古舘@横浜 さんの日記
大体の方針は決まったのでウーファーの箱の製作に入る。
箱の材料は以前使ったバーティクルボードにした。外形が1820✕600、厚さは20mmでかなりの重さが有る。近くのホームセンター コーナンで1枚1000円と安く手に入る。サブロク板の2/3のサイズで少し小さいが、今回の箱はこれ一枚で箱一個が出来るサイズにした。
ただ、この板はパネルソーが傷むのか、カットサービスは受け付けてくれないので、車に入るように作業場を借りて自分でカットするか、無料の軽トラを借りて運ぶ必要が有る。
…と、板取りまで考えてバーティクルボード2枚を買いにコーナンへ行ったのだが、いつも置いている場所に無い。場所を変えたのかとぐるぐる回って探すが見当たらない。
仕方ないので従業員を見付けて確認すると、切れていていつ入荷するか分からないとの事。
入荷がいつになるか確認して貰ったら、2~3ヶ月経たないと入りそうもないらしい。ガ~ン。
リミットも有る事だし、バーティクルボードは諦めた方が良さそうだ。
コーナンには余り板の種類は置いていないので、使えそうなのはJISのラワン合板、似た材質のコンパネ、シナランバー位しか無い。
方針変更を余儀なくされたが、高くてスピーカーボックスには向いていないと言われるシナランバーは除外するとラワンかコンパネしか無い。
実物を見ると表面に関してはコンパネの方が綺麗でほんの少し安いのでコンパネが良さそうだ。
コンパネも昔は700円、800円台だったのが1330円(税込1436円/1枚)とかなり値上がりしていた。しかも質が悪い。昔はコンパネは兎も角、ラワン合板はかなり綺麗で質が良かった。
一旦家に戻って、コンパネでの板取りを考えて、コンパネならパネルソーでカット可能という事もあり、車に入る様にカットして貰う事にした。
スマホのコーナンアプリでパネルソーでの10カットまでは無料でして貰えるので、時間短縮にもなるので、出来るだけカットして貰い、手を抜ける所は抜く事にした。
カットして貰うとコンパクトになり、軽の後ろでも楽々積める。
箱のサイズはバーティクルボードで決めた時と同じにしたが、板厚が12mmなので、若干強度、剛性に不安があるので、バッフルの天板、底板は二枚重ねの24mm厚にして、バーティクルボードより板が大きい分余った部分をほぼ全部使って弱そうな所を二重にして補強すれば、かなりの部分が24mmになるので、20mmのバーティカルボードに劣らない強度が得られそうだ。
サイズは外形が324✕324✕520で容積は37リッター程度になる。先のTangBandで作った箱が300✕300✕440の27リッター程度だったので10リッターほど大きくなった計算になる。
ただ、実際には補強材で若干容量は減ると思われる。(34リッター位?)
このサイズにしたのはバーチカルボードで板取りを考えていた際にバッフルを300mm角にすると板取りの効率が良く、今回のコンパネの板厚(12mm)が足されて外形が324mmになる。
高さは324mmに対して黄金比と呼ばれる8/5を掛けた数値でバランスが良く見える縦横比になる。(バーティカルボードでは板厚20mmなので外形340mmだった)
理想としてはパイプオルガンの重低音をストレス無く聴けるレベルにしたいと思っているが、どうか?