カットマン
Ivory
あいぼりー
18 x 35 x 90
正面

TangBand

W4-927SC

その他

TAKET-BATPURE

自己評価
☆☆☆
☆☆☆
☆☆☆
画像1

VU100を使った3Dスパイラル方式です。ユニットはTangBandの10cm W4-927SC(ポリプロピレン・コーン)です。11mm合板2枚重ねのバッフルを用いて、Y字の継手にエポキシで接着しています。Y字をこの方向にしたのは「デザイン」上の理由です。
塗装は製作当初は木のバッフルのみを白く塗っていましたが、2009年の夏頃に100均の和紙(押し花入り)と水性アクリル塗料で全体を化粧してみました。Ivoryという名前は塗料の色と和紙の薄いクリーム色っぽいものが、意外とマッチしたので、そこから命名しました。

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現在は、TATET-Batpureをつないでフルレンジ+スーパーツィーターの構成になっています。スーパーツィーターの固定は真鍮の丸棒にネジ切りをして、M2とM3のネジで押さえています。2mmのネジのPC用というのを最初買ってしまい。これが若干サイズが大きかったのです。1本丸棒の穴開けに失敗しているので、配線の取り回しなど仮組の状態です。

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スパイラルは100均で売っているPP紐を丸棒に巻いて安く仕上げています。少しVU100の内径に足りないので、透き間テープを足しました。巻き方は左右逆にするつもりが、作り始めた時に忘れてしまって、出来上がったら同じ向きになっていました。比べるべきスピーカーがないのですが、これが現状一番低音が出るスピーカーになっています。

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2009年中頃まではY字からすぐにスパイラルの管に落としていましたが、他のスピーカーと比べると、音場が狭く貧相だったので、20cm程度継ぎ足しました。この部分に筒臭い音が出てしまったので、吸音材を入れています(シンサレート)。他にはユニットと反対側の塩ビ管のフタの部分に入れています(ペット素材)。

和紙の接着は木工用ボンドです。ボンドを塩ビ管に塗ってから延ばすのに水を使っていましたが、こうすると和紙の表面にまでボンドが滲み出してしまい和紙っぽさが薄れてしまったので、水は使わない方が良いようです。曲面の部分は細かく切った和紙でパズルの用に穴を埋めて行くようにしたら、普通には目立たないくらいに処理できました。ソケット継手の一段サイズが太くなる部分のみをアクリル塗料で塗装しています。

最初に作った塩ビ管スピーカーで、2006年頃から改良を続けながらメインのスピーカーとして使用しています。

長いこと本館の方に投稿させて頂くのが夢でしたが、永久に半完成状態なので、自主投稿方式に切り替わったのを機会にアップさせて頂きます。よろしくお願いします。