少するんです。んー。困りました。 (www.h7.dion.ne.jp)

管理人   投稿日時 2005/12/10 8:51

>モーレアさん、kumasanさん
測定もある程度の目安として参考にする位が良いのかも知れませんね。
部屋とかマイクとか、他色々で違ってくると思いますし。

測定の理想は無響音室での測定なんでしょうね。
某メーカーに勤めている親戚に無響音室を借りられないか聞いたところ
企業秘密とか色々で無理との事でした。(^_^;)

あと、多少クセがあったスピーカーの方が面白いと思ってます。
それで実際聴いた感じが良ければよしと思いますよ。

長野   投稿日時 2005/12/10 18:55

管理人さんのお店用のスピーカーも壁際に置いたら低音が
ドバドバでました。愚考するに垂直の円筒形であることに
その要因があるのかなー・・・なんて。
箱スピーカでそんなに変わるかどうか。

管理人   投稿日時 2005/12/11 10:06

>長野さん
低音出過ぎでしたよね。
年末帰った時にでも調整しようと思ってます。
カウンターに設置なら、箱でフルレンジ一発で
ちょうど良かったかもですね!

モーレア  投稿日時 2005/12/12 22:18

Kumasanさんの特性をみました。フラットできれいですね。私のでこぼことずいぶん違うような気がします。管理人さんの言われるように、「クセのある方が面白い」と考えた方が悩まずに済みそうですね。
測定はマイクの位置によってもかなり変わります。部屋の中央でフラットだと思っていたのですが、マイクを少し離してやると、やはり150Hzあたりで落ち込みが出てきました。

現在、ツイータの追加にチャレンジ中です。耳で聴いたら、高音が良く出るようになったのですが、F特を見ると「強調されすぎ」という感じです。また整理ができましたら報告致します。



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