スピーカーの特性評価におけるインピーダンスとは、一言でいえば交流の抵抗値と言って良いのかと思います。
wikipedia:インピーダンス
インピーダンス測定には様々な方法があり、一般的にはスピーカーで音を出しながら行いますが、アンプを接続して行う方法では 接続を間違えるとサウンドカードのマイク入力を破損しかねない危険性が伴います。(PCソフトのMyspeakerを使うのもこの方法)
ここでは、アンプを繋げずに Windows PCのサウンドカードからの出力を利用する簡易方式で、ソフトはARTA同梱のLIMPを使います。 簡易方式は測定結果に少し誤差が含まれるようなのですが、まずは測定してみることが重要ですので、この場ではこの方法での紹介とします。
残念ながら、LIMPのデモモードでは結果の保存ができません。 但し、「.ZMA」形式でのエクスポートが可能です。
ここからは中級レベルの入門になりますが、測定結果をSpeakerWorkshopで表示してみましょう。測定結果データの重ね合わせや、シミュレーションなどは Speaker Workshop へインポートして行うとフレキシブルに活用できます。