TOP  >  日記  >  古舘@横浜  >  筒型以外SP  >  オフ会スピーカー その3

古舘@横浜 さんの日記

 
2018
3月 28
(水)
03:24
オフ会スピーカー その3
本文

板はホームセンターで大体はカットして貰ったので、簡単な確認、修正をして組み立てるだけなのだが、組み立てる前に剛性を上げる為のバッフルの二重化や補強を行う。また、バッフルへのユニット取り付け穴、ダクト取り付け穴の加工を行う必要が有る。
ダクトはVU40の塩ビ管を4本使う予定だが、長さの調整は不可欠なので、バッフルには40のストレートソケット継手)をマウントし、簡単に長さの違うダクトに交換出来る様にする。
3インチだと手を入れるのが困難だが、4インチだと何とかユニット開口部から手が入る様になり、5インチだとかなり楽に手が入るのでダクト交換は楽だ。

40ソケットの外径は54mmで、コーナンで売っていた5pcホールソーセット(与板利器工業製)の中の54mmがジャストサイズだった。(5pcと言ってもドリル軸を含むのでホールソーは4種類)
IMG_0243v.jpg
これを使うと接着が必要ない程で、ゴムハンマーで叩いてピッタリ隙間なく嵌まる。
IMG_0252v.jpg
他のサイズはVP25の外形の32mm、VP30の外形の38mm、VU40の内径の44mmなのでかなり使える。
ただ、プレスしてあるだけなので、耐久性が心配だったが、それ程切れ味は悪くならずに今まで何十個も穴を開けたが、切れ味はそれ程落ちていない。材質が良いのか焼入れが良いのか分からないが、耐久性抜群と書いてあるのは、誇大広告ではない様だ。
酷い物は数個穴を開けると、熱を持ち、刃が鈍って使い物にならなくなる。ヤフオクの安いホールソーセットやダイソーのホールソーなど)

トグルクランプで材料を固定出来るので、楽に安全に穴を開ける事が出来る。
IMG_0247v.jpg
空いた手で集塵機のノズルを操作出来るので、木屑の飛び散りも最小限に出来る。
そのまま最後まで貫通する事も可能だが、半分過ぎた辺りで裏側から残りを開けた方が綺麗に穴が開く。

超硬のチップソーなら切れ味が落ちないが、手持ちは5mm単位で55mmしか無いので、これだと40ソケットには緩過ぎて隙間が空く。

今回は二枚重ねバッフルだが、接着してからだと24mmの板に穴を空けなければならず、流石にホールソーの耐久性が心配なので、接着前に1枚ずつ穴を開けた後で接着する事にした。
IMG_0249v.jpg
板が厚いと摩擦抵抗が増えて熱を持つので、板厚が増える程ホールソーの負荷が増えて焼きなまし状態となり切れなくなり易い。
穴の合わせは絶対にズレるので木ダボを2本打ち込んでズレが出ない様にした。

ソケットを良く見ると外側は刻印で出っ張っていたり、樹脂を注入する穴の跡が有り、1枚でもゴムハンマーでかなり強く叩かないと入らないのが、2枚重ねで24mmの厚さになると圧入するのも一苦労なので、外側だけ54mm、内側は55mmの超鋼チップホールソーで穴を開けた。
IMG_0250v.jpg
耐久性の心配も無いので、より切れる超硬チップホールソーで効率も上がって一石二鳥。
IMG_0251v.jpg

バッフルは穴が空いた状態で接着するが、ダクト穴にF字クランプを通す事により、より内側に力を掛ける事が出来る。
IMG_0253v.jpg
接着は木工ボンドだが面積が広いのでボンドが乾き始めるので、水で薄めて大きめの50mmの刷毛で両面に素早く塗って貼り付ける必要が有る。
IMG_0258v.jpg
バッフル対面の裏板に関してはダクトの穴が空いてないので、ズレないように一旦ハタガネで数箇所固定してから手持ちのF字クランプを使って圧着する。真ん中付近は余り力が掛からないので、適当な板を挟んでテンションが掛かるようにした。
IMG_0255v.jpg
ユニット取り付け穴は120mmの超硬チップのホールソーが使えるので接着後にいっぺんに開ける。
IMG_0260v.jpg
実際には穴径122mmなのでホールソーで穴明け後にトリマーでちょっとだけ削ってやる。
余り使わないギンナン面ビットがベアリングから1mm程度出っ張っているのでこれを使ってその分穴を広げる。
IMG_0261v.jpg
ユニットのフレームを避けてちょっとだけ広げる
IMG_0263v.jpg

画像1

ハタガネとダイソーのF字クランプ総動員でバッフルを圧着して二重化

画像2

裏板もズレないようにハタガネでクランプしてからF字クランプで圧着

閲覧(18390)

コメント一覧

投稿ツリー


たてちゅう  投稿日時 2018/3/28 7:30

着々と進んでますね!
クランプ凄い数デスネ!!

古舘@横浜  投稿日時 2018/3/28 12:22

ダクトの調整やネットワーク作成/調整が有りますし、ツィーターの固定方法も決めていませんし、エージングも必要、オフ会前には選曲も有るので、それらを考えるとそんなに余裕は有りません。
進められる所は早く進めないと…と、取り敢えず音が出るまでは突っ走ります :lol:

クランプは100円なので買い占めました :D
やはり、黒い奴がギリギリ締まり使いやすいと改めて思いました。



新しくコメントをつける

題名
ゲスト名
投稿本文
より詳細なコメント入力フォームへ

ログイン

E-mail

パスワード:



パスワード紛失

新規登録

携帯アクセス

QR_Code.jpg
http://bit.ly/dDcMxt (www.enbisp.com)

画像表示

古舘@横浜 さんの日記 [ランダム画像]

次期スピーカー再始動 トラブル発生
コイルの大きさはかなり小さくなった ...

次期スピーカー再始動 音出し
音響レンズを横から見る。近すぎて音響レンズのフレームとウー...

オフ会用スピーカー3
ユニット仮固定。キャップスクリューでガッチリ。フレームが黒...

2014年度 STEREO誌 コンテスト作品 その8
カット時の画像。右から左に押し込むようにカット開始して、そ...

爆安DAC
出力端子側のケースにネジ止め用のナットが溶接されているのが...

オフ会用スピーカー2
2時間程度乾燥したらズレは無くなるので、ここで長めのクラン...

投稿者

古舘@横浜 さんの日記
アクセス数: 7778782 



カレンダー

«前の月次の月»
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031