古舘@横浜 さんの日記
先日、コニさんの所に行って来ました。
塩ビ管資材の余り物を廃棄処分するという事で勿体ないので引き取って来た。
ご自慢の6CHのマルチシステム、Daruma3-6を聴かせて貰ったが、欠点が見付けられなかった。
譲って頂いた資材の中に30cmのVP100で作られたスパイラルが入っていた。(画像1)
そこで副空気室の一つを交換してみたが低域の膨らみが大きくなったような気がする。(画像2)
その代わり若干であるが管鳴りの様な残響音が付帯されるようだ。
音楽を聴いていると余り気にならないが、大音量から無音になる時などちょっと気になる。
最終的に普通のダクトにするかスパイラルにするか迷うところ。
時間も迫って来て、音出しばかりでは前に進まないのでバラしてユニット固定と塗装に取り掛かった。
ユニット固定はコニさんが行っているユニット後ろから引っ張る方法だが、直接接続すると振動が伝わるので、シリコンコーキング材で振動防止をした。
出来ればグランドアンカーを付ければ理想的だが水平配置なので重さでずれる恐れが有るので今回は省略した。
ユニット後ろに水道の配管に使用する物らしいが、Φ38mm、深さ13mmのステンレスのカップをエポキシで接着しその中にシリコンコーキング材を充填し10mmのボルトを埋め込み、チーズの後ろから引っ張る方法にした。(画像3)
ステンレスのカップは給水座金という名称で@65。外側は保護シートが貼ってある。
ボルトの頭は面積が小さいので四角のナットを付けた。(画像4)
エポキシ接着剤には振動がある所に使用する目的のEP001という物を使用してみた。固まっても若干柔軟性が有るらしい。(画像5)
押さえるのに輪ゴムを使ったが暫くするとバチバチ切れるので、ゴムが劣化しているのかと思ったが、テンションが掛かった所にステンカップの淵が触れる所で切れていた。手を切る恐れも有るので取り扱いは注意!(画像6)
塗装はメインのVP100パイプが白っぽい壁紙を貼ったので、ソケットやチーズ部分を何色にするか、ホームセンターの塗料売り場で迷ったが、結局決まらず家に有った塗料を使うことにした。(画像7)
色はダークグレーとイタリアンブラックのアクリル塗料だが、ダークグレーは殆ど塩ビ管色
結局、この二色を混ぜて上から徐々に暗くなるように段階的にグラデーション風にした。(画像8)
塩ビ管は塗料の乗りが悪そうなので荒らすために最初は手抜きでたまたまサンダーに付いていた使い古した120番でサンディングしたが、粗すぎて塗装をしても傷がそのまま出てしまった。
結局400番でその上からサンディングしても完全は傷が取れない。二度手間、三度手間になってしまった。
黒の塗装は艶消しなので多少厚く塗っても粗が目立たないが、汚れや傷には弱いようだ。
ユニットを固定してあるバッフルのパッキンは2種類試していたが、3ヶ月経ってD構造のパッキンは見事に潰れていた。(画像9)
素材自体はまだ柔軟性は有るが、ブチルゴムの方は全く変形していなかったので、こちらの方が良さそうだ。
着々と進んでますね。
三菱マークがランエボみたいでカッコイイ!
古舘さん
いよいよ仕上げの段階ですね。
とても楽しみです。