対象モジュール | 日記 |
件名 | stereo誌付録スピーカーの特性(暫定) |
要旨 | stereo誌が手元に届きました。 手持ちの自作マイクアンプの調子がどうも悪く、ARTAでの測定が思うようにいきません。 とうとう、TASCAMのUSBサウンドデバイス US-144MK2 を購入しました。 早速測定して、SpeakerWorkshopにインポートしたので概要報告です。また、最後のほうに測定データを貼り付けていますので、誰でもSpeakerWorkshopにインポートしてネットワークシミュレーションを行うことができます。 ... |
mixiの自作スピーカーコミュに立てたトピに、SpeakerWorkshopとの連携に関する質問があったので、その返答をここにも貼っておきますね。
相当とっつきにくいSpeakerWorkshopですが、それを克服すると、こんな便利なものがフリーで使えることに気づき、幸せになれます。
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SpeakerWorkshopの使い方は、 独特のとっつき難さを克服することから始まります。(汗)
私も試行錯誤なのですが、まずは以下のサイトが詳しいと思います。
Speaker Workshopを使ったネットワークのシミュレーション ~ 工房楽々舎
http://bit.ly/WHbZFz (www.geocities.jp)
そこに至るまでのポイントとしては、
1、ARTAで周波数特性(.FRD)データをエクスポートする時に、F特に加えて位相も一緒に
エクスポートする必要があること。 つまり、少なくともSemi-Dual-channel測定以上の
モードで測定する必要があります。
具体的には、MLS信号のインパルス測定を行い、開始/終了ゲートを適切に調整して、
Analysis / Single-gated smooth Frequency response / Spectrum
で表示したグラフの左下にあるボタンで、「M+P」を選択して、
File / Export / ASCII file を選ぶと、 .FRDファイルとして保存するか聞いてくる
のでOKとして ファイル保存します。
[添付] |
2、LIMPでインピーダンス測定を行い、.ZMAファイルで保存します。
ここまでを、この日記にzipで固めて貼ってありますから、それを使って簡易に試す分には、SpeakerWorkshop側の操作だけでOKです。
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あと、SpeakerWorkshopに 上記データをimportしたあと、事前にドライバを作成しておき、右クリックでプロパティを開いて Dataタブで各データを選択してひもつけします。 GeneralタブのGenerateの項目内の、F特とインピーダンス両方にチェックを入れます。
その後、ネットワーク図を書いて、右クリックで Calculate Response で計算され、プロジェクトの所に結果が出るので選択すると表示されます。
おおまかには、そんな感じで行けるかなと。。 上記参考サイトの上から順にやっていたら日が暮れてしまうので、必要なところだけ試してみましょう。
[添付] |