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用語集​/エンクロージャ​/バスレフ :: 集まれ!塩ビ管スピーカー

xpwiki:用語集/エンクロージャ/バスレフ


ページ内コンテンツ[4]
  • バスレフ
    • 原理
    • 計算式
    • 周波数とインピーダンス特性
    • その他の効果
    • 参考

バスレフ anchor.png[5]

Bass Reflex の略。 位相反転型ともいう。

エンクロージャ[3]内部のユニット[6]背圧を利用し、バスレフダクト内の空気をヘルムホルツ共振によって特定周波数で振動させる、スピーカー[7]エンクロージャ[3]の方式で、メーカー製スピーカー[7]にも一般的に見られる方式。

共振周波数周辺では、音圧レベルの上昇が見込めるが、それ未満は音圧が急降下する特性があることと、低周波数になるに従い郡遅延特性が悪化するなどのデメリットもある。

派生/応用方式として

  1. ダンプトバスレフ
  2. スリットバスレフ
  3. ダブルバスレフ[8]
  4. リングダクト[9]
  5. JSP[2]方式
  6. 3Dスパイラル[10]

などがある。

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原理 anchor.png[11]

 塩ビ管スピーカー[7]ビルダー、ゆったり人さんのサイトがわかりやすいです。
 DIY sound[12] - スピーカーエンクロージャ:バスレフ型スピーカー[13]

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計算式 anchor.png[14]

ダクトの共振周波数は、以下のヘルムホルツ共振計算式で、概ね計算できます。

Fd=160√(S/Vc(L+r)) [Hz]
  • S=ダクトの面積(cm^2)
  • L=ダクトの長さ(cm)
  • r=ダクトの半径、または半径換算値(cm)
  • Vc=キャビネットの実効内容積(リットル)
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周波数とインピーダンス[15]特性 anchor.png[16]

以下の図は、平面バッフルと典型的なバスレフの、周波数とインピーダンス[15]特性比較です。

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その他の効果 anchor.png[18]

 バスレフ領域では、ユニット[6]の振幅が減るため、その領域での耐入力は向上するとともに、高調波歪も減少するメリットがある。 一方で、それ以下の領域ではエンクロージャ[3]からダクトを通じて出てくる低域とユニット[6]前面の低域の位相が反転されないため、 ユニット[6]の振幅規制はユニット[6]のダンパーのみとなり、激しく振動し高調波歪も急上昇、耐入力も大きく低下する。


Last-modified: 2009-05-20 (水) 00:02:05 (JST) (1714d) by 庶務係