古舘@横浜 さんの日記
今年のオフ会に出品予定のスピーカーを紹介します。
今回は前から作ろうと思って延び延びになっていた、以前、コニさんが不用品を整理した時に譲って頂いた肉厚管が何種類か物置に眠っていたので、それを使ったスピーカーを作った。
肉厚管は125のチーズと150のソケットが有るのでそれを使ってみた。
最初にチーズのサイドにバッフルを付けて上下を塞ぐ方式でDYNAVOXのLW5002PPRR-Sという5インチウーファーを取り付けてみるが、やはり容量がかなり不足のようで低域が伸びず却下。
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次にTangBandの4インチのフルレンジを何種類か取り付けてみたが、こちらも若干容量が不足しているようで、今一量感が出ないので、これも却下。
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仕方なく一番容量が大きく取れる150のソケットに4インチフルレンジを取り付けてみる。7リッターちょっとと5リッターちょっとの125のチーズに比べると若干容量は大きいので、ダクトの調整で何とか低音の量感は得られそうなのが分かったので、これを使うことにした。
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4インチユニットを何種類か試したが、小さな容量の箱では振動板質量の若干大きい方が有利なので、その中で振動板質量の一番大きなチタン振動板のW4-1337SDを使う事にした。
実験ではバッフル、裏板など12mmのラワン合板一枚で行ったが、折角のガッチリした肉厚管なので、本番ではバッフル、裏板を12mmのラワン合板を2枚重ねとして、剛性を上げるようにした。
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ユニットの穴あけはホールソーで一発で簡単に空けられるので苦労はしないのだが、ユニット取り付け穴の部分に筒状の空洞が出来るので、トリマーを使ってバッフルには45度のテーパー状にし、補強板は更に広げた。ユニット固定はバッフルに爪付きナットを埋め込み、補強板と重なる部分は2mm程ザグって当たらないようにして位置決めの2箇所の木ダボ+木工ボンドでガッチリ接着している。
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バッフルと裏板の4隅を10mmの全ネジで肉厚塩ビ管を挟むような形で固定した。隙間はダイソーのクッションを10mmの幅にカットしてエア漏れ防止として使った。
出来上がりは「トマト御前さん」の作品を大きくしたみたいになってしまった。
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塗装は手持ちのアクリル塗料のコーヒーブラウン色とし、塩ビ管は手抜きでちょっと剥げ掛けていたが、元々塗ってあったシルバーをそのまま使った。
バスレフのダクトはVP30(内径31mm)の60、80、100、120、150mmの5種類を用意し、とっかえひっかえしながら視聴で量感が落ちない程度に低域を伸ばして100mmにした。fdは約50Hzになっている筈だ。
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今回はこのスピーカーと昨年のSTEREO誌のコンテストで書類選考落ちの作品も持参する予定。
当日聴くのが楽しみです!!
今回は2作品聴けるのですね。楽しみです!
たてちゅうさん
ありがとうございます。
KO球さん
ありがとうございます。
手抜きなので二つで誤魔化します。
KO球さんの初塩ビ管も楽しみにしています。
選曲は前日まで掛かりそうです。
古舘さん、こんにちは。
2作品とも塩ビ管スピーカー、嬉しいですね。
楽しみにしています!