古舘@横浜 さんの日記
マルチアンプ用にチャンデバとアンプを揃えたが、これらは全て業務用なので機器間の接続は一般コンシューマー用と違い、信頼性を上げる為に信号にはXLRキャノンコネクタが採用されているのでケーブル類も揃える必要がある。ケーブルはキャップタイヤで多少引っ張ったり蹴飛ばしたりしても安心なものが使われている。
また、スピーカーの接続に関しても一般のバインディングポストのネジ止めやバナナプラグなどの引っ張られれば緩んだり抜けてしまうような物は使用されておらず。スピコンと呼ばれるガッチリした物が採用されており、差し込んだ後に回転させるとロックが掛かり簡単には抜けない物が採用されている。
このスピコンにはパワーアンプからスピーカーへかなりの電流が流れる所だが、コネクタには電流容量の規定が有って、それが保証されているようだ。(30Aとか40Aなどのスペック) ケーブルにはこちらもキャップタイヤが採用されており、多少雑に扱っても抜けたり断線したりしない作りになっている。
これら業務用の機器に使用するケーブルなどのアクセサリーは高いのではないかと思われる人も多いのでは?と思われるが、実際にはXLRコネクタ(メスーオス)はサウンドハウスで1mの長さの物が僅か200円で手に入る。それも、8色の色が用意されていて用途に合わせて使い分けることも出来る。両端にオス、メスのXLRのメタルキャノンコネクタが付いてケーブルにはキャップタイヤコードを使用した製品が200円で買えるのは驚くべき安さである。部品を買って自分で半田付けしてもとてもこの値段ではとても出来ない。以前、マルツパーツでディスカウント時にメタルコネクタを買ったことがあるが、それでも1個2~300円はした記憶が有るし、通常では500円程度する筈だ。
スピーカーケーブルも両端スピコンの5mの長さの物が800円で買えるので、これを真ん中でカットすればスピコン-バラの、通常の一般家庭では必要十分な2.5mの長さのケーブルが2本取れるので、数多くのケーブルが必要になるマルチアンプでも支出は少なくて済むので助かる。一般のオーディオ用のケーブルはやたらと高い物が多いが、2.5mで400円なら安いケーブルとそれ程変わらないし、バインディングポスト用に金メッキのバナナプラグを付けるのに比べればかなり安上がりという事も出来る。
勿論、業務用のケーブルでもビックリするほど高い物も有るが、ケーブルによる音の差は僅かな物だと思っているので、断線などは論外だが安ければ安い程良い。
スピコンは使ったことがありませんがXLRプラグは必要に駆られもう何本も自作しました。
ケーブルに拘らなければご紹介の製品が圧倒的に安いですね、びっくりしました。
音出しは先になるようですがSCANSPEAKも2~3ウェイマルチで作って見ては如何。
昨年の10センチが未開封で雑誌毎1セット残ってますのでお譲りします(使用予定無しなので)