KO球 さんの日記
<作品名>KO-9
使用ユニット:Scan Speak 5F/8422T03 (2013年Stereo誌8月号付録)
筐体に塩ビ管(VU100 長さ50cm)を使った、バスレフ方式の塩ビ管スピーカーです。
塩ビ管の両端に同一ユニットを取り付け、基本は、並列・同相で接続。
片側のユニットだけ前面を密閉箱で覆いASW方式とし、低音のみダクトから放出することで、低音の音圧を稼ぎます。
2本の同じユニットを、同一筐体内の同軸上に対向設置することで、トランジェントの優れた低音が得られます。また低音の質感も、同一ユニットで統一されるので違和感がありません。
ダクトの位置は、両ユニットとの距離が等しくなる、塩ビ管のセンターとしました。これは、両ユニットの力が等しく働き、且つ、位相ズレも防ごうという考えからです。
また、上向きユニットの場合、リスニングポジションでは水平方向に360度広がる音を聴くことになるので、ダクトの位置もそれにちなんで、円周(水平)の4か所、90度ごとに設置しました。
基本は縦型(写真1)のユニット上向き設置ですが、接続を変更して波動スピーカー(写真2)としても使用できるように、内部配線を施しています。
波動スピーカーとして使用した場合、余ったもう1本の両ユニットの前面を密閉箱で覆い、接続もL/Rとすれば、波動ASWウーハー(勝手に命名)となります(写真3)。この際、ダクトの共振周波数をメインより低くとっても面白いかと思います。
また、このシステムでは最初から波動スピーカーが2セット存在することになるので、4Ch再生も可能です。
YouTubeもどうぞ・・・
http://bit.ly/1F2mHnX (www.youtube.com)
KO球さん
オフ会では大好評でしたね!
今後の参考にしたいと思います。
塩ビ管作品第1号機として、一応記録として残しておこうと思いまして・・。