カノン5D さんの日記
FE103Solを使った塩ビ管スピーカーが完成しました。
ダブルバスレフ型で、220Hzと90Hz(実測)に共鳴周波数を調整しました。
10cmフルレンジのダブルバスレフとしては、かなり高めの共鳴周波数ですが、我が家のバックロードホーン(FE126E搭載)と聴き比べても違和感のない低音質感を目指した結果です。
このチューニングのお蔭で、和太鼓や、ウッドベースなども絶好調・・・のはず(汗)
結果は、会場で確認して頂きたいと思います!
<詳細データ>
ユニット:FOSTEX FE103Sol
第一空気室容量:4.5L
第一ダクト断面積:30cm2(合計)
第一ダクト長さ:10cm
第二空気室容量:5.2L (合計)
第二ダクト断面積:30cm2(合計)
第二ダクト長さ:20cm
<測定データ>
画像2 軸上50cm特性(部屋中央測定)
画像3 ユニット直前(5cm)特性
画像4 ダクト(下)直前特性
以上は、吸音材未使用での測定です。
当日は、適当に吸音材を入れて鳴らします。
<2014.05.10追記>
インピーダンス特性を掲載します。
グラフを見ると・・・う~ん、ギリギリ3つ山になっているかな?という感じです。
よりダブルバスレフらしい綺麗な3山特性になるよう、第一共振周波数(180Hzのディップ)を下げようとダクト長を長くしたり、200Hzの山を大きくしようと第一空気室を小さくしたりしましたが、結局、この設計が聴感上ベストでした(汗)
吸音材については、第一空気室にシルクの毛糸を「一握り(直径5cmほど)」入れました。あと、ダクト開口部付近に濾過フィルター(金魚用)を設置しています。
シルクに関しては、(手芸用の)毛糸玉で買うと安いのでお勧めです♪
なーおさん
コメントありがとうございます。
FE103Solは思った以上に強力なユニットですね。
私のは塩ビ管で即席で作った作品なので、お恥ずかしい限りですが、なーおさんとkenbeさんの使いこなし術をぜひ勉強したいと思います!