モーレアさんの新作「モーレアTLS/FE」 |
コメント(読みにくい時は文字のサイズを小にして下さい) |

 |
フォステックスの12cmユニット、FE-127を使ったTLSタイプです。
最初に長野さんのTLSを真似てつくったものがすごく良かったので、
今度は大きなユニットでということで、モーレア3号のユニットを
そのまま使ったTSLを作ってみました。
塩ビ管スピーカーの場合、パーツがそのまま流用できるのがいいですね。
写真の内側二本が、以前に作ったTB-W3-582SBのTLSで、
外側二本が今回作ったものです。
ユニットはフォステックス FE-127です。
仮組みでは長さ1mのVU125をそのまま使ったのですが、
本組みにあたり、長さを少し詰めて85cmにしました。
机の前のスペースにバランス良く納めるためです。
塗装には、今回、水性を使いました。
同じ色がなかったので、TBに比べてすこし黄色っぽくなっています。
やはり水性のほうが、匂いが少なくて扱いやすいですね。
早速モーレアさんのTLSの新作の登場ですね!
12cmのTLSは凄そうですね!!
多重管のTLSは作りやいので管理人もお気に入りです!
|

 |
内側のパイプは使わなくなったVU100にVU75を差し込み、
外側にはダンプラとビニールテープを巻いて、
断面積がスムーズに変化するようにしました。
内側パイプの一番下には、長ナットを接着剤でつけ、
折り返し点の隙間調整と、内側パイプの微妙な長さ調整が
出来るようにしています。
音道でダンプラを使っているのは、
内側パイプの最上部(スピーカーユニットの直下)に7.5cm、
そして内側パイプの最下部外側に同じく7.5cmです。
また吸音材(金魚用ウール)はスピーカーユニットとダンプラの間、
そして音の出口(VU125上端とインクリーザーの隙間)の
少し手前の二ヶ所です。
内部も綺麗に作ってありますネ!! |

↑クリックすると大きくなります。
|
一応、計算で、断面積の推移をグラフにしています。
こんなもんでいいのでしょうか?
さて、肝心の低音です。
これは仮組みの時から気が付いていたのですが、
期待したほど低音は伸びませんでした。
むしろモーレアTLS/TBの方が、低音を感じます。
ただ、全体のバランスはモーレアTLS/FEが上です。
一番いいのは、両方のスピーカーを同時に鳴らすこと。
これで音の広がりも、低音も、満足できるレベルになります。
今回のTLSは期待したほどの低音は得られませんでしたが、
工作も簡単でトリプルパイプと同等の音が得られるので、
まあ合格点です。
ユニットを変えるとまた違った結果が得られるかもしれません。
12cmのいいユニットが入手できたら試してみたいと考えています。
例によって詳細は私のホームページに掲載していますので、参照下さい。
グラフがあると分かりやすいですね!!さすがです!
低音が伸びないのは以外ですね?。
このあたりがTLSの難しいところでしょうか。
TLSはユニットとの相性が顕著に出やすいかも?
モーレアさんのサイトも分かりやすく載っていますので
是非皆さんご覧下さいネ!!
それではまた改良や新作製作されましたらご投稿下さい。
ブログにも遠慮なくコメントお願い致します。 |