古舘@横浜 さんの日記
バッフルに塗装をする為にサンダーで面を整えていたのだが、ちょっと力を入れると接着部分辺りから剥がれてしまった。実は、ホールソーで穴あけした時にも一度剥がれたのだが、ユニット用の穴が空いて残っている幅が狭くなり、更に面取りしたので更に強度が弱くなったようだ。
剥がれたのが接着した部分からかと思ったら、そうではなく、材質によるもので、元々の材質が硬いチップを積層にした後に両側を荒いMDFでサンドイッチしている構造なのだが、この両側のMDFの部分がボール紙に近いもので、直ぐに剥がれてしまう。
一旦、組み立ててしまえば問題は無いと思うが、作業中に剥がれると一々接着して乾くのを待って再度削らなければならないし、塗装後に剥がれでもしたら更に手間がかかるので、何とかする必要が生じた。
考えた対策が、バッフルの裏側にルーターで6mm幅、深さ6mmの縦溝を掘って、そこに6×12mmの角材を埋めて接着し補強することにした。これで安心して作業が出来る様になった。
バッフルと塩ビの接着にはエポキシパテを使用する。俗に鼻くそボンドと呼ばれていて中心にエポキシ素材、周りにその硬化剤の構造で、これを適当な量をカッターなどで輪切りにし、周辺の硬化剤とエポキシ素材を混ぜ合わせて色が均一になったら貼り付けて後は待つだけで固まる。
これはパテと呼ぶ割りには、意外と接着力も強く、固まるとかなり硬くなる。必要ならヤスリで整形も容易である。接着の際にポロポロになって扱いにくいときは、固まる前なら水分を加えると滑らかになって扱い易くなる。今回は内側の見えない部分なので塗りっぱなしでOK。
更にこのパテは水中でも固まるので湿った場所でも使用出来る。
塩ビ管はVU150でサイズが大きいので、その分厚みも有るが(4.5mm)、やはり面積が大きいのでバッフル板部分を刳り貫いた残骸が幅100mm弱が有ったので、これを縦半分にして円筒の内側2箇所に貼り付けた。50mm弱だと径が大きいこともあり、内側と外側のカーブもそんなに変わらず、ピッタリだったので、塩ビ管用の接着剤で貼り付けた。塩ビ管用の接着剤は塩ビ管自体を溶かして固めるタイプなので、汚れなどが無ければかなりの強度で接着することが出来る。
この接着にはクランプが届かないので、角材を差し込んで、それにクランプをかけて押さえ付けた。
多少は剛性アップに寄与すると思われる。
音出しの為には早く組み立てたいが、組み立てた後では塗装がし難いので、ある程度バッフルと塩ビボディーを別々に塗装しておいてから組み立てたい。
バッフルは積層模様を活かす為に透明の油性ウレタン塗装、ボディーは何色にするかは決めていないが、手持ちの塗料の中からローラーバケによる梨地塗装を考えている。
油性のウレタン塗装は乾燥するのに時間がかかるので早めに手を付けたが、まだ一度塗りであるが、積層の模様がより際立って良い感じになった。
いろんなパテがあるのですね。
どれか買うと思います!
古舘さん、着々と進んでいますね。 励みになります!
それにしても、ルーターはこんな時も活躍するんですね。やっぱり1台持っているべきですね。
エポキシパテ、アールefuさんはダイソーに売っているやつを使っているとのこと、古舘さんは使ったことありますか? 僕も今回試してみようと思います。
たてちゅうさん
瞬間接着剤の様に時間が経つと固まってしまうことも無いので、有ったら何かと役に立つと思います。ただ、肌が弱い人はビニール手袋をした方が良いです。(私は素手で大丈夫です )
なーおさん
今回は特にルーターが活躍しています。ただ、2~3万回転とかなりの高速回転なので油断すると大怪我をしますので、それは常に頭の片隅に置いておいて下さい。音もかなりのものです。
アールefuさんはダイソーのユニットの改造などにエポキシパテを愛用してますね。私は使った事は有りませんが、恐らくメーカー製とそんなに変わらないと思います。
ただ、14gみたいなので、量が1/4なのでAmazonで60gが513円(送料込)で買えるので、極端に100円ショップが安い訳では有りません。少量なのでちょっと使ってみるには便利ですね。
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