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N.H さんの日記

 
2018
6月 18
(月)
10:37
お椀ダクトスピーカー アレンジ
本文

去年作って放置していたお椀ダクトスピーカー、低音再生時の風切り音が気になり使ってませんでした。
しかし、なにか出来ることはないかと考え、楕円の板にメラミンスポンジで薄い突起物を作って貼り、ダクトにニードルフェルトを入れて鳴らすと、なかなかいい音で鳴りました。
83solでは低音が少し薄いので、手持ちのW3-881SIFを入れると、これがハマりました。
箱の傾向として、中音、低音はそのままややアッサリめに再生し、高音の反応がよくそれでいて刺さらない。だからツイータとなじみもいい。
吸音材がこれだけ少しで済むのには驚きですね。

突き板は、何カ所か膨らんで接着されていない箇所ができました。下地が導管が埋まっている箇所があるためでしょう。
密着せずになでるとパチパチ音がします。
熱や水分による伸縮が少なからず発生するのは盲点でした。

画像1

楕円の板に突起物、そしてダクトの奥にニードルフェルト6gを入れました。

画像2

以前はホームセンターで売っていた化粧シートを貼りましたが、音がぼやけてしまったので剥がしました。箱の構造は密閉に近いバスレフで、ダクトの共振周波数は等価回路を作ってみると約40Hzでした。
写真にあるツイータと相性がよく、合わせると音がよりハッキリします。
ツイータを追加しているのに不思議とアンバランスさを感じません。これはこれでありだなと。

画像3

ウォルナットの突き板を張りましたが、音質はやや高音が伸びたかなくらいで、劣化はしていないようです。
音質にこだわるなら突き板はなかなかいいと思います。
突き板をアイロンで貼る場合は加熱時にやや縮むので、少し大きめに切るのをオススメします。

画像4

これが不思議なのですが、ダクト内に突き板を貼ったら静けさが増して、いわゆるSN比が上がりました。
しかし音が痩せて旨みが減ってしまった気がしたので結局はダクト内の突き板は剥がしました。

画像5

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