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対象モジュール 日記
件名 stereo誌付録スピーカーの特性(暫定)
要旨 stereo誌が手元に届きました。 手持ちの自作マイクアンプの調子がどうも悪く、ARTAでの測定が思うようにいきません。 とうとう、TASCAMのUSBサウンドデバイス US-144MK2 を購入しました。 早速測定して、SpeakerWorkshopにインポートしたので概要報告です。また、最後のほうに測定データを貼り付けていますので、誰でもSpeakerWorkshopにインポートしてネットワークシミュレーションを行うことができます。 ...


オプション

参照

Re: stereo誌付録スピーカーの特性(暫定)
投稿者: なーお 投稿日時: 2014/7/26 0:23

mixiの自作スピーカーコミュに立てたトピに、SpeakerWorkshopとの連携に関する質問があったので、その返答をここにも貼っておきますね。
相当とっつきにくいSpeakerWorkshopですが、それを克服すると、こんな便利なものがフリーで使えることに気づき、幸せになれます。

***
SpeakerWorkshopの使い方は、 独特のとっつき難さを克服することから始まります。(汗)
私も試行錯誤なのですが、まずは以下のサイトが詳しいと思います。

Speaker Workshopを使ったネットワークのシミュレーション ~ 工房楽々舎
http://bit.ly/WHbZFz (www.geocities.jp)

そこに至るまでのポイントとしては、
1、ARTAで周波数特性(.FRD)データをエクスポートする時に、F特に加えて位相も一緒に
 エクスポートする必要があること。 つまり、少なくともSemi-Dual-channel測定以上の
 モードで測定する必要があります。

 具体的には、MLS信号のインパルス測定を行い、開始/終了ゲートを適切に調整して、
 Analysis / Single-gated smooth Frequency response / Spectrum
 で表示したグラフの左下にあるボタンで、「M+P」を選択して、
 File / Export / ASCII file を選ぶと、 .FRDファイルとして保存するか聞いてくる
 のでOKとして ファイル保存します。

[添付]

2、LIMPでインピーダンス測定を行い、.ZMAファイルで保存します。

ここまでを、この日記にzipで固めて貼ってありますから、それを使って簡易に試す分には、SpeakerWorkshop側の操作だけでOKです。

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あと、SpeakerWorkshopに 上記データをimportしたあと、事前にドライバを作成しておき、右クリックでプロパティを開いて Dataタブで各データを選択してひもつけします。 GeneralタブのGenerateの項目内の、F特とインピーダンス両方にチェックを入れます。

その後、ネットワーク図を書いて、右クリックで Calculate Response で計算され、プロジェクトの所に結果が出るので選択すると表示されます。

おおまかには、そんな感じで行けるかなと。。 上記参考サイトの上から順にやっていたら日が暮れてしまうので、必要なところだけ試してみましょう。

[添付]