マイルス-TK (Kato)
Twin-Horn
ついん-ホーン
87(H) x 10 x 10
正面

MCAP

その他

Fostex

P650

自己評価
☆☆
☆☆
☆☆
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Stereo誌の付録スピーカーを使ったMCAP方式のエンクロージャーです。
完成後のエンクロージャーの容量は、主空気室:1.1L、第1副空気室:0.9L、第2空気室:1.8Lとなり、各ダクトの共振周波数は、主空気室で140、103Hz、各副空気室で134、94Hzになっています。

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バッフル板は、MDF板をドーナツ状に複数枚切り出し、同一サイズの発泡ゴムのドーナツ状のパッキンも作成します。これらを用い、MDF/爪付ナットと発泡ゴム/MDFの3層構造の板を作りました。この板をチーズ管に万能ボンドで接着し台座とします。この台座の上に、発泡ゴム/MDFの2層構造の板をネジ止できるように穴を開け、スピーカーユニットはこの板に取り付けます。つまり、バッフル板は5層構造になります。この構造により、スピーカーユニットを取り外す際にバッフル板を傷つけることがなくなります。
ちなみに、発泡ゴムは100円ショップで購入したヨガマットを切り出しています。使用の目的は、気密用のパッキンと共に振動の軽減を意図しています。

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使用する全部品です。
意外と点数が多くなりました。
使用した材料は、エンクロージャー1本当たり、TSキャップ100(2個)、TSチーズ管100(1個)、VUソケット100(1個)でこれらを連結するためのVU100のパイプを用いました。4本のダクトは、VEコネクタを加工せず取り付けています。

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脚の部分です。
3本の脚は30cmの全ボルトを使いました。
キャップとナット、ボルトの間にはここにもヨガマットを挟みます。

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組み立て前に吸音材を入れます。
入れたものはぬいぐるみの中にいれる綿を適量詰め込んでいます。

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ホーンの材料には、ラッパのおもちゃを使いました。先端を切り取り25のエルボー管に接着すれば、完了です。

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台座の部分です。
床に接触するところは、袋ナットを使ってみました。これで、点接触になるのでスパイクの効果があると期待しています。

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ちなみに図面を載せときます。

Stereo誌のコンテストに出品するために作成したシステムです。
残念ながら、といいますが、当然ながら、書類選考で落選してしまいました。

視聴してみて
MCAP型スピーカーの特徴として、低音の再生においては。40Hzぐらいまでは、十分に再生されています。
小口径のスピーカーとしては及第点といえるものだと思っています。
全般的な音としては、まだ好みの音になってません。
もう、制約がなくなったので、改良をしてみたいと思っています。
関東オフ会に間に合わせねば :lol: