古舘@横浜 さんの日記
バッフルとサブバッフルをフローティングさせるのに間に挟むインシュレータとして、手持ちに有った筈のソルボセインを使う予定だったが、整理の悪さも有り、見付からない
それなら作ってしまおうと製作開始
余りがちなシリコンシーラント(画像1)は時間が経つと硬化してしまうが、ラッカー系の有機溶剤で溶けるのでこれを利用してやろうと思ったのが事の発端。
元々粘性の大きなシリコンシーラントで有るが完全に固まらなければシンナーで溶かして粘性を低く出来る。
これを型に流し込んで必要な形に整形してやろうという計画。
サイズはバッフルと同じリング状の物が必要だがこれに合わせて型となる容器を探すとあんみつが入っていたカップが外形はピッタリ、内径はロール紙の芯がピッタリ。これをスティックのりでカップの底に貼り付け型は完成。厚みの目安にマジックで目盛りを書いておく。(画像2)
この内側に後で剥離し易いようにシリコンスプレーをたっぷり吹き付けて流動的に薄めたシリコンシーラントを流し込む。
固まったら型から剥がして取り出すだけ。
…だったのだが、そうは上手く行かずに、2日もすれば固まるだろうと取り出そうとしたら固まっていたのは表面だけで中身はまた固まっておらずグジュグジュになってしまった(画像3)
それならばと硬化時間を1週間取ってやると目安の目盛りは表面張力で見えなくなうので厚くなってしまったが何とか完成。(画像4)
しかし、機能的には柔らかくて良さそうだが、密閉度を上げるためにある程度圧力を掛けるとはみ出て来て見た目も悪く塩梅が悪い。
もう少し薄くして工夫すれば何とかなりそうだが、時間も掛かるし部屋中にシンナーの匂いが充満するので嫌気が差していたところでホームセンターをぶらぶらしていると使えそうな物を見付けた。
一つは戸袋の隙間を埋める為のクッション材で構造がDの形で中空になっている物。材質は分からないが、ネオプレーンゴムか?結構柔らかい。(画像5)
もう一つは同じ目的だがSCOTCHの隙間ふさぎ防水テープ。材質はブチルゴム。(画像6)
どちらも粘着材が付いていて貼り付けできる。
密閉度などを考えるとSCOTCHの防水テープの方が良さそう。
D型のクッション材は柔らか過ぎる気がする。穴を塞いで内部の空気をクッションとして使用すれば良いのかも知れないが…
バッフル、サブバッフルは密着性を上げるために裏表塗装している。
塗料は手軽に使える水性ニス(画像7)。匂いも気にならないし乾燥時間も短い。
4回塗り位から艶が出て来る。(画像8)
バッフルの固定だがネジ止めするとネジを通して振動が伝わってしまい意味が無くなってしまうので、どうするか悩み中である。
スピ?カーユニットを取り付けたバッフル(画像9)
バッフルの固定だがネジ止めするとネジを通して振動が伝わってしまい意味が無くなってしまうので、どうするか悩み中である。
ネジにクッション材かませるとかはどうですかね?
ゴム製のワッシャーとか。
たてちゅうさん
それは考えているのですが、100?75のチーズ管を使用したのでバッフルの余裕が殆ど無くなってしまいました。画像9にバッフル写真を載せておきます。
RC?80Aでこれですから、DIYのSA/F80だとバッフルは殆ど埋まってしまいます。