古舘@横浜 さんの日記
木製ボックスの場合、正確に四角に組み立てるのは意外と難しい。
今まで小型のコーナークランプを使っていたが、ホームセンターで大き目のコーナークランプを手に入れたので、これを使って組み立ててみた。
組立て後、一晩置いてユニットを仮付けして視聴及び周波数特性を測定してみた。(PAA3、50cm軸上)
ユニットはTangBand製でそれぞれの特性が表れている。
画像1:構造図。
画像2:コーナークランプ。大き目のアルミダイキャスト製で首振り構造になっており、1箇所で締め付ける。
画像3:小型コーナークランプとのサイズ比較。2箇所で締め付ける。
画像4:上下に大小のコーナークランプを使用し、F型クランプで締め付ける。F字クランプは最近見なくなったがダイソーで500円位で売っていた物。精度は悪いが実用性は高い。
画像5:天板と左側版、底板と右側板を張り合わせて組み合わせ、枠に合わせてバッフルをカンナで微調整して組み立てる。余り材で桟を作りボンドをたっぷり塗って強度及びエア漏れを防ぐ。
画像6:W4-1337SDの外観とf特。コニさんの新しいシステムにも採用されたチタンコーンのフルレンジ。70?20kHz、87dB/W/m、25W(50Wmax)、8Ω、ネオジウムマグネット、アルミダイキャストフレーム、アルミフェイズプラグ。振動板が重いせいか927SDより大き目のマグネットを使用している。
画像7:W4-927SCの外観とf特。PPコーンのフルレンジ。70?18kHz、87dB/W/m、25W(50Wmax)、6Ω、ネオジウムマグネット、アルミフェイズプラグ。インピーダンスが6Ωなので同じボリューム一だと大きな音が出る。補強の為にコーン紙にリブが点いているが振動系の質量は一番軽い。(リンクの仕様書はSDの物で鉄板フレームになっているがこのSCはアルミダイキャスト)
画像8:W4-955SBの外観とf特。ペーパーコーンのフルレンジ。70?14kHz、89dB/W/m、25W(50Wmax)、8Ω、フェライトマグネットで重い。能率は一番高い。黒く塗られたアルミフェイズプラグ。(リンクの仕様書はSHの物でフェイズプラグはシルバーになっている)
若干の差は有るが低域は50Hz付近まではフラットで40Hzもかなりのレベルで再生する。30Hzになると大分レベルが下がる。JSPとの相性としては655SBが一番良いようだ。
高域は655SBが14kHzまでと伸びが悪いが13?14kHz付近まではフラットに出ているのでそれ程高域が出ないイメージはない。
1337SDは低域はJSPとの相性が悪いのか50Hz付近から落ち始めるが、高域が良く伸びてフラットな印象。クラシック向きか?
927SCはやや高域よりな印象だが明るくキレが良い。
古舘さん、こんにちは
Stereo誌投稿用に続きJSP4インチ製作と精力的な活動、感心しました。
小生、この暑さでやる気が全く起きず折角の4連休(日曜日から明日まで)をダラダラ過ごしています。
小さめの箱にしては良い特性が出ていますね。
各ユニットの試聴結果の特徴もお聞かせ頂き参考になりました。
古舘さんから情報をいただいたチタンコーンのW4-1337SDは2セット買い込みました。
1セットは未だ手つかずです。
何故か3インチ版ほどの高級感(見た目)が感じられませんが音はクリアなので気に入っています
こんばんは。
これまた綺麗に製作中ですね。
かなり音も良さそうですね、オフ会登場でしょうか^^
ちなみにコーナークランプ、欲しくなりました(笑)
KO球さん、こんばんは。
まだ、組み立てただけで化粧は手付かずです。
取り敢えずSTEREO誌の発表が有るまではエージングで鳴らすのを優先にしてます。
端材で板自体の見た目が悪いのでニスではなく、塗装にしようかと迷っています。
ゆったり人さん、こんばんは。
まだ、仕上げはまだまだなのでそれ程綺麗では有りません。
音はやはり5インチに比べると低音の伸びが今一なのですが、フルレンジなので音の纏まりは良いようです。
オフ会はP650TQWT、4インチJSP、4インチMCAPの3つの内の一つか二つが候補です。
出来次第でしょうか?聴いてみたいリクエストを募るかも知れません。
コーナークランプ、箱を作る人は一つ用意していれば便利ですよ。
古舘さん、こんにちは。
暑いのに連作とは、頭が下がります。
JSP方式の設計も手慣れた様子で、特性もフラットでさすがですねえ。 コーナークランプをご紹介いただき、感謝です。オフ会が楽しみです。
(私はこの休み、体調回復を図り結局パソコンでの仕事と趣味で終わってしまいました)