Atsushi
ホワイト2号
ほわいと2ごう
30 x 30 x 89
上面

JSP

ParcAudio

DCU-F101W

自己評価
☆☆☆☆☆
☆☆☆☆
☆☆☆☆☆
画像1

1号に続けて製作した2号です。
今回もアクリルパイプを使用してます。
2号では、Yoshii9タイプの低音不足を補おうとJSP方式を組合せてみました。今回は、両方の良いとこ取りをしようとかなり頭をひねりました。

画像2

エンクロージャーを2つに分割し、ボルトで連結することでポートの長さをいつでも変えられるようにしました。
ポートの長さを変える時は、一段細いポートを差し込みます。
これの上にYoshii9が乗っかるような感じです。

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これが上の部分で、1号と同じように内部には振動対策の鉛シートを貼った上に吸音材を貼っています。
底部にもフェルトを貼り、接合したときの音漏れを防ぎます。

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今回の仮想グラウンドは錘ではなく、額を吊るすのに使うストッパー付きのワイヤーを使いました。

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上下のエンクロージャーを連結させ、スピーカーとストッパーで挟むようにしました。上下にそれぞれゲルを挟んでいます。

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底部のアップです。

完成後はきちんとJSPが機能するかどうか不安でしたが、いざ音を出してみると、迫力の重低音です。Yoshii9タイプの1号だと、ロック系のギターの音がペチペチと安っぽい音に聞こえるのに対して、2号は低音の音圧が体に感じられるほどです。
ただ、ソースによっては低音が出すぎていてバランスが悪く感じられるのと、1号に比べると若干こもった様な音に聴こえます。
それに、2号の方がさらに設置場所を選ぶようです。場所によっては低音の聞こえ方が全然違ってきますし、スピーカーとリスナーを結ぶ正三角形の中と外でも全然違います。
万能なスピーカーは無いと言いますが、ほんとに奥が深いです。
諸事情あって、しばらくはスピーカーを製作することができませんが、次回は必ず、ウーファーを製作したいです。