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古舘@横浜 さんの日記

 
2017
2月 4
(土)
01:56
本文

工作機器を使うには電源は必ず必要なのでサンデッキ内に引き込む必要が有る。
また、感電防止などの安全の面からアースも必要となる。
最初の内は室内のコンセントからテーブルタップを伸ばして使っていたのだが、家とサンデッキの間には元々のアルミサッシが有り、コードを一々片付けないとサッシが閉まらない。
また、アースも別の場所から取らなければならないので面倒だと思っていたら、庭で使用する為の外部コンセントが施設されていたのを思い出して、5m程、若干距離は有るものの、距離的には室内からでも似たような物なのでここからサンデッキ内に取り込む事にした。
この電源コードは一応軒下を通るのだが、一部若干雨なども掛かるので、工事現場などで使うキャップタイヤタイプの丈夫そうなコードを使用した。
丁度、コードが入る位の隙間が有ったので、ここから電源とアース線(緑)を引き込む事にした。
[添付]
屋内配線は確か、電気工事士の資格が必要なのだが、今回は壁の中ではないし、屋外コンセントから家の外に有るサンデッキへの配線(延長コードとテーブルタップのみ)だけなので、法律には違反してないと思う。接地に関してはアース棒をホームセンターで買って来て穴を掘って地中に埋めた。

サンデッキ内の電源周りは基本的に3Pのアース付きのテーブルタップで、尚且つ、プラグを差し込んでから捻ってロックするタイプにしたので、不用意に抜ける事は無い。
[添付]
照明も悩んだのだが、周りが全面ガラスで壁が無いので反射が殆ど無く、光が通り抜けてしまう。
サッシなので音が外に筒抜けなので、余り夜遅くまでの作業は出来ないが、要所要所にスポットで当てる照明は欲しい。天井はスモークのポリカーボネイトで光は余り通さないので、家のリフォームの際に余っていた天井の壁紙を内側に貼って反射させる様にした。
[添付]
部屋を全体的に照らす照明としては、昨年のクリスマスにベランダで光らせていたら近所で好評だった5mのRGBのLEDテープを周囲のサッシにぐるっと貼ってみた。
[添付]
リモコンでON/OFFは勿論、20色の固定色、自分で自由に設定出来る6色、フラッシュやフェイド、ジャンプやオートなどの色々な点滅モードも選べる。一番電気を消費する白色の時に18W程度消費し結構明るいが、細かい作業をするには暗い。
[添付]
一般の部屋の様な天井が無いので、吊り下げるのも大変でメインの照明をどうするか悩んでいたら、近くのブックオフのジャンク売り場にPanasonicブランドで2015年製と書いてあるLED照明が置いてあった。定格がDC183V250mA(約50W)という定格だが500円と安く、外見は綺麗で未使用品と思われるが、使えそうなので、これを2個買ってみた。
[添付]
家に帰って型番で調べてみると施設などで使われる天井埋込型のダウンライトで、何と希望小売価格が55800円もする物だった。
だが問題は元々付いているLEDの点灯方法で、実際にはライトコントロールユニットを使って点灯させる様だが、AC100Vを整流して141Vになるので、多少暗くても点灯するかもと淡い期待を持っていたのだが、実際には全く光らなかった。
[添付]
トランスで昇圧したり、倍圧整流したりDC183Vを作る方法は色々手は有るが、かなり大変なので、想定内ではあるが、LEDを換装する事にした。構造的に簡単にバラせそうなのは確認済みだったので元々のLEDは外して、サイズが違うので多少の加工は必要だったが手持ちの30WのパワーLEDを付けてみた。
[添付]
この30WのLEDは30V程度の電圧で点灯するので183Vの電圧を作るより遥かに簡単だし、何より感電する心配も無い。使うのは作るのが難しい放熱器や光学系レンズなど他の部分のみにした。
とは言え、ACアダプターなど一般に手に入る電源は24V止まりで、30Vの物はなかなか見当たらない。
そんな時に便利なのがAmazonで安く手に入るDC-DCコンバーター基板で、今回は12V程度を最大35Vまで昇圧出来る100Wのステップアップコンバーターを使用した。これなら30WLEDを2個楽々ドライブ出来る。多回転トリマー抵抗で出力電圧を調整出来る。
[添付]
DC-DCコンバータとパネルメーター(電圧計)をタッパに入れてみた ノートパソコンのACアダプターの19Vを約30Vに昇圧出来る。
[添付]
[添付]
ACアダプターも電流容量さえ確保出来れば、12~24Vならば何Vでも出力電圧は変わらないので適当なのを選べる。今回は以前に使っていたノートパソコンのアダプターが19V3.2Aだったのでそれを使った。これなら容量的にフルに点灯させる事が出来る。
実際に点灯させると30Wでは明る過ぎ(白熱電球では約300Wに相当するので当然だが)で、かなり絞って2個合わせても10W以下で済みそうだ。お陰でランプもアダプターもコンバーターも熱は殆ど発生しないので暑い夏でも心配無さそう。
LED固定金具 ホームセンターでL字金具を買って来て固定ネジの穴を加工
[添付]
L字アングルは見栄えを考え一応白くスプレーしてみた。
[添付]
固定にはM12のステンボルトとナイロンナット、スプリングワッシャーで適度な締め具合にし、更に間に柔らかめの樹脂のワッシャーを挟んで回転して任意の角度に固定出来る様にした。
[添付]
軽い力で回転し、その角度で保持出来る様になった。
天井が無いので、元々の家のアルミサッシの上のひさしにネジ止めした。
[添付]
明るさは十分だし、角度は自由に変えられるので十分使用に耐える様になった。
[添付]
上に向けるのも良さそうだ。下を向けた方が当然明るいがスポット的に照らすので、上を向けて間接照明にした方が隅々を隈なく照らす。ただ、上を向けて間接照明にした方が下に向けるより全体を照らす様にはなるが、舞った木屑の埃が入るか?
[添付]
どちらにしろ、元々が若干スポット的な配光なので拡散するフィルターを取り付けるのが良さそうだ。

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コメント一覧

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たてちゅう  投稿日時 2017/2/4 16:27

LEDテープのは色々な点灯出来るのですね!
確かにクリスマスでは好評でしょうね。
あと、照明設備って意外に手間かかるのですね。
私には無理そう。。

古舘@横浜  投稿日時 2017/2/4 17:43

長年の夢だった光の3原色の内の最後の青色のLEDが開発されてからフルカラーが可能になって、最近はかなり安くなりました。
青や紫のLEDは冷たいと思う人も居ると思いますが、綺麗です。
最近のイルミネーションは殆どがLEDですね。

照明は安く作る為に手間を掛けているだけで、買って来れば済む話です。
電気は見えないので苦手な人が多いですが、学校で習ったオームの法則の知識だけで事足ります。
注意点としてはLEDは電圧制御ではなく電流制御って事ですかね! :-)



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