数日雨の日が続いたが、オイルフィニッシュ塗装の臭いはそれ程キツく無く、若干我慢すれば室内でも出来るのでワシンのチェリー色を塗ってみた。
オイルフィニッシュ塗装は、最初にペーパーで均一にサンディングした後、ハケで多めにオイルを塗って暫く放置(15分位)した後、2度目のオイルを塗って320~400番程度の耐水ペーパーで濡れている内に、均一に且つ浸透するように塗り広げる。その内乾いてきてカスが出るようになるので、そこで余ったオイルを布で拭き取って暫く放置する。数時間(6~12時間)後にまたオイルを塗って、今度は布で擦り込むように塗り広げながら拭き取る。
基本的にはこれで終わりであるが、たまに余ったオイルが滲み出てくる事があるので拭き取る。
注意点としてはオイルを拭き取った布や紙などは自然発火する事が有るらしいので、そのままゴミ箱には捨てずに、水に漬けた後でポリ袋に入れてから捨てる様にしないと大変な事になる恐れがある。
ニスなどの艶を出す為に何度も塗っては磨いてを何回も繰り返さなくても良いので1日もあれば完成する。出来上がりはしっとりした落ち着いた渋い風合いに仕上がる。
…の予定だったのだが、オイルを塗る前から気になっていた傷や凹みにオイルが染み込み易くなり、その部分の色が濃くなり傷や凹みを余計に目立たせてしまった。
これはまだ許せるとしても、サンディングの際に若干黄色っぽくなっていて多少サンディングを多めにしても他の部分と異なる色艶の部分が有って気になっていたのだが、実際にオイルを塗ってみると何かの油脂成分が染みていたようで、オイルが染み込まず色が全く付かないので、その部分は白っぽくなってしまった。しかもその場所がバッフル部分で一番目立つ場所!
バッフルは基本的には裏板と同じサイズなので気が付けば入れ替えも出来たのであるが、後の祭りでみっともないことになってしまった。
とても我慢できるレベルでは無いので、良く有るバッフルだけでも違う色で塗装しようかと思ったが、果たしてオイルが染み込んだ上に塗料が乗るのか?水性では弾きそうなので油性の塗料でないと駄目そうだが、やってみないと分からないので、以前に色の確認でテストした板を軽くサンディングしてから簡単にマスキングして198円の艶消し黒のスプレーを塗ってみたら、乾けばちょっと擦っても取れないようなので一番気になるバッフル、サブバッフルを艶消し黒で塗装することにした。(他の部分は目を瞑る)
[添付]
ところがこの作業が雨上がりの気温が低く、湿度が高く、風が吹いてスプレー塗装には最悪の状況ではあったのだが、仕上がりはお世辞にも綺麗とは言えず、艶消しと謳っている割には中途半端な艶が有り、見栄えも悪い。
失敗したと思い、刷毛塗りではあるが、以前、綺麗に塗れた艶消しの黒の水性塗料が余っていたので、これを試しに塗ってみると、これこそ艶消しの塗装だ!と思えるほど綺麗に塗れた。スプレー塗装とは比較にならない。
これで、バッフル、サブバッフルは全てサンディング後に上からこの塗料を塗ることに決定。ハケ塗りなので若干のハケ痕は残るが、かなり綺麗に塗れた。ただ、表面がザラザラしているので埃や汚れ、傷が付き易いのがたまに傷である。
音響レンズもスプレー塗装では気に入らなかったので、軽くサンディングしてから同じ水性塗料を上からハケで塗って仕上げた。
音響レンズはネジ止めする為のドライバーがフィンに当たらないように取り付けプレートの下部を有る程度長くする必要があるのだが、今回のウーファーとツィーターの距離が短いので取付けプレートがウーファーのフレームに当たってしまっていた。今までは簡易的に両面テープで固定していたが、ネジで固定するには何か工夫が必要だ。今回は取付けプレートの下部を短くしてU字型に加工し完全に締め込まないビスに引っ掛けて上部のみビスで固定するようにした。
取り付けプレートの下部を15mm程カットし、U字型にしてビスに引っ掛ける。
[添付]
下部を完全に締め込まないビスに引っ掛けて上部のみで固定した。
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マスキングに使用した布ポリマスカー。
[添付]
後はユニットや端子板を取り付けて組み立てるのみでゴールが見えてきた。
反省点
完成から余り時間が経たないうちに塗装する。
時間と共に箱に傷が増え仕上げに影響する。塗装してからの傷はそれ程目立たないし修正可能。。
艶消しスプレーは余り上手く塗れない。
スプレーが安物だったせいかも知れないが、綺麗な艶消しにはならない。