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対象モジュール 日記
件名 STEREO誌、8月号付録早々の予告あり!
要旨 今年はScanSpeak.5cmユニットとのこと、写真で見る限り4穴でフレームもシッカリしていそうですが … 詳細は近日公開 ? だそうです? ...


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Re: STEREO誌、8月号付録早々の予告あり!
投稿者: 古舘@横浜 投稿日時: 2013/5/29 12:18

とうとう発表されましたね。たてちゅうさん、情報早いですね、ありがとうございます。

いつもの考察です。主観が入っているので外れている部分も多いと思いますので話半分で見て下さい。
まずは見た目から、特に記載はありませんが、振動板は前回同様ペーパーにコーティング、フレームも同様に樹脂製ですね。取り付け穴が3ヶ所から4ヶ所に増えていますが、前回は強く締めるとフレームが変形してたので、小さくなって相対的に強度が増しているのと合わせて大歓迎です。写真でも変なRを付けずフラット化されているので締め付けても変形しにくくなっている形状です。
マグネットがネオジウム(多分)という事もあり、振動板後ろのエア抜けも良さそうです。
デザイン的にも良い音がしそうな感じがします。

まずスペックを見て一番ビックリしたのが、最低共振周波数が118Hzと2インチのユニットとしては異常なくらい低い値だったことです。通常は2インチだと150~200Hz位が多いです。3インチのFOSTEXのFE83Enでさえ165Hzですし、P800や最新のFF85WKが115Hzで同じくらいです。
振動板の質量を大きくして低音が出やすくしたようですが、その代償に出力音圧レベルは80dB/mと低くなっています。因みに振動板質量の1.67gはFE83Enの1.53gより重いです。
その分、最大許容入力は50Wmaxと大きくなっています。ミュージックパワーではなく200Hz<という条件が付いているのがちょっと気になりますが…。
ボイスコイル径はやはり予想通り1インチですね。重さがネオジウムを使っている事もあり、90gと軽いので付属にするには振動板の保護だけを考えれば良いので、搬送などの物流も含めて楽なユニットですね。
最後に周波数特性ですが、何だこれ!?ですね。低域から10kHz位までは予想の範囲ですが、正面で10数kHz付近までダラダラと一旦落ちてからそれ以上が20kHzまでグングン上がり平均音圧レベルの80dB/mより12dBも高くなっています。目盛が細かいので蜜にすればそれ程でもないのかもしれませんが、ビックリしますね。ただ、高域がスパイス的な役割で良く聴こえるかも知れないのでこればかりは実際に聞いて見ないと分かりません。指向性も4kHz位から劣化しているようなので音響レンズで補正したくなります。さて箱が問題ですね。

勝手に想像して楽しんでみました。