古舘@横浜 さんの日記
MCAP方式に決めて構想が出来たので早速塩ビ管の切り出しに掛かった。
QWTではユニットの位置が重要なので折り返しを考えると迂闊にカット出来なかったが、MCAP方式では多少の差はダクトの長さでリカバリー出来るのでさっさと切ってしまった。
VP100は肉厚が有るのでノコギリだと結構大変だが、JSP研究所の引越しの際に不要となったΦ305の切断機を譲り受けたので2本分を30分弱でカット出来た。(画像1)
ただ、VP100の外形は少し大きく一発では切れないので回転させながら切らなければならないが、手でカットするのに比べれば格段に楽である。
約1mの塩ビ管は100mm、200mm、300mm、400mmの4つに分割した。(画像2)
組み立ては下から100ソケット、仕切り板、400mm、ソケット、仕切り板、200mm、100?75チーズ、100mm、仕切り板、ソケット、300mm、仕切り板、ソケットの順で勘合。
ユニット自体のエージングは十分なのでユニットの後ろにペラっとサーモウールを入れて早速音出し。
基本はダブルバスレフなのですんなり聴き易い音が出た。
QWTの時にあれ程悩まされた残響のような共鳴音は殆ど聞こえない。
低音もそれなりに出ている。
PHONICのPAA3でホワイトノイズによるf特を取ってみたが全く調整していないのにそこそこの特性に見える(画像3)
試しに同じ長さのパイプ、ソケットで上下にキャップをしてサーモウールを2枚入れた密閉の状態でf特を取ってみると100Hz付近からダラ下がりでバスレフの効果が良く分かる。(画像4)
ただ、30?40Hz付近の音がハイレベルで入っている曲を大音量で掛けるとコーン紙の振幅が大きくなり、混変調で歪み始める。小口径ユニットの限界か?!
素性は良さそうなので、暫く鳴らしながらチューニングすると共にスタンドをどうするか?ユニットの固定をどうするか?外装をどうするか?考えよう。
取り敢えずもう一台を完成させなきゃ。
古舘@横浜さん、こんにちは。
方針変更でMCAP方式とのこと。
まだ詳しく見ていませんが、マルチダクトでバランス良く低域補強ができそうですね。
この方式、単なるダブルバスレフではなく、2次空気室が小部屋にわかれている点がポイントですね。 特性を見ても、一般的なバスレフよりもブロードに補強されていますね。
低域限界の件ですが、直感では一番共振周波数の高いダクトとその小部屋、第一空気室から構成されるダブルバスレフとしてみた時のfd2共振周波数以下でカットされているのではないでしょうか。(それ以下では、ロードがかからず抜けてしまう)
オフ会をとても楽しみにしています!
PS:私の構想図はCADではなくて、EXCELでちょろっと書いてます。(図形のプロパティでグラデーションとか透過とか)
古舘さん
こんにちは。
MCAP方式の発案者のSさんの作品は、ミューズのコンテストで聴きました。非常にバランスのいい音でしたので、今回の古舘さんの作品も楽しみです!
なーおさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
実はJSPを含めてバスレフは結構製作したのですが、ダブルバスレフは初めてです。
低域限界の件ですが、現状では一番共振周波数の高いダクトが計算上115Hzでその2次空気室が60Hz、もう一つが85Hzでその2次空気室が44Hzになっていますが、60Hz以下がカットされるという事でしょうか?
また、一般的に副空気室にも吸音材は入れた方が良いのでしょうか?
スポッと抜けば簡単に変更が出来るので色々と実験をしてみようと思います。
あの図はEXCELの図形描画で描いていたのですね。
一般的なソフトウェアでも使いこなしていない機能が沢山有りますね。
ちょっと勉強して挑戦してみたいと思います。
KO球さん、こんにちは。
バランスが良いと言われるようにオフ会まで色々チューンナップして仕上げていこうと思います。
EXCELで作った構造図を画像に追加しました。
とても使いこなしているとは言えませんが、構造は分かると思います。
EXCELのままだと画像追加出来ないのでJPGに直すのに構造図を書くよりも時間が掛かりました。
結局プリントアウトしてスキャナーで撮りましたが、もっとスマートな方法が当然有りますよね。
古舘さん
構造図、ありがとうございます。
こうやって組み立てるんですかあ。理解できました。
EXCELのままだと画像追加出来ないのでJPGに直すのに構造図を書くよりも時間が掛かりました。結局プリントアウトしてスキャナーで撮りましたが、もっとスマートな方法が当然有りますよね。
いくつか方法がありますが、代表的なのはセル範囲や画像選択後に、Shiftを押しながらメニューの「編集(E)」を選ぶと、「図のコピー」が出てきますので、適当に選択して、「OK」 これでクリップボードにコピーされます。
その後、WindowsのPaintを開いて「貼り付け」を行い、JPEG形式で保存できます。
なーおさん、こんにちは。
なるほど、出来ました。
ツールバーに有れば気が付くのですが、Shiftを押しながらってのは気が付きませんでした。(Windowsの基本なのかも知れませんが…)
ペイントがまた分かり難いのですが、取り敢えずJPEGに変換出来ればPICASAとかJTrimとか感覚的に分かり易いソフトが使えますね。
ありがとうございました。
古舘さん、こんにちは。
ペイントがまた分かり難いのですが、取り敢えずJPEGに変換出来ればPICASAとかJTrimとか感覚的に分かり易いソフトが使えますね。
クリップボードへコピーされた状態で、それらのソフトに「貼り付け」を行えば、途中の変換は不要ですよ。
私は、古くから使っているPaintShopProとか、フリーのGIMPなどを使っています。(GIMPは高機能すぎて操作がわかり辛いです)
こんばんは。
MCAP方式も塩ビで、なるほどですね。
MCAP方式はまだまだ勉強不足ですし、拝聴したこともないですが、いろいろサイト情報を読んでとても興味を持ってます。
SPの世界、可能性と奥が深いので楽しいですね。
なーおさん
PICASAもJTrimもクリップボードからは貼り付け出来ませんでした。
ゆったり人さん
副空気室が2個までなら塩ビ管でMCAP方式は簡単に実現出来ますし、なかなか良く機能しているようです。
みなさんこんにちは、
マイスルーTKです。
図面の作成ですが、私は「クラリスドローという古いソフトを使っています。
これは、Windows/MACの両方のOSで動きます。
ソフト開発の会社自体がなくなってしまったので
サポートはないのですが、使いやすいソフトです。
老婆心でした。スイマセン
M-TKさん
ありがとうございます。
「クラリスドロー」ですか!
早速使ってみようかと検索していたらOpenOfficeのImpressがMSのOfficeのPowerPointより良い様な記事が目に入り試してみました。
PowerPointは以前に少し使ったという事もありますが、ImpressはExcelで書くよりドロー系のソフトだけあって使い易かったです。(操作は殆ど同じですが自由度が多い)
結局、取り敢えずこれで必要十分かな!?と満足してしまいました。