訳ありの依頼で身近にある素材を使ったスピーカーを作成しました。
依頼では、パイロン、ペットボトル、スリッパなどど訳の分からないものでしたが、前まから気になっていた植木鉢を選んでみました。
見た目の素朴さを追求して、素焼きの植木鉢を使っています。
材料の写真の穴の大きなドーナツを植木鉢の直接接着しました。
植木鉢の内側は正円ではないので、パテ埋めもできる接着剤を使い隙間をうめました。
その上に発泡ゴムのパッキンの咬ませて、バッフ板をつけています。
設計は、植木鉢の容量が2Lで、共振周波数を80Hzに調整しています。
念のため、植木鉢の内側は目止めのため厚めの塗装を施しています。
視聴感
高音域は難しですが、低音はなかなか十分に再生できています。
最近、リファレンスとして使っているCD(David Gordon TrioのUndiminished)のベースはご機嫌よくなっています。
バッフル板にMDFを使いましたが、厚みが足りないようで焦点がぼけた音になっています。
よく言えば丸い音なんですが、シャープさがありません。
また、筐体に穴をあけられないので、ターミナルがバッフル板に付いているので、
制振の調整が必要です。