コニ
Daruma3-6
だるまさんシックス
50 x 50 x 130
正面

その他

その他

Fostex

FE88ES-R+MG850

VIFA

XT25BG60-04 Double Magnet Ring

Peerless

831858

自己評価
☆☆☆☆
☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
画像1

Daruma3-5を投稿(2008年8月20日)以後次のような改良を行いました。
改良後のネーミングはDaruma3-6だるまさんシックス)としました。

改良点
・サブウーファのユニットをPeerless8インチに換装
・サブーウーファ用パワーアンプにCrown DC-300ASeries2を使う事に
・この時点で6ウェイマルチチャンネルアンプ方式になる
・ツイターをVifaのXT25BG60-04 Double Magnet Ring Dome Tweeterに代え
・それまでのBeston 「RT003C」円形リボンツィーターはスーパーツイターにする
・Vifaのフランジ直径が大きくミッド・ローのユニットに重なるので、一回り小さなTangBandのチタンコーン4インチフルレンジに入れ替え(125*100異径ソケット収納)Vfaを納めるスペースを確保
・結果ユニットが7つになったのでFE88ES-RとMG850はパラで鳴らす事に
・オーディオ用PCとしてONKYO(SOTEC)のHDC-1Lを導入
・ジッターコレクター(Bravo)とDAC(24bit192kHz)付ヘッドフォンアンプ(Fubar-4plus)を加える

以上が主な改良点です。

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このシステムの最大の特徴は
・各ユニットエンクロージャーを与えユニット間の干渉をゼロとしたこと
・サブウーファは元より全ての箱から吸音材を排し音の鮮度が保てたこと
・出来るだけ小型のユニットを使いスピード感を損なわないように配慮したこと

ユニットのチャンネル毎の調整はフェデリックス社のPolaris-アルファを使いました。
これは付属CDで20~20kHzのワーブルトーンを流し、高性能マイクの入った本体で音圧を測定し左右各ユニットの音圧レベルを揃える事が出来る優れものでした。

その結果容易に全体のバランスを取ることが可能になり20Hzの重低音から20kHzの高音までスッキリした音に纏めることが出来たと思っています。
(20Hzはメーターは十分振れていますが、歳のせいでしょうか25Hz以下は聴き取れないし、高音は12~3kHz位が限界です)

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サブウーファ(50Hz以下)
ユニット・・Peerless 831858 20センチウーファ(ペーパーコーン)
ユニット取り付け方法・・フレームとフロントバッフルの間にゲルを介しマグネットに固定したスチールパイプ(鉛粒入り)を後ろ蓋まで伸ばしボルトで締め上げて固定
この様にするとユニットの振動が筐体に伝わらず音量を上げても筐体が全く振動しない。
箱(容積)・・内法縦40、横40、深50センチ 80リットル
箱の素材・・MDF バッフルと裏蓋は21ミリ+18ミリ上下左右は18ミリに0.5ミリ鉛シート貼り
構造・・JSP方式(共鳴30Hz辺り)
・内部の定在波対策として、使い捨てお椀状の皿にモルタルを詰め上下左右に隙間無く貼り付け
・吸音材なし

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ウーファ(50~300Hz)
ユニット・・Dayton RS150S-8 15センチ ウーファ(アルミコーン)
ユニット取り付け方法・・サブウーファと同様(このユニットには8キロの鉛のデッドマス装着)
円筒エンクロージャー(容積)・・内径35センチ×45センチ 43リットル
素材・・ボイド管(建築用→円柱製造用紙製円筒)強度確保のため二重にしました。
これは大変良い素材です。
円筒の構造・・JSP方式(共鳴47Hz辺り)
・定在波対策・・ユニットの反対側面に円錐形板(0.5ミリ鉛シート貼り)を設置
・吸音材なし

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ミッド・ロー(300から1000Hz)
ユニット・・TangBand W4-1337S 10センチ フルレンジ(チタンコーン)
ユニット取り付け方法・・ウーファ同様(このユニットには1.6キロの鉛のデッドマス装着)
パイプエンクロージャー(容積)・・外径25センチ 厚さ4ミリ,長さ33センチ 12リットル
パイプの素材・・アクリル管(バッフル21ミリに18ミリMDF、裏蓋10ミリ厚アクリル板)
ユニット収納部・・塩ビ管(125*100異径チーズ・内外に鉛シート貼り)
構造・・JSP方式(低音不要につきバスレフ的効果)
・定在波対策・・ユニットの反対側面に円錐形板(0.5ミリ鉛シート貼り)を設置
・吸音材なし

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ミッド(1000Hzから4000Hz)
ユニット・・右FE88ES-R(ペーパー) 左MG850(マグネシウム)両ユニットフルレンジ
ユニット取り付け方法・・ミッド・ロー同様(このユニットには1.6キロの鉛のデッドマス装着)
パイプエンクロージャー(容積)・・外径13センチ、厚さ5ミリ、長さ45センチ 5リットル
パイプの素材・・アクリル管(バッフル12ミリ厚デュポンコーリアン、裏蓋10ミリ厚アクリル板
構造・・密閉
・定在波対策・・ユニットの反対側面に円錐形板(0.5ミリ鉛シート貼り)を設置
・吸音材なし
・左右のパイプ内部構造は全く同じ作り

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ツイター(4000から15000Hz)
ユニット・・Vifa XT25BG60-04 Double Magnet Ring Dome Tweeter 
ユニット取り付け方法・・ミッド同様(デッドマスなし)
パイプエンクロージャー(容積)・・外径10.5センチ、長さ9センチ
パイプの素材・・塩ビ管VU75ソケット(外周全面鉛シート貼り、バッフルなし、裏蓋10ミリ厚MDF
構造・・密閉
・吸音材なし

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スーパーツイター(15000Hzから40000kH)
ユニット・・Beston 「RT003C」 円形リボンツィーター 
ユニット取り付け方法・・ツイター同様(デッドマス径25、長さ25ミリ真鍮)
パイプエンクロージャー(容積)・・外径8センチ、長さ19センチ
パイプの素材・・アクリル管(バッフル10ミリ厚デュポンコーリアン、裏蓋10ミリ厚アクリル板
構造・・密閉
・吸音材なし

システムの構成の概要

プレーヤー
CD Denon DCD-1650AE
PC Onkyo HDC-1L(WinXP) iTunes & Foobar2000

   (ジッターコレクターBravo、usbDAC Fubar4Plus)

チャンネルデバイダー
Behringer DCX2496 左右各1台

プリアンプ
Onkyo A-1VL(プリ部)

パワーアンプ
サブウーファ用 Crown DC-300ASeries2
2-6CH用    Crown D-75A 5台

非常にローコストで組み上げた6ウェイマルチアンプシステムです。