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古舘@横浜 さんの日記

カテゴリー [筒型材料以外のスピーカー] 
 
2014
4月 28
(月)
02:00
本文

色々調整しているが、今一メインのスピーカーとサブウーファーの繋がりが悪い様な気がする。
サブウーファーの帯域が25~50Hzで何となく勿体無い気がしてたのだが、良く考えるとメインのスピーカーの低域はダブルバスレフの共振を利用した低音なので位相がずれて上手く繋がっていない可能性がある。
そこでメインのスピーカーのダクトに詰め物をして擬似的に密閉にしてみると、明らかに80Hz以下の低域のレベルは下がったが、そこはサブウーファーの得意な守備範囲なので、LPFの周波数を70Hzにして、サブウーファーの受け持ち帯域を広げてみると繋がりが良くなったようだ。

ローエンドのカットオフ領域は細かく設定(1Hz単位で設定)してみたが、当初25Hzにしていたのだが、低くするとふわふわ振動板の動きが大きくなる割りには音になっていない。フィルターの周波数設定を徐々に上げながら音楽の低域成分が失われなくなる周波数を探して行くと30Hzより高くすると音楽の低域成分に影響が出てくる様なので、HPFは28Hzとした。これでサブウーファーの帯域はおよそ28~70Hzとなった。キリが無いので設定はこれで固定して、選曲に入る予定。

8インチウーファー2発という事で、当初は部屋が揺れるほどの重低音を期待していたのだが、意外とパワーが入らず直ぐに頭打ちが来るようだ。
これはメインのスピーカーの能率が高い(94dB/W/m位)ので、それと同じレベルまで上げると、サブウーファー(90dB/W/mがダブルで93dB/W/m程度か)が密閉という事もあり、低域がレベル的には大分落ちているので、30Hz付近を無理矢理中域と同じレベルまで上げると簡単に許容入力を超えてしまう様なので目一杯上げることが出来ない為と思われる。(壊れるからというよりも振幅が大きくなることによる異音が出る)
しかしながら、メインのスピーカーでは全く出ない超低域を受け持っているので、多少レベルは低くても(1kHz付近の音圧と比べての話)充分、アドオンした効果は感じられるし、音量を上げれば、数m離れていてもウーファーの振動による風が肌で感じられるし、テーブルの上の紙が舞うくらいの風圧が発生する。
今度はエッジレスウーファーを使ってJSP方式など、共振を利用した方式もその内試してみるつもりだ。

画像1

ダクトをタオルで塞いだメインスピーカーのf特。何故か80Hzにディップ、それ以下のレベルは大分落ちている

画像2

LPFを70Hzに上げた時のメイン+サブウーファーのf特。40Hz付近まで盛り上がる

画像3

ダクトを塞ぐのにダオルでは不安定だしみっともないので、塩ビ管VU50を丸く刳り貫いたラワン合板で塞いだ

画像4

艶消し黒を塗って、単独使用で使う時に取り外し可能な様に陶器製のダンス用ツマミを取り付けた。

画像5

メインスピーカーに取り付けたダクトキャップ

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コメント一覧

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たてちゅう  投稿日時 2014/4/30 15:00

当日聴くのが楽しみです!

コニ  投稿日時 2014/5/1 21:48

なんか凄い重低音が聞けそうです。
選曲も楽しみ。



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