古舘@横浜 さんの日記
ハイレゾは将来的には対応せざるを得ないとは思っていたものの、どの音楽配信サイトを見ても、これは!というソースが見当たらない。自分の音楽の好みが偏っているせいかも知れないが、好きなアーティストでも録音が古かったり、無理矢理ハイレゾ化した感が否めないソースが多く、時期尚早かと導入を躊躇っていた。
しかし、今年になって母親がグループホームに入居して、今まで殆どの部屋を占拠されていたのが自由に使えるようになったのを機に、居間をリスニングルーム化する計画を実行に移す事にした。
改造と言っても大袈裟な変更は無理なので、一番は防音対策で、ある程度大きな音を出しても近所に迷惑にならない様に改善する。
また二つ目は、居間はフローリングなので基本は若干ライブ(?)だが、絨毯やカーテンなどで適度な吸音、遮音を行い適度な残響時間にする。
自宅のインターネットはFTTHで100Mbps だが、光ケーブルは2階の自分の部屋にしか引いていないのでWi-Fi化で無線LANの構築をする。IEEE802-11nの300Mbpsの無線ルーターを手に入れたので2階-1階間で実用に耐えられるかテストするつもりだ。(以前11a、11gではちょっと厳しかった)
まあ、気長にコツコツと進めて、音だけなら機材が揃えば鳴らせるので近い将来には数人程度までならミニオフ会なども出来る様にはしたいと思っている。
…という事で、アンプやCDプレーヤー等のシステムを新規に購入予定だったのだが、たまたま行った家電量販店のオーディオコーナーで良い音で鳴っていたのがソニーのHAP-S1という192kHz 24Bitや5.6MHzDSD他のハイレゾ対応で、500GBのHDD、40W×2のアンプ内蔵のハードディスクオーディオプレーヤーで、折角システムを組むならハイレゾ対応にしたいと思い始めた。
昨年の10月頃に発売されたらしくオープンプライスだがソニーストアでは79800円で売っているが、アマゾンや楽天市場では更に安く、7万弱で手に入る。
ハイレゾ以外にも圧縮音源はMP3を始め、AAC、ATRAC等、各種が記録/再生可能で、どこまで有効か分からないが、DSEEという圧縮で失われた部分を復活する処理回路も入っているらしい。
パワー的には若干寂しい感じもするがCDプレーヤーとアンプを揃えるより安上がりで、取り敢えず、これ1台とスピーカーがあればハイレゾシステムが組み上がる。
音源はダウンロードの他、PCから自動的にトランスファーするソフトも用意してあるようなので転送すればソースには困らない。HDDも容量が500GBでかなりの量が入るが、足りなくなればUSB接続でHDDを増設出来る。
現在メインで使っているYAMAHAのCDシステム(CDR-HD1500)はHDDを内蔵出来て、44.1kHz16BitのCD音質ながらどんどんHDDにCDを記録可能で、更にCD-Rにも記録が出来、音質、操作性共に満足している。しかし、唯一不満だったのが、アルバムタイトル、曲名が自動的に入らない事で、iTune等を使っていると何とかならないのかと常々思っていたが、この機種はネットに繋がり、iTune同様にグレースノートから自動で取得してくれる。アルバムによってはジャケ写も取り込めるのでフロントパネルの4.3インチ液晶に演奏中のアルバムのジャケットを表示することも出来る。
これで音の良い小型のフルレンジを鳴らしてやり、今はゴタゴタしていて一時中断しているエッジレスのサブウーファーとの組み合わせで低域補強やリボンツィーターでの高域補強なども面白そうだ。
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