おおさわ
MCAP共鳴管
えむきゃっぷきょうめいかん
50 x 20 x 125
正面

ホーン

TangBand

W3-582SC

自己評価
☆☆☆☆
☆☆☆☆
☆☆☆
画像1

改修しました(仕上げ前の写真です)

画像2

パイプ部分をブロンズテープ貼り、ジョイントは缶スプレー塗装しました(2010 12月18日)

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異径ジョイント内の第一ポート

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隙間テープと割り箸で突っ張り棒して防振しました

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ターミナルはステンのねじです

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主空気室と左右の第一ポートです

画像7

短いパイプは1.8mくらいです
終端パイプを紙パイプに変え、10cmくらい長くしました

画像8

長いパイプは2.7mくらいです
終端パイプを紙パイプに変え、10cmくらい長くしました

初めてお邪魔します おおさわです
SP再生技術研究会の皆さんにもお世話になっています

複数の共鳴管フルレンジシングルで鳴らすSPを作りました
通常の共鳴管システムは1m70前後のパイプ長の設定を良く見ます 2m超え40Hz以下の共鳴を狙うとユニットとつながりが悪くなるからでしょう

今回の製作はSP再生技術研究会の鈴木会長の提唱するMCAP-CRにヒントを得て主空気室より2本の第一共振ポートを経て、共振周波数の異なる2本のパイプを一発のユニットで鳴らすものです

2010 11月20日改修しました
2010 12月18日仕上げをしました(一部写真を入れ替えました)

主空気室はVU75Φチーズとエルボ2個で2.2L、異径ジョイント内部の2本のVP30Φ第一ポートから長短2本の共鳴管をドライブします 短い管は30Φ、長い管は40Φから途中径を増やして50Φ間で増やしています

最初のプロトタイプでは主空気室が大きすぎ、直管パイプの総段面積が大きすぎで鳴りが小さかったのですがホーン状にして低音増強は充分になりました しかし当然バックロードホーンに近づきますので当初の意図に反するので径の増大は50Φ間でとし、長さを調節しました 左右の耳に地被けると長短パイプの受け持ちが異なるのが聞こえて面白いです

共振周波数は容積が正確に計れてないので適当です 第一ポートを最初それぞれ設定しましたがパイプ改修時調整していません MCAP-CRの副空気室と共鳴管のつなぎは違うと思うのでこだわる意味も不明です

結果音は塩ビ共鳴管らしいスカッと切れ味爽快、さわやかメンソールです
ボードキットの簡易オシレーターをつないで聴感で共振の確認をしました(11月23日)1.7m管の50Hz、倍の100Hz近辺、3倍の150Hzと2.6m管の40Hz、80Hz、120Hz近辺の共振が聞き取れます
主目的の低音の増強は充分です 

最大の問題は自立できないことで(作者に似ました)仕上げをしたら壁掛けにしたいと思います

私は今回初めて塩ビ管でこういうもの作りましたがこんなに作業楽しいと思いませんでした

今回SP再生技術研究の鈴木会長にはアドバイスもいただき、またマイルスTKさん、古館さんはじめ皆さんの力作にたくさん教わりました
ありがとうございました