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古舘@横浜 さんの日記

 
2014
6月 16
(月)
03:22
本文

バスレフのダクトは調整が不可欠なので、交換出来る様にバッフルにはソケットをマウントし、色々な長さのダクトを差し替えて調整することが多い。
ソケットの穴開けにはその外径に合うホールソーを使っているが、緩いと隙間が出来るし、きついと入らないのでピッタリのサイズが必要になる。
個人的にはかなりのサイズのホールソーを持っているのだが、ソケットの外径に合うサイズは少なく、手持ちには40ソケットの外径の54mm、50ソケットの外径の67mmのみだったので、それより小さいサイズのダクトが使える様に30、25、20のソケットの外径に合うホールソーをヤフオクで探して手に入れた。
各々のソケット外径は30が46mm、25が40mm、20が33mmである。セットになっているものにこれらのサイズが含まれていれば良いのだが、これらのサイズは殆ど含まれず、単独のサイズで探す必要が有ったが、セットに含まれないこともあり、余り必要とする人が居ないのか、競争率は低いようでほぼ開始価格で手に入れたが、送料は各々にかかるので、それなりになってしまう。
ホールソーは木材用の鉄板をプレスしたものなら安いのだが、耐久性が無く、使っている内に徐々に鈍って切れなくなるので、鉄板用やステンレス用と謳っているものにしたが、通常、ホームセンターなどで買うと数千円はするので、多少、送料がかかってもオークションではかなり安く手に入れることが出来る。
ただ、鉄板用と言っても薄い鉄板用なので、余り厚い板には使えない。ものによっては懐が7.5mm程度で、12mmの合板などでは両側から穴を開けてやっと届く程度なので厚い板には使えない。
というのは想像出来たことだが、塩ビパイプに開けるときには外側がカーブになっているので届かないのと構造上、内側から穴開け出来ないので穴を抜くことが出来ないのは想定外だった。

また、ヤフオクでホールソーを物色している時に見付けたのだが、一般のホールソーとはちょっと変わったBIG MANというメーカーのダイアルホールソーなるものを手に入れた。
構造的には自在錐のアームを3本にして、前後2枚のディスクを回転することにより穴径をを30~60mmの範囲で連続可変出来る様にしたもので、手軽に様々な任意の穴径に対応出来る。
ただ、可変式で固定ではないのでセッティングによる若干の誤差は避けられず、穴の精度が必要な時は自在錐などと同様に事前にテストカットなどが必要になる。
これもヤフオクではメーカーと型番だけで商品の説明が余りされていない為か、100円スタートだが全く競合もなく落札出来た。(送料が別に600円かかる)がAmazonでは送料込で1626円なので充分安い)
耐久性は暫く使ってみないと分からないが、アームがぶん回る自在錐に比べれば外側がディスクなので安全性は数倍高い。(一般のホールソーは更に数倍安全だが…)

画像1

33mmのホールソー。ハイスピード鋼で薄い鉄板、合板、塩ビにも対応

画像2

20のソケットの外径にピッタリで殆ど隙間は出来ない

画像3

40mmのホールソー。超鋼のチップが埋めてありステンレスもカット出来て塩ビにも対応

画像4

25のソケットにピッタリ

画像5

46mmのホールソー。材質はハイスピード鋼の鉄板用だが、懐が狭く7.5mm程度の深さしか対応しない。塩ビには不向き。(キャップなど平面の穴開けなら可)

画像6

30ソケットにピッタリで12mm程度の合板なら両側からカットすることで穴明けが可能

画像7

細い塩ビ管ではRがキツイので懐が浅いタイプでは最後まで抜けない。写真はVU65に46mmの ホールソーで穴を開けるとこれ以上進めない。(VPタイプの肉厚のタイプでは余計に届かない)

画像8

BIG MANのダイヤルホールソー。直径30~60mmの穴明けが可能

画像9

上下のディスクを回転することで3枚の刃が円周方向又は中心方向に揃って移動する機構になっている。(セットしたら逆ネジのナットで固定する)

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たてちゅう  投稿日時 2014/6/16 17:53

さすが古舘さん、色んなのをお持ちですね!

ダイヤルホールソーって確かに自在錐よりは安全そうです。
もう少し大きな穴あけられると、もっと良さげですね!

古舘@横浜  投稿日時 2014/6/16 19:37

たてちゅうさん、こんにちは。

そうですね、一番出っ張った部分がディスクなのでそれにガードされた状態になっているので安全です。

60mmまでだとユニット取り付けだと2インチまで、ソケットだと40まで、塩ビ管だと50までですね。

ダイアルホールソーにはこのサイズしかないようです。



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