マイルス-TK
Twin Tower plus
ツインタワーぷらす
x x 104
正面

MCAP

TangBand

W3-315SE

自己評価
未選択
☆☆☆
☆☆☆☆
画像1

システムは高さ104cmの主空気室と同じ高さで3つの副空気室を分け、第4の副空気室は高さ45cmです。
いずれも、内径は9cmの紙管です。これで容量は18.8Lとなりました。

画像2

完成後に共振周波数を再計算しますと、おおよそですが、110、102、72、69、65、48、41、34Hzとなっております。
後付で改造しているのでバランスは悪いのです。

画像3

視聴感です。
まずは、Audio BasicのAudi Check CDでの低音チェックでは、41Hzまでは、十分に再生できております。
32Hzは、空気の振動ではなくちゃんと音として感じられるレベルとなりました。
低音の再生として満足できています。

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音楽をききますと、クラシックではチャイコフスキーの交響曲1番、第1楽章、音の広がりが感じられており、システム全体の容量を大きくした(18.8L)効果が出ております。 同様にオペラ アイーダも臨場感があります。マーラーも十分に聴くことが出来ております。
Jazzでは、ウッドベースの響きも良く聞こえており、シンバル音もやせてはいません。このため、リズムセクションがヒューチャーされているアルバムを聴く機会が増えております。
ロック系では、バスドラムのアタックも聞き取れます。

別館の日記でその作成工程を記録していましたMCAP方式のスピーカーが完成しました。
紙管と塩ビ管のコンビネーションとなっています。

当初のlコンセプトはスピーカー台の支柱にするつもりであったが、どんどん改造していくうちにこのような形になりました。
2本の長いポールと1本の短いポールであるこの形が最終形です。
1本の短いポールの主目的は転倒防止です。
3月14日の日記( (www.enbisp.com))の
状態ではあまりにも安定感がないので、副空気室の追加と安定を求めてみました。

紙管を使うので設計変更の自由度はとても高く、簡単に改造を重ねられるのです。
作成の過程は日記を見ていただくとして、昨年11月から構想を練りだして、今日までほぼ5ヶ月間、
作っては聴き、聴いては改造し、と長い過程でした。

鈴木氏の提唱されたMCAP方式に興味を持ち、昨年のオフ会で、古館@横浜さんの作品を聞かせていただき、
その気になって作成したこの作品、Twin Tower plus (TTP)は非常に満足できるものとなりました。
形状もユニークなので、本当の意味での自分の作品として愛着が出てきております。

MCAP方式 お勧めです!!(ライムスター歌丸風)