すなとも
yoshie9
よしえないん
20 x 20 x 115
上面

Yoshii9タイプ

Fostex

FE83En

自己評価
☆☆☆
☆☆☆☆
☆☆☆☆
画像1

全体図
100円ショップのカッティングシートは剥がし、黒の水性塗料でスプレーペイントしました。
のりはがしはヘンケルの「dufix はけ塗りシールはがし」が使いやすかったです。

なお、本塗装前にプラスチックプライマーを下塗りしてます。

画像2

ヘッドユニット付近
ユニット取付部分付近はDVジョイントと点検口でゲルを乗せられるようにしました。

画像3

仮想グランド全景
木造住宅の補強用ボルトを仮想グランドに使用しました。
重さは1.5kg(ヘルスメータによる)だったので、これでOKかとゴーサインを出しました。
仮想グランドには5ミリ厚のEPDM発泡ゴムを巻き付けました(某所でみたyoshii9の構造を参照にしてます)。
最初ビニールひもでこの発泡ゴムを巻き付けしましたが、ひどい音でした。
綿糸で巻直したらかなりマシになってます。

画像4

仮想グランド・ヘッドユニット取付処理
補強用ボルトの端面がちょうどスピーカーのマグネットベースと
ほぼ同じでしたので、そこに2液性エポキシ接着剤を使いました。
スピーカユニットを載せるゲルですが、耐震用ゲルよりOKパッキンの方が音の鮮度が高いです。

画像5

管内制振処理
管内側には5ミリのエプトシーラを張り付けしてます。
(某所で読んだyosii9の構造のマネです)。
エプトシーラは全面ノリが付いているため、裏面のシールをすべて剥がして貼り付けするのはちょっと難しいかと思います。
自分は上下だけシールはがしでごまかしました。

画像6

インピーダンス測定結果
MySpeakerを使用しました。
上の8Ω付近の「山がくっきり出ている」ほうはダンピング抵抗なし、
下の4Ω付近の「比較的になだらかな」ほうは4.7Ωのダンピング抵抗を直列にして9.4Ωにしてからスピーカケーブルに並列接続したものです。
ダンピング抵抗をつけたほうがフラットですっきりとした音質となるようです。

ただ、抵抗なしの低音が出た音も魅力がありドンシャリが好きな方にはこちらの方が向いているかもしれません。

皆さんの製作例を参考に私も作ってみました。
名前の由来は原型機のyoshii9と嫁の名前からもじってます。

材料一覧
 パイプ:VP75 1m
 継手:DVジョイント 呼び径75
 脚部:TSフランジ 呼び径75
 点検口:VU 呼び径75
 仮想グランド:M16 基礎ボルト+長ナット
 制振材:エプトシーラ 5ミリ厚(管内面に張付)
    :EPDM発泡ゴム 5ミリ厚(仮想グランドに巻き付け)
 ゲル:ゲルOKパッキン 8ミリ
 電線:ライカル線0.2ミリ

材料は以下の店舗で購入しました(北海道内です)。
 塩ビ配管類 ジョイフルエーケー(本州のジョイフル本田のグループです)
 仮想グランド用ボルト 同上
 制振材 アスカゼ21(Web通販です)
 ゲル 東急ハンズ
 電線 オヤイデ電機(Web通販)
 スピーカはコイズミ無線で購入しました。

とりあえずの結果として
 「最初は筒臭くてちょっと苦手だが暖かい音」
ゲルを変えた結果
 「音の鮮度がグッと高くなった」
基本的な印象としては
 「その場にいる感じが非常に高いところと
  モニタスピーカのように色をつけないため
  下手糞はものすごくヘタに聞こえるが
  すばらしい音源はとても良い」という感じですね。

このスピーカで向いている音源
 alanのアルバム(この人AVEX所属ですが、高音の伸びが凄く
聞いていると鳥肌が立ちます)
 ジャズ系全般(私は軟派なので、Dulferくらいしか評価できませんが、やっぱりこっちの世界は得意なようです)
 空間を感じさせるようなエコーのかかった音楽

このスピーカで向いていない音源
 線の細いタイプの女性ボーカル
 聞いていると「音が出せないのを無理に歌っている」様子が聞き取れます。
 打ち込み系のダンスミュージック(和音が足りないと響きがないため薄っぺらく聞こえてしまう)