無線LANによるHDR-MV1のコントロール - 古舘＠横浜さんの日記

寒くてなかなか工作は進まないで、最近は部屋で出来ることをメインにしている。
ハイレゾのHDD オーディオレコーダーにはPCのiTunesに入っていたCD約800枚分をMusic Transferというソフトで全て転送した。ネットワーク経由で行うのだが、音楽データ転送に数時間、タイトルなどのデータ転送に数時間を要し、計10時間以上掛かった。それ以外にも使っていない時に時々立ち上がってデータを転送しているようだ。
それでもデータ量的には元々入っていたハイレゾ音楽と合わせても50MB程度で1/10程度を使ったに過ぎないので、まだまだ内蔵の500GBのHDDは余裕がある。もし、これが無くなっても外付けのHDDを繋げるので安心だ。

実際に使ってみて不満なのが、プアなリモコンで、電源、音量、再生、停止、曲送り/戻しの釦しかないシンプルなもの。1枚のCD再生なら10曲前後なので、これでも許せるが、トータルで10000曲も入っている機械では使い物にならないし、今後も増え続けて10万曲ほど入る計算だ。
メニューとカーソルキー程度は付けて欲しかったが、付いていたとしても離れて使用すると表示の液晶が小さくて見えず、結局使えないので別のモニターなど用意しなければならない。

しかし、AndoroidのスマホやiPhoneのアプリで出来るらしいというのを聞いて、まだガラケーだったので、そろそろスマホに替えなきゃと思っていたこともあり、iPhoneに変えた。iTunes ストアからHDD AUDIO REMOTEという無料のアプリをダウンロードして無線ルーターをセッティングして手元で編集も含めて出来る様になった。

だが、手元で出来る様になったとはいえ、iPhoneの液晶はスマホに比べても小さめでリストなどは文字が小さくて見にくい。欲が出て画面の大きなタブレットが欲しくなり、ヤフオクで物色し、9.7インチのタブレットを手に入れた。
こちらはOSがAndoroidだが、iPhone同様にGoogle playストアからアプリをダウンロードして、無線LAN に接続して使えるようになった。
画面が大きいので見易いし、1024×768のXGA液晶なので、YouTubeなども結構高画質で見ることが出来て、タッチパネルで操作が可能。
内蔵バッテリーもYou tubeを繋ぎっぱなしにしておいて様子を見たが、3時間で残り41%なので5時間程度は連続で使えるようだ。（スペックでは6時間)
バッテリー節約でちょっと放置するとオートパワーオフが働くので実際にはかなりの時間使えると思われるが、その度に一々接続しなおすのは面倒。ACアダプター使用の時はオートパワーオフは解除して欲しい。
他にもIN/OUTカメラ、マイク、スピーカー、GPSアンテナなども付いているのでテレビ電話、声での検索、ナビゲーションなども出来る。更にUSBmini、HDMImini、イヤホン端子、32GまでのマイクロSDの増設など充分な機能で、通常なら数万はすると思われるが、送料込で約1万円で手に入った。
機能的には満足だが心配なのは信頼性で、安物買いの銭失いにならなければ良いのだが…

以前、IEEE802.11bの無線ルーターで繋いでいた事は有ったのだが、若干遅いのに加え、2階と1階の間では電波が弱くなり不安定で止めてしまったが、今回は11nという事で、期待と不安が半々だったのだが、それは杞憂で電波強度的には全く問題無いし、YouTubeのHD動画などでも全く途切れることがないので、実用上は問題無い様だ。最新規格では11acというのが有るようだが、私の使用状況では必要無さそうだ。
因みにAndoroid用にSpeedCheckerという無料アプリが有ったのでダウンロードして、タブレット側でスピードテストを行った所、ダウンロードが15～16Mbps、アップロードが10～12Mbps程度になった。
メインのPCではアップロードが80Mbps前後、ダウンロードが25Mbps程度なので、Wi-Fi接続ではやはり遅くはなるが、実用上は全く問題ない。

オフ会も後2ヵ月後に迫って来たので、工作もそろそろ再始動しないと…