古舘@横浜 さんの日記
並行に進めていたのだが、STEREO誌コンテストの応募が終わって一息ついたので取り掛かった。
今までJSP方式のスピーカーは3インチから8インチまで5台作ったが4インチのJSPは未だ作っていなかった。
3インチでも良好な低域特性を示すが、やはり地を這うような重低音は無理が有る。
ところが、5インチになると30?40Hz辺りの重低音もかなりのレベルで再生する。
手持ちに何個か4インチスピーカーが有ったので、それを使って作ってみる事にした。
サイズは約15リッターとして材料は近くのホームセンターで端材として売られている30cm四方位のラワン合板(30円/枚!)を利用してサイズを決定し外形を26cm×26cm×30cmとした。
ダクトにはVP-30を使用した。
使用ユニットはTangBandの4インチでアルミダイキャストフレームでネジ穴が共通の物3種を選んだ全てフルレンジ。
ユニットを入れ替えて比較視聴を行う予定。(続く)
画像1:カットしたラワン合板(2台分)全て端材。
画像2:ユニット取り付け穴はホールソーで空けようと思ったらボール盤の懐が小さく諦め、ハンドドリルで空けようとしたらインパクトが掛かって空けられず、結局冶具を作ってトリマーのストレートビットで空けた。
画像3:ユニット取り付けネジ穴は4mmの爪付きナットを使用。フレームが大きいので爪付きナットは削らなくてもOK。
画像4:バッフル板の強度アップに以前に穴明けした後の余り板を利用。ボンドをたっぷり塗ってネジ止めする。
画像5:ダクトのVP-30はバッフルに30ソケットを取り付けて交換出来るようにする。穴明けはホールソーの45mmで空け、若干きついのでフラップホイルという紙やすりが放射状にセットされたものをドリルに取り付けて穴を広げる。
画像6:半分ほど入るまで削ったらゴムハンマーで圧入して、念の為ボンドを塗ってエア漏れを防ぐ。
画像7:裏板にもバッフルを刳り抜いた円形の板を貼って補強する。