古舘@横浜 さんの日記
音は出たので次の工程に入りたかったのだが、家庭の事情で暫くは手を付けられずにいて、やっと落ち着いたのだが、出鼻を挫かれた形になってそのままになっていたが、オフ会も近付き、先週辺りから、やっと仕上げに入った。
今回の材料はバーチクルボードで、木のチップを接着剤で固めた物だが、面はかなり平坦で触ってもツルツルであるが、切断面の切り口は穴がボコボコ空いており、かなりザラザラしている。
サンディングしただけでは塗装する時にこの木口から塗料を吸い込んでしまうので処理が必要である。
今回はトリマーでバッフルの四辺はR9.5 のボーズ面ビットで、その他の辺とダクト出口はR6.4のボーズ面ビットで角を丸く落としたが、やはり削った面は触るとザラザラである。
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左R9.5 右R6.4
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トリマー加工後、ダクト出口はフラップホイルで整える
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使用したパテ
そこで塗装可能な木用の穴埋めパテで埋めて、乾燥後240番のサンドペーパーでサンディングしたら、手で触ってもツルツルの状態になった。
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パテ処理前
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パテ処理後
しかし、木目も無く、木口も積層などの綺麗な部分も無いので、ニスなどの透ける塗装では美しくないので、塗料による色を付ける塗装にしてみたが、ただの単色では面白くないのでバッフルと周りの色を変えてツートンカラーにしてみた。
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マスキング
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使用したライトグレーの塗料とローラー刷毛(ダイソー)
イメージとしてはJBLのスタジオモニターであるが、塗料はダイソーで買った事も有り、色の種類が少なく、バッフルの色はJBLが濃い青なのに対し、ライトブルーの明るい色になってしまった。
このライトブルーが薄い色なのでローラー刷毛で1回塗っただけでは地の色が完全に透けて見えるので、結局4回塗りして、やっと下地が見えなくなった。
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マスキングしてライトブルーを塗る
全体の色は手持ちの塗料の関係からグレーにしたが、バランス的に明る過ぎる色だったので、同じアクリル塗料の艶消し黒を混ぜて濃いダークグレーにした。こちらは1回塗りで下地も見えなくなったが、2度塗りした。
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ライトブルーをマスキングしてダークグレーを塗る
しかし、乾いたと思って塗装面を下にして新聞紙の上に置いたら、垂れていたグレーの塗料が残っており、1台は塗装を剥がして殆ど塗り直しになってしまった。
ツートンは難しく、色の境目にはマスキングテープを貼って塗料がお互いに干渉しない様にしたが、なかなか綺麗に塗れないし、マスキングテープの下に毛管現象で浸み込んで濃い色が薄い色に少しでも染みて付いてしまうと修正が大変!
滲みを修正すると、せっかくのローラー刷毛での梨地の様な塗装面と明らかに異なった感じになってしまう。ニスも難しいが塗装も難しい。
ツートンにしたのを後悔したが、後の祭り。離れて見るしかない。
ターミナル部分は普通なら外して塗装後に取り付けるのだが、バックロードという事で構造上、組み立てた後には手を入れる事は出来ないので、マスキングテープでカバーしてローラー刷毛で塗れる所まで塗って後で普通のハケで塗れていない部分を塗る事にした。
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ターミナルマスキング
これを防ぐには端子板を作って後から取り外せる構造にする必要が有る。
ここの部分だけローラー刷毛による梨地塗装にはならないが、裏なので、まあ許せる。
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塗り残し部分は筆塗り
他にも爪付きナットのネジ穴に塗料が詰まらない様にマスキングテープを適当に切って貼ったのだが、M800のプレスフレームが小さく、マスキングした塗料が塗れていない所が出てしまいやり直すなど、かなり無駄な時間が掛かってしまった。
そろそろ、オフ会で使用する選曲をしなければならないので、不満は残るが完全乾燥させる為にも、塗装は終わりにした。
という訳で、時間を掛けて塗装をした割には不満足な結果になったが、オフ会に来られる方は目をつぶるか若干遠くから見て頂きたい。
また、今まで振動板の保護にファンガードをマグネットでくっ付けて来たが、サイズも合わないし見てくれも良くないので、音響レンズを取り付けてみた。
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音響レンズ
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外観
今回の出品作はこんな感じです。
さて、選曲に入らねば。
当日が楽しみです!
音響レンズもきまってますね!!
写真の穴埋めパテ、塗料がのりやすいのですか?よさそうですね。
音響レンズカッコいいですね!
効果を早く知りたいです!楽しみ!
たてちゅうさん
有難うございます。
スピーカーの保護を兼ねて見た目重視で付けてみました。
KO球さん
有難うございます。
パテはかなり昔(6,7年前)に買ったものですが、入れ物の中では殆ど固まりもせず、その割には早く乾く(30分~1時間)不思議な物体です。
多少固くなっても水性なので水を少し足せば元に戻ります。
塗料ののりは240番でサンディングした後は、水性アクリルペイントは問題無く普通に塗れました。
音響レンズは今回は測定していませんが、効果は有る様です。
ただ、私は定位は余り気にしないので軸を外しても高域が余り落ちない程度しか感じませんが、大編成のクラシックとか聴く人は楽器の位置とかどう聴こえるのか?知りたい所では有ります。
毎度、この音響レンズから出てくる音には驚かされています。 今回はM800に音響レンズ、あの高域がどう化けるのか楽しみです。
古舘さん、こんにちは
伏し目がちに見える音響レンズ、ちょっとユーモラスですね。
ツートーンカラーは難しそうです。
塗装も苦手で下手な私には到底まねのできない仕事です。
返信遅くなりました m(__)m
なーおさん
有難うございます。
ただ今、粗が出難いソースを選曲中です。
コニさん
梨地のツートンカラーは難しかったです。
写真で見る程、綺麗な塗装では無いので大目に見て下さい。
返信ありがとうございます。N.Hです。
こちらでよろしいのでしょうか。
僕が作成したBHBSですが、エアー抜けしていたのは間違いないでしょう。
板の寸法の精度が悪くてどうしても隙間ができちゃうんですよ。真っ直ぐにすらなってないところもいくつかありました。
カットしてくれる店員さんを選り好みするのもアレなんですよね。そうせざるおえないんですが。
設計の意図した音質になってなくて申し訳ないです。ホームセンターでのカットは初心者には危険かもしれません。修正するテクニックとかあれば今後の参考にしたいですね。
N.Hさん、こちらの方がメールが有った事を知らせる機能が有るので、気が付き易いです。
オフ会の方はそろそろ2週間になるので見る人はごく僅かです。
ホームセンターのパネルソーでカットしたのに、そんなに精度が悪いですか!?
寸法精度は兎も角、一旦セットしたら真っ直ぐ以外にはカット出来ないんですけどね。
今回のCW(Constant Width)型の等幅で広がっていくバックロードは何しろ幅の精度が良くないと組み立てた時に隙間が出来易いので、組み立て前に確認して修正する必要が有ります。
私の製作した記事にクランプが沢山使われているのは精度の悪さを少しでも押さえ付けてエア漏れを無くす為と剛性を上げる為です。
因みに私は保土ヶ谷区星川のコーナンで板を買う事が多いですが、カット依頼すると、自分で電動丸ノコでカットするより精度は上でした。
今はテーブルソーが有るので、同じ幅にカットする時はガイドの位置を動かさない様にしています。
全てのホームセンターが精度が悪い訳では無いと思うので、他の所を探してみたら良いのではないでしょうか?
返信ありがとうございます。
カットソーのズレは、板の反りと二枚重ねによるカットが原因だったかもしれません。
今後は反りがある板は二枚重ねをしないで、なるべく板を押さえてもらったり、ガイドの固定などの指示が必要ですね。
あれからエアー抜けの可能性を考えまして、外側の板の接着部分はもちろん、開口部に腕を突っ込んで空気室の角のパテ塗りをしました。
結果は素晴らしく、開放感のあるワイドレンジな音になりました。
ありがとうございます。
音道が完璧だと吸音材が要らないですね。kenbeさん凄いです。
しかし83solからこんな音が出てしまうなんて、頭が混乱します。
箱の力により88solのバスレフは超えました。
より大きいスピーカーではどうなってしまうんだろうと妄想してしまいます。
ありがとうございました。
コーナンでは二枚重ねではカットしてくれませんが、誤差が増えるせいかも知れませんね。
カット数は増えますが一枚ずつの方が良さそうですね。
私はコーナンではスマホアプリで10カットまでサービスなので、車に入る大きさに切って貰います。
エア漏れを塞いで良くなりましたか!?
3インチの開口部では私のゴツい手では入りませんが、小さい手で幸いでしたね。音も蘇った様で何よりです。
83Solを使ってたのですね。M800に比べればパワフルなので締りの良い低音になったでしょうね。
漏斗付きの波動スピーカーを自分で聞いたのですね!?その感想は?
出展する位なので、ネットで噂になる様な凄い音が出ていたのでしょうね。
波動では有りませんが、昔(10年近く前)、漏斗を使ったバスレフ(ファンネルダクトスピーカーだったかな?)の記事が有り、重低音が出るらしいので、一度作ってみようと漏斗を100円ショップで色々なサイズを集めました。
しかし、ブログをチェックする内に8㎝で十分とか、30㎝や38㎝のシステムがバカバカしくなるという様なコメントが出始めたので、眉唾と判断し試作を止め、ブックマークも削除してしまいました。
どうしても漏斗と聞くとそれを思い出します。
聞いた事は無いので全面的な否定はしませんが、作りたいとも思いませんし、懐疑的です。
バックローデットホーンは指数関数的に広がって行く物を指すので、広がり率が逆に小さくなる漏斗は構造的にはバックロードとは全く違うと思います。
強いて似てる所を探せば、最終的に低音をダクトから音を出す所だけですね。
M7sシステムの波動スピーカーを聞いたのですね。了解です。
これも賛否両論有りますが、音場創成という意味では、効果は有りそうですね。
TangBandは2WではなくW2-924SQですね。
塩ビ管もA65ではなくVU65かVP65の事ですね。
これなら小さくて邪魔にならないし簡単に作れますのでやってみて下さい。
低音は2インチでは余り期待出来ないですが、音場という意味では問題無いです。
特に会場などの広い場所では無く、部屋などの割合狭い場所では反射が多いので余計に効果が有ると思います。
コニ様、古舘様返信ありがとうございます。確かに低音は出なさそうですね。しかし低音をスッキリさせる働きはあるかもしれません。
電動ドリルと自在なんとかは持ってます。
外側を固定しつつ中をくり抜く作業が、ふちが少ししかないので大変そうです。ズレるかも
100均の漏斗では軟弱すぎる点は引っかかってました。
今作ってるやつはセメントボンドでベタベタにしたほうが良さそうですね。
貴重な情報ありがとうございました。
N.H様
関西の塩ビ管仲間は漏斗は単にホーンを作る型として利用されたと思います。
塩ビ管の中はコンクリートが充填された状態と思います。
どの程度充填させたかはわかりません。
コニさん
過去に有ったのですね。
10年前だと私が参加する少し前ですかね。
聞いてみたかったです。
N.Hさん
自在錐は持っているのですね。
確かにリング状にするのは押さえ難いので作り難いかも知れませんね。
家から近ければヘルプ出来ますが…。
みんながビックリするような奴を作ってみて下さい。
古舘さん
確かこれです。
↓
http://bit.ly/2qutWqO (www.enbisp.com)
2007年と言えば私がJSP研究所でコニさんに出会って、コニさんの紹介で図々しくもオフ会に初めて参加した年でした。
もう10年以上経つのですね。
…という事で、私も聞いていますね。
ただ、余り印象に有りません。
聞けば思い出すかと動画を見たのですが中高音が鋭く響き、音も思い出せませんでした。
まだQ3の導入前でしょうか?
録音も今は大分良くなった様に感じました。
古舘さん
まだビデオで撮っていた時だと思います。
2011年頃みたいですねQ3導入は↓
http://bit.ly/2quD6np (enbisp.at.webry.info)
ちなみにZOOMのハンディーレコーダーずいぶん新しいの出てますね。
http://bit.ly/2pJ5eWL (www.zoom.co.jp)
H.Nさん
横から失礼しました。
当サイト登録してお使い下さると
返信通知がメールで届くので便利だと思いますので
良かったらご検討下さいね!
古館さん
よく覚えていらっしゃいますね。
古館さんとはもっと前からお目に掛かっていたように思いました。
そいえばJSPの木村さんがご縁の始まりでしたね。
木村さんともすっかり御無沙汰していますがお元気ですかね,工場移転後一度お邪魔したことありますがそれ以降ご無沙汰しています。
古館さんはどうですか。
たまたまJSP研究所で会わなければ、コニさんとは赤の他人同士でしたね
木村さんには私はもっとご無沙汰で工場移転後は伺っていません。
MarkAudioのAlpair10だったか、5インチのユニットの試作品を旧工場で聴いたのが最後です。
JSPのホームページを見たら、今年の5月14日に投稿された自作作品にコメントが有りましたのでお元気なのではないでしょうか!?
たてちゅうさん
2011年からですか?!
ビデオカメラに比べると今はかなり音が良くなってますね。
私のMusicRecorderはどこに行ったのか、まだ見付かりません。
新しいZoomの音が良いなら検討しようかな?
因みにAmazonのギフト券は34インチのウルトラワイドモニターの一部になりました
たてちゅうさん こんにちは
純粋に音楽好きが集まってなんか皆さんいいですね
おかげ様でスピーカー作るモチベーション上がりました
そのうち姿を表しますので、うざいかもしれませんが、その時は皆さんよろしくお願いします
N.Hさん
ありがとうございます。
楽しみにしてますね!
こちらこそ宜しくお願い致します。
N.Hさん、皆さん、こんにちは。
地蔵さんほか、関西メンバー間で一時期ダブルバスレフホーンやトリプルバスレフホーンが流行っていましたね。私も2度ほど関西オフに参加して聴いてきました。 漏斗の首の部分までコンクリートで振動防止していました。 地蔵さん、今もお元気でしょうか。
ところで、実は私もTornadeflyの改良で漏斗ならぬ工事用のコーンを使おうと考え、昨日購入してきました。 違うのは、塩ビ管の第一ダクト部分に埋め込み、石田式BHBSの低音に近づける算段です。
なーおさんこんにちは
カラーコーンとはスケールがでかいですね
第一ダクトの面積の広がり方が二乗に比例することで音がどう変わるかですね。
僕の作ってた波動スピーカーですが、おかげ様でほぼ完成しました。外装はダイソーの貼れる布の入荷待ちです。
音は思いのほかポートからの低音の出入りが多く、結構低音でるなと思いました。
漏斗による仕切りが無い状態だと低音がよく響く音域があるのですが、仕切りを入れると低音のピークが無くなる感じでした。その後試しにティーパックを空気室に入れてみたら,音がまとまり自然な感じになりました。漏斗がホーンとして機能しているかどうかはわからないですが、なーおさんの新作トルネードフライなら効果がわかるかも知れませんね
塩ビ管の内径71mm、長さ280mm、容積1.1リットル、第一ダクト、ダイソーの漏斗(3個入りの黄色)、第二ダクト内径30mm長さ約4cm(左右共通)、ユニットタンバンW2-924SQ
筒が細過ぎて、いろいろ大変でした。
携帯で取った写真載せたいですね
N.Hさん
とりあえず容量増やしてみては如何ですかね?
N.Hさん
オフ会ページではスペースの関係や見る人も少ないので、BHBS繋がりで、こちらに誘導しましたが、徐々に波動スピーカーの話題になり、タイトルと全く関係無くなっています。
あちらでも書きましたが、質問に答えるには、現状のデータが足りな過ぎます。
寸法などが分かる図面(手書きでも良い)と写真(携帯でもOK)が欲しいです。
コメントから拾って波動スピーカーという事で、対向して5㎝のスピーカーが取り付けてある位しか分かりません。
未だメンバー登録がまだみたいですが、登録後に日記での製作記事や作品データなどに書き込みをすれば、答え易いですし、他の人の参考にもなります。
たてちゅうさんからのお勧めも有りましたし、登録してみては如何でしょう!?