掲載日 初回投稿2008年03月16日
更新2008年03月16日
kitano
スピカ200-FF165K
x x
上面

その他

16 (cm)

Fostex

FF165K

なし

なし

自己評価
未選択
未選択
未選択
本館の掲載ページへ
画像1

集まれ塩ビ管スピーカー

kitanoさんの「スピカ200-FF165K」 コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい)
kitanoです、新作を投稿させていただきます。

名前      スピカ200-FF165K
大きさ     タテ、ヨコ260高さ820
ユニット    FF165K
すっきりしていて良いデザインですね!

内部構造
パイプ200の中心にパイプ100の長さ600を使用、
その廻りのスペースを8分割に仕切って、音はパイプ100の下へ、
下の4つの穴から上へ、上で折り返して下へ、そして開放されます。
パイプ全長1800
(仕切り板の周りは遮音シートをシリコンシーラントを塗って巻きつけています)
内部折り返しは、音道が長くてもコンパクトになるので良いですよね!


中心部には鉄丸棒40、長さ650を立ててユニットを樹脂で斜め60°
(30°)で固定しています。
ユニットはパイプに直接固定せず、取付フレームの前後にスポンジゴムを
ドーナッツ状に切り両面から貼り付けて、そして少々のオイルを回りに塗り、
上部のパイプを差し込んでいます。
ユニットのこのような取り付けは、皆さん色々工夫されていて、
参考になりますね。

↑クリックすると大きくなります。
音の印象
やはりユニットの口径が大きいと、音も表情が大きくなります。
(8cmや10cmと比べて)
中高音は明るく明快な感じ、高域までよく伸びています、
低音はパイプ効果が良く出ていてかなり低域まで伸びています。

パイプスピーカー
事の始めは、バックロードホーンを作っていて思う音が出なくて・・、
ふと横を見ると10cmパイプ、手でもって片側にあてると想像もしなかったいい音。
それからは何げなく見ていた集まれ塩ビ管スピーカーのあちらこちらを見ました。

JBLのテクノロジーで低音の再生能力はコーンの有効面積×ストロークと
書いてあります。(これはエンジンで言えば排気量のようなもの)
だから口径が大きいほうが有利、ここでの考えのポイントは
ユニットが空気を動かす体積にあります。
パイプの片側にユニットを取り付け片側を開放した場合、
低域ほど後ろの空気はコーン紙と連動して円柱状の振動をしていると思います、
そこにはストローク以上の体積が動いたことになります。
エンクロージャーが箱型や、また平面バッフルの場合はこのような現象には
ならないでしょう。
ど素人の音響理論、でも出てくる音は自己満足のいい音
これからも、このイメージをもって作っていきます。
ユニットの口径が大きく音道も長いので迫力あるでしょうね!
聴いてみたい!!

バッフルやエンクロージャーは、理想は球状が癖が少なくて良いのでしょうけど
なかなか作れないですよね。
(今年のA&Vフェスタ自慢大会では石で出来た球状SPがありました。)

円柱状エンクロージャーの塩ビ管スピーカーは、そのままでは癖は強く出ますが
上手く抑えればお手軽に作れて良いですよね!

それでは、また改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントして下さいませ!
プリンタ用画面
投票数:97 平均点:4.43
作成:2008/3/16 0:00:00 自動登録   閲覧数:2659
前
ひなぴー
無題
カテゴリートップ
塩ビ管SP
次
Andee
Swallowtail

コメント一覧

投稿ツリー


地蔵  投稿日時 2008/3/16 19:49

kitanoさん
お久しぶりです。
デザインいいですね!
また仕上げも秀逸です。
どっしり落ち着いて、重心の低い芯のある音が出そうです。
内部は複雑で、かなり手がかかったのではないかと想像します。
以前のスピーカーもいい音がしていましたが、今回はそれ以上の音がするのではないかと思います。
また聞かせてください。

kitano   投稿日時 2008/3/16 20:49

地蔵さん、お久しぶりですね。
実は、このスピーカー去年の暮れに一度作りました、
その時の内部は、中心の鉄の周りを3分割しました、
でも、良い結果は出ませんでした。
もう、この形やめにしようと思っていたのですが、
春になり、仕事が少し暇になると考えることは、
スピーカーのことばかり、なんとか良い音は出ないかと
原点の考えに帰って中心は100パイプにした試作内部
ユニット作りました、結果は良好、そこでもう1度
しっかりした内部ユニットを作り、やっと発表出来た
次第です。ちょっと疲れました・・・
地蔵さんの次のスピーカー、早く見たいものです。

suisyu  投稿日時 2008/3/17 0:04

皆さん作っているのに、なかなか発表なさらない。
フォルムやアイディアの斬新さではなく、音が満足できないと発表しないという。
これらはオフ会があって、実際に音を出さなければならないという事が少しはあって、お互いのレベルが上がっているのでしょうね。
kitanoさんの発表で関西オフ会の開催も一歩近づいてまいりました。

kitano   投稿日時 2008/3/17 23:34

オフ会で、自分の部屋と違う、皆さんの前で、
初めの音を出す時、どんな音が出てくるものかと
ハラハラものでした、演奏者が第一音を出す時の
気持ちも、このようなものでしょうか。
やはり、作ったものがどのレベルにあるものか
気になります。
また、宜しくお願いします。

ゆったり人  投稿日時 2008/3/19 2:01

こんばんは。
頭部の角度をつくるところの処理はなるほどですね。
その他の仕上がりも美しいです。
音道の処理も試行錯誤の結果、レベルの高さを感じました。

kitano   投稿日時 2008/3/19 23:57

ゆったり人さん、コメント有難うございます。
いつも、ソケット、キャップを使ったセンスのいい
スピーカー、楽しんでみています。
yoshii9から入ったのもので、いつも後ろにシャフトが
あります、そうするとユニットは上向きになります、
BGMならいいが、物足りないです。
それでいつも斜めにするのですが、それだけで工作に
苦労しています。
複雑な音道は音質の劣化につながるのでは、と思い
ましたが、耳では確認外の範囲でした。
話は変わりますが、スピーカーの解説、わかり易くて
面白いですね。



新しくコメントをつける

題名
ゲスト名
投稿本文
より詳細なコメント入力フォームへ