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古舘@横浜 さんの日記

 
2013
10月 31
(木)
22:07
本文

ホームセンターをブラブラしていたら、Black&Deckerのマルチツールというのが目に入った。
本体だけでは何も出来ないのだが、アタッチメントを付け替えることにより様々な電動工具に変身する。
アタッチメントにはドリルドライバー、振動ドリル、インパクトドリル、サンダー、トリマー、ジグソー、丸のこ、オシレーティングマルチツールヘッドというサンダーや、スクレーパーになる物などがあり、付け替えて色々な作業をする事が出来る。また、他に空気入れポンプヘッドまである。
本体はバッテリー駆動の物があるが、高いし、コードレスで便利だという利点は有るものの、連続作業ではバッテリー切れで充電が必要になり、何10分も待たされる事が良くあったので、最近はAC100V動作のコード付きを使う事が多い。コードがある事の煩わしさは有るものの重いバッテリーが無い分、軽く出来る。
ただ、最近はコードレスでもバッテリーがニッケル水素からリチウムバッテリーに移行中で軽く、長く使えるようになってきている。

面白いと思って見ていたのだが、数量限定のスペシャルパッケージというのが有って、ドリルドライバーヘッドと本体がセットになっている物が有り、値段を見ると本体のみと同じ価格でドリルドライバー部分が無料で付いてくるというお得なセットになっていた。
つい乗せられて、スルリと買い物カゴへ。ただ、マルチツールなのにそのままでは只のドライバードリルなので、ちょっと気になったトリマーヘッドもカゴへ。

本体は若干重いが、一般的な正逆切り替えや無段変速機能が付いている。
恐らくアタッチメントの種類によって必要なパワーが違うので余裕を持たせて大きめのモーターを搭載してあるのだろう。感覚的にはドリルドライバーなどは太いドリルで硬く厚い材料に穴開けをしない限り、それ程パワーは必要ではないが、モーメントの関係から丸鋸などはトルクが必要そうです。また、トリマーなども回転数が高いのでパワーが必要そうな気がします。また、用途によっては連続作業が必要な物があるので、発熱対策など対策は必要になるので耐久性はある筈だ。(希望的観測)

セットのドリルドライバーヘッドは10mmのドリルまで対応のキーが不要なキーレスチャックになっており、10段階のクラッチが付いている。付属品には#2の+ドライバービットと#2のポジドライブビット、2mmと6mmのドリルの刃が付いているが、ポジドライブビットという特殊なビットの代わりに-ドライバビットを付ければ良いのにと思ったが、何に使うのか分からないビットを付属とするのは何故なのか?+ドライバーの反対サイドにードライバーの付いているビットなどもあるので付属させるのは簡単だと思うのですが、その真意は分かりません。

オプションのトリマーヘッド自体はボディーが樹脂製で割合軽く出来ています。ベース部は丸くなっていて、通常のトリマーのベースの様に四角ではなく、ガイドなどに当てるのは円の外周の一点になるので、ちょっと不安ですが、切削面を常に見ながら回転させて作業出来るという点では使い易いかも知れません。トリマーの回転数は9000回転という事なので内部にギヤを内蔵していて本体からの回転を上げているのでしょう。それでも専用のトリマーに比べれば回転数は半分以下なので、安いビットでは厳しいかも知れません。付属品にはコレットチャックを締めるのに使用するレンチと4種類のビットが付いています。シャフトロック機構が付いているのでレンチは一つだけで済むのは便利です。通常は安定した所に本体を置いて-つのレンチで軸を固定してから、もう一つのレンチでコレットチャックを締めなければなりません。
付属ビットは6mmのストレートビッットとベアリングのコロ付きの3種のビット(ギンナン面ビット、ヒョータン面ビット、シャクリ面ビット)です。
もう一つ便利なのが、シャフトロックを押すとベース部のロックが解除され、その状態でベース部を回転するとネジが切ってあるので高さ調整が出来るのは良いアイデアです。約15mmの高さの微調整が出来ます。
しかし、レンチを入れる隙間が小さいのでコレットチャックを締める際にはこのベース部も回ってしまうので、ビットを変えた際には高さの再調整が必要です。(まぁ、ビットを変えれば当然高さ調整は必要になるので問題ないのですが、締めるのにちょっと邪魔です)

トリマーにおいてビットは重要で、切れない(切れなくなった)ビットを使用すると、切削出来ないだけではなく、摩擦熱で真っ黒に焦げたり、やたら時間が掛かったりします。すると焼きなましで鋼鉄が軟鉄に変化し、余計に切れなくなるという負のスパイラルに突入し、どんどん悪化します。
…と言っても良い物はかなり価格も良いので、最初はセット物や付属品を使ってみて、良く使う物だけを良い物に買い換えるのが賢いです。

画像1

本体はBlack&Deckerのお馴染みのオレンジとブラックのデザイン

画像2

限定でセットになっているドリルドライバーヘッド。キーレスチャックで10mmのドリルまで対応

画像3

付属品の2.5mmと6mmのドリル、及び#2のドライバービット、#2のポジドライブビット

画像4

本体とドッキングしたドリルドライバーヘッド

画像5

トリマーヘッド。右の白いボタンがシャフトロック。左手前のボタンはロック解除ボタンでこれを押さないと動作しない安全装置

画像6

シャフトロックボタンを押してベースを一番奥まで締め込んだ状態

画像7

ベースを緩めて一番出した状態。15mmの微調整が出来る

画像8

付属のビット。左から6mmのストレートビット、ギンナン面ビット、シャクリ面ビット、ヒョータン面ビット

画像9

本体と合体したトリマーヘッド

閲覧(23357)

コメント一覧

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たてちゅう  投稿日時 2013/11/1 8:39

両方使えるっていいですね!

coolsky   投稿日時 2013/11/13 1:54
古舘@横浜 様。

 これさえあればプロ並みの製作ができそうですね。使い勝手は上々ですか?

古舘@横浜  投稿日時 2013/11/13 18:00

たてちゅうさん、coolskyさん

ドリルをちょっと試しただけで、未だトリマーは使っていません。

何も持っていない人には良いのですが、一見便利な様で実はわざわざヘッドを付け替えなけれならず、不便だったりします。

ドリルドライバーは普段使っているインパクトドライバーの方がパワフルですし、トリマーも9000rpmと単機能のトリマーの20000~30000rpmに比べて回転数が低いので、やはり単機能の工具に比べれば性能的/仕上がり的には劣ると思います。

恐らく、壊れた時や違うビットを付けて付替えの手間を省くのに使う予備的な位置付けになる様な気がします。 [worried]



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