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古舘@横浜 さんの日記

 
2014
8月 11
(月)
14:37
2014年度 STEREO誌 コンテスト作品
本文

コンテスト作品については余り良いアイデアが浮かばないものの、今の所、こんなのを考えています。取り敢えず完成させて余りに酷い音なら出品を断念するかもしれません。

以前も使った建材の厚い積層板が少し余っていたが、ボックスを作るほどの量は全く無い。厚みが30mmとか35mmなどと厚いのだが端材ばかりになった。3インチのスピーカーにこの厚さは必要無いと思ったが、ふと思いついたのが、必要な厚さにカットして、それを繋ぎ合わせれば面積的には大きくなる。とは言っても、箱を作るだけの量は無いのでバッフルだけに使用することにした。通常は側面に来て余り目立たない積層部分が表に出て来るのでちょっとは目を引く。

ただ、箱の形にしないと低音は期待出来ないので、何らかの囲いが必要だが、合板で作るだけならスピーカーを取り付けている部分がちょっと変わっているというだけなので、以前コニさんが塩ビ管の処分していた時に頂いた70cm弱のVU150管が有ったので、これを半分にして、円筒にバッフルを取り付けたらちょっと変わった雰囲気になるのではと、検討を始めた。

積層板はある程度強度が取れる厚さにしなければならないので、22mmにした。厚さ35mmの板を使って6枚縦に接着すると210mmとなるのでウーファーとツィーターを並べて取り付けるには充分な大きさになる。幅はVU150の横に取り付けるので余り大きくは取れないし、ユニットが約80mmなので約110mm幅にした。これだけならそこら辺に転がっている端材で十分に対応出来る。

バッフルの穴あけはウーファーがΦ77、ツィーターがΦ64程度だが、ウーファーには76mmのホールソーで穴を空けた後にルーターで0.5mm程度穴を広げた。(フレームが当る部分だけ2mm深さ)
ツィーター用の穴は64mmのホールソーで空け始めたのだが、安いスチールのホールソーなので硬い積層板には歯が立たず、仕方なく67mmのホールソーで穴を空けた。外径が78mm近くあるので余裕かと思ったら、取り付けネジの径が69mmで2mmしか余裕が無いので補強が必要だった。ツィーターのフレームは樹脂製で厚みが4mm程あるので、外径に合わせてザグりを入れて埋め込む様にした。基本はルーターだが外側は81mmのホールソーで穴が大きくならないようにしたので若干の隙間が出来るが、穴の中を黒く塗ることで余り目立たなくなるだろう。

塩ビ管は薄手のVUタイプだが、流石に150ともなると厚みも有って、加工も大変だし、平面のバッフルを円柱の弧の部分に合わせるのも実際に行ってみると大変だった。
バッフルの上下部分は直線なので問題無いが、バッフルの左右の部分は実際にカットする際のケガキ時に簡単には行かない。三角関数や弦の式を思い出して計算すれば出来るのは分かっているが、数十年前のことを思い出して計算するのも大変そうなので、ちょっと小さめに作って現物合わせで徐々に広げていった方が早いと判断し、若干小さ目の穴を空けることにした。

塩ビ管のカットには径が小さい場合にはパイプカッターが便利だが、手持ちの物は50mm程度までで、40サイズまでしか使えないので、それ以上の50サイズ以上のパイプでは、鋸でシコシコ切っていたのだが、この暑さで、この150サイズの厚さでは手引き鋸ではこちらが干乾びてしまう。
そこでパイプのカットとバッフル上下の直線部分は庭の枝を切るために買ってあったB&Dの電気鋸が活躍した。恐らく手でカットしたら30分以上かかって汗びっしょりになるところが、ほんの5分もかからずにカット出来た。
問題はサイド部分のカットでジグソーでカットすることも考えたが、後で広げるのは目に見えていたので、ディスクグラインダーでカットと実際のバッフルに合わせた拡大を行った。
これも暑い中、時間短縮には有効だった。大体のサイズになったら最終的には手作業になるので、エアコンの効いた室内で作業が出来る。

電動工具を使った作業は当然、室内では出来ないので外でやるが、日陰で暑さを避けるのは当然だが、もう一つの敵はヤブ蚊で、家の周りにはかなり居るのだが、虫除けスプレーに加え、蚊取り線香を適当な長さに折ってその両側から火を付けて、それを何本も焚いて煙幕の中で作業しないとボコボコになる。

塩ビ管は筒なので上下を塞がなければならない。一番簡単なのは150用のキャップを使えば済むのだが、このサイズになると1,000円/個以上するので、4個となるとかなりの出費だし、何より何の面白みも無いので、これも作ることにする。しかし、150サイズの外径は165mmで、当然ホールソーは無いし、自在錐も120mmまで(それ以上はボール盤のトルクが足りない)なので、ジグソーを使うしかないが、綺麗な円にはならない(腕が悪いとも言う)ので、ルータで円を切り抜くことにする。アタッチメントを付ければ、中心からの距離は一定なので一応綺麗な円にはなる。
一応と書いたのは実際には木が焦げたり、多少の段差は出来るからだが、ジグソーよりはマシ。
ただ、難点は円の中心になる穴を真ん中に空けなければならないので埋める必要が有る。

箱の構造は単純なバスレフにする予定だが、ダクトも単なる塩ビ管では能が無いので、以前ユニット用に積層板を刳り貫いた大き目の残骸を利用してそれにホールソーで穴を空けてダクトとする。
エンクロージャーの高さは350mm弱で、容量は6.5リッター(実質6リッター位か)なのでダクト長さ80mm程度で穴径32mmなので80Hz程度になる筈だが後で調整する予定。

未だ音出しも済んでいないし、ネットワークもLCなどの部品は沢山有るので、減衰カーブの選択、数値の選択と選ぶのに苦労しそうだ。

画像1

35mmの積層板を22mmの幅にカットして35×22mmのブロックに分解

画像2

横に倒して6枚貼り合わせると35mm×6=210mmの長さの板が出来る

画像3

左右をカットして横を揃えて、ユニット取り付け穴を空ける

画像4

ダクト用にも積層板を丸く刳り貫いたものを使用する

画像5

塩ビ管のカットにはB&Dの電動ノコギリが重宝した

画像6

ツィーター用の穴は4mm程ザグり埋め込むようにする。またギリギリになってしまった取り付け穴の補強に角材を切り出した木のチップを貼り付ける

画像7

ユニットを取り付けてみる。ツィーター周辺の隙間がちょっと気になるが、内側を黒く塗って目立たなくなるのを期待

画像8

バッフル面が塩ビ管の頂点と合うように調整予定。塩ビ管のカーブに近付ける様に左右は45度にルーターでカットしてある

画像9

裏側、隙間は極力減らして、最終的にはエポキシパテで隙間を埋めて固定する予定

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たてちゅう  投稿日時 2014/8/11 15:06

積層のバッフルカッコイイですね!
塩ビとも合体も綺麗で完成が楽しみです。
電動ノコギリ欲しくなりました :-D

なーお  投稿日時 2014/8/11 16:04

古舘さん、こんにちは。

いよいよスタートですね。 :-)
積層板のバッフルは魅力一杯です。

私の作品も、同様のバッフル固定になるのですが、今回はさすがにグラインダーを使おうと思います。 固定方法もエポキシ接着剤+パテと同じになるかもしれません。

あと、頭の上はキャップではなくソケットとして、ネットワークを収納して上から見えるようにしようかと思っています。 :-D

古舘@横浜  投稿日時 2014/8/11 18:57

たてちゅうさん、コメントありがとうございます。

厚手の板を使えば済む話ですが、見た目のインパクトに拘りました。 :-D

電動鋸は庭の木の枝を切るのに買ったのですが、木工用の刃が塩ビ管のカットにも丁度良く動作スピードも良い感じでした。

古舘@横浜  投稿日時 2014/8/11 19:07

なーおさん、コメントありがとうございます。

そう言えば、なーおさんは積層スピーカーの会の会長でしたね。 :-)

見栄えに拘って塗装前のサンディングをしていたら、強度的に弱くて分解してしまいました。そのままでは扱いにくいので今日はその対策をしていました。

ネットワークを見せる手もありましたね。
ただ、私は見栄えの良くないコイルを使うので隠します。 [worried]

nabe3   投稿日時 2014/8/12 3:08

もう! 匠の技ですね。 最終試聴会期待しています。 

古舘@横浜  投稿日時 2014/8/12 3:42

nabe3さん、ありがとうございます。

匠と呼べるほどの技は使っていないのですが、3年連続で書類選考落ちなので、久し振りに試聴会に持って行けると良いです。 :-)



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