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古舘@横浜 さんの日記

 
2012
10月 31
(水)
19:12
本文

始動宣言してから暫く経ってしまったが、やっと秋らしい涼しい気候になって、これは始めなければと、やっと箱の組立を開始した。
直ぐに組み立てられなかった理由は色々有るが、まず丸ノコの刃を新調して合板専用の0.9mmの厚さの刃に変え、事前のカットでは綺麗に切れたのであるが、急ぐあまり16mm厚の合板を2枚重ねで切ったのが大間違いで、負荷が掛かり過ぎて薄い刃がうねって波状に切れてしまい予定より3mm程小さくカットし直す事になり、二度手間、三度手間になって出鼻をくじかれてしまった。
また、ウーファーは決定していたもののツィーターが決まっていなかったのでバッフルの加工が出来なかったのも大きいが、それ以外にもウーファーの振動板とツィーターの振動板の位置を合わせるリニアフェイズ化、STEREO誌のコンテストでも採用した音響レンズの作成と実験、ネットワークの設計と部品集めなどがネックになった。他にもマイクやマイクアンプの製作などもしていたが、やはり一番はちょっと動いただけで汗が吹き出す長く続く残暑だった。

ツィーターにはウーファーと同じTangBand社のチタニウムドームツィーター25-381SAを使用する事にした。これは同じメーカーということもあるが小型で耐入力もそこそこ有る(1500Hz以上で80W)という事で手持ちの中から選んだ。

リニアフェイズに関しては振動元の位置、すなわちボイスコイル辺りの位置をウーファーとツィーターで合わせる事になるが、位相を合わせるといっても厳密にはどこで合わせれば良いのか?だが、ウーファーのセンターキャップの根元辺りでバッフル取り付け面から25mm弱なので、こことツィーターの振動板を合わせる事にした。
リニアフェイズ化にはウーファーのバッフルにゲタを履かせて手前に持ってくる方法とツィーターを引っ込めて合わせる方法が有るが、今回は後者のツィーターを引っ込める方法とした。理由としてはツィーターの取付けが2点止めで余り見た目が良くなかったので隠したかった為だ。(その後音響レンズで隠れるので余り関係無くなった)このツィーターを引っ込めた為に16mmのバッフルだけでは足りなくなってツィーターマウントに12mmのMDFを重ねてショートホーンを形成している。当初は45度の角度の円のストレートホーンにするつもりだったが、削っている時点で指向性が気になったので横に広い楕円になった。(これも音響レンズを付けるなら不要だった)
ツィーターは後ろからマウントだが、取り付けたままでは加工や塗装が出来ないので、6mmの木ダボで2ヶ所位置決めしてズレないようにして、バッフル開口穴が大きいのを利用して手を突っ込んで内側からネジ止するようにした。小口径ユニットでは出来ない技だ。(3インチの開口部で」は手が入らないし、4インチなら何とか入るが動きが制限される)

ほぼ箱は組み上がったが、フルレンジと違いネットワークが無いと音出しが出来ないのが辛いところ。ネットワークとターミナルも作らなければ…

今回はマルチアンプへの移行の手始めとして改造しやすいようにターミナルにはウーファーとツィーターに各々に端子を設けるが、取り敢えずはネットワークは内蔵してバイワイヤリング対応にしておき、マルチアンプ化の際には取り外す予定。

塗装は何を使うかまだ決めていないが、シナベニア合板の13枚の積層が活かせるような物を選ぼうと思う。

画像1

L字クランプを使用して手初めに側板と天板をがっちり垂直に固定する

画像2

F字クランプ。最近は見なくなったがダイソーの25/30cmのF字クランプ。ロック機構が付いていてホームセンターで売っていう物を含めても一番使い易い

画像3

ここまで完成。一番面積の大きい側板部分は余った板で左右雨を連結して補強。並行面を無くして定在波を防止する機能も兼ねる

画像4

ダクト交換が可能になるようにバッフル下部は取り外し出来る様にする。右がダクトの貫通穴、左が手を入れる穴

画像5

ツィーターを奥に位置させる為にバッフルをショートホーンに加工

画像6

12mmのMDFを加工したツィーターマウントをバッフルのウーファーの取り付け穴から手を入れて後ろから固定する。2箇所の木ダボで位置決めしている

画像7

ツィーターマウントの加工図。トリマーで加工するが開けた穴を基準として使用するので、順番を間違えると基準面が無くなり作れなくなる

画像8

構造図。余り板で左右側板の連結をして強度を上げている。並行面を減らし定在波の軽減も兼ねる

画像9

使用するツィーターTangBandの1インチチタンドーム25-381SA

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コメント一覧

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たてちゅう  投稿日時 2012/10/31 22:40

いよいよ新作制作始動ですかッ!
またまた良い音しそうですね!!

なーお  投稿日時 2012/11/1 1:00 | 最終変更

古舘さん、こんばんは。

 おー、もう次期作品ですか。精力的ですね。
 側板連結補強が良い感じですね。

 クロスの位相合わせ、ARTAとSpeakerWorkshopを使って各ユニットのニアフィールドで測定し、ネットワークシミュレーションしつつ重ね合わせることで占ってみたことがあります。
 実際に作った後の音出し測定でほぼ一致してました。

 こんな感じ でした。

古舘@横浜  投稿日時 2012/11/1 2:29

たてちゅうさん

良い音になってくれれば良いのですが… :-)

なーおさん

側板連結はバックロード共鳴管だと必然的に出来るのですが、今回は仕切板だけでちょっと剛性が足りなそうなので入れてみました。

クロス付近の位相合わせが一番の懸案事項ですね。
ベリンガーのマイク、ECM-8000は随分前に手に入れているのですが、マイクアンプ待ちになっています。
マイクアンプの部品は大体集まったので環境が整ったらやってみます。分からない事があれば教えて下さい。



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