掲載日 初回投稿2010年04月07日
更新2010年04月11日
マイルス-TK
Twin Tower plus
ツインタワーぷらす
x x 104
正面

MCAP

08 (cm)

TangBand

W3-315SE

なし

なし

自己評価
未選択
☆☆☆
☆☆☆☆
画像1

システムは高さ104cmの主空気室と同じ高さで3つの副空気室を分け、第4の副空気室は高さ45cmです。
いずれも、内径は9cmの紙管です。これで容量は18.8Lとなりました。

画像2

完成後に共振周波数を再計算しますと、おおよそですが、110、102、72、69、65、48、41、34Hzとなっております。
後付で改造しているのでバランスは悪いのです。

画像3

視聴感です。
まずは、Audio BasicのAudi Check CDでの低音チェックでは、41Hzまでは、十分に再生できております。
32Hzは、空気の振動ではなくちゃんと音として感じられるレベルとなりました。
低音の再生として満足できています。

画像4

音楽をききますと、クラシックではチャイコフスキーの交響曲1番、第1楽章、音の広がりが感じられており、システム全体の容量を大きくした(18.8L)効果が出ております。 同様にオペラ アイーダも臨場感があります。マーラーも十分に聴くことが出来ております。
Jazzでは、ウッドベースの響きも良く聞こえており、シンバル音もやせてはいません。このため、リズムセクションがヒューチャーされているアルバムを聴く機会が増えております。
ロック系では、バスドラムのアタックも聞き取れます。

別館の日記でその作成工程を記録していましたMCAP方式のスピーカーが完成しました。
紙管と塩ビ管のコンビネーションとなっています。

当初のlコンセプトはスピーカー台の支柱にするつもりであったが、どんどん改造していくうちにこのような形になりました。
2本の長いポールと1本の短いポールであるこの形が最終形です。
1本の短いポールの主目的は転倒防止です。
3月14日の日記( (www.enbisp.com))の
状態ではあまりにも安定感がないので、副空気室の追加と安定を求めてみました。

紙管を使うので設計変更の自由度はとても高く、簡単に改造を重ねられるのです。
作成の過程は日記を見ていただくとして、昨年11月から構想を練りだして、今日までほぼ5ヶ月間、
作っては聴き、聴いては改造し、と長い過程でした。

鈴木氏の提唱されたMCAP方式に興味を持ち、昨年のオフ会で、古館@横浜さんの作品を聞かせていただき、
その気になって作成したこの作品、Twin Tower plus (TTP)は非常に満足できるものとなりました。
形状もユニークなので、本当の意味での自分の作品として愛着が出てきております。

MCAP方式 お勧めです!!(ライムスター歌丸風)

プリンタ用画面
投票数:112 平均点:7.14
作成:2010/4/7 12:18:31 M-TK   更新:2010/4/11 15:03:38 M-TK   閲覧数:6405
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コメント一覧

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なーお  投稿日時 2010/4/8 13:11 | 最終変更

マイルス?TKさん

日記で製作過程を固唾をのんで拝見してました。 いよいよ完成ですね。
(たてちゅうさん、登録作業、ありがとうございました。)

MCAP方式、私も昨年の関東オフ2009で 古館さんのを聴いたとき、とてもフラットに低域が出るという印象があります。 きっとマイルス?TKさんのこの作品も、時間をかけて煮詰めたとのことですので、とてもバランス良く鳴るんでしょう。  ・・大きいですけど、オフ会に持参できますか? :roll:

(追伸)
 データの作者欄、検索の関係で他の作品と同じ「マイルス-TK」 (-以降が半角)に変更しちゃってます。お許しを。 また、データ所有権をM-TKさんご本人に振りましたので、本ページの編集はご自身でお願いしますね。

では。

M-TK  投稿日時 2010/4/11 14:14 | 最終変更

なーおさん、

コメントありがとうございます。

時間をかけて作りこんだというより、改造を重ねていくうちにこうなってしまった :-( というもんです。

結果的に低音も満足できる範囲になってきたと言う次第です。
チューブでのスピーカークラフトはこの自由度が幸いしました。
次は、箱物にも意欲が沸いています。



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