古舘@横浜 さんの日記
スピーカーはほぼ完成したが、若干低域過多気味なのでインシュレーターで床から浮かせれば多少改善するかもと、30mmの積層板から38mmのホールソーで円柱状のインシュレータの材料を切り出した。実際の円柱の外径はホールソーの内側なので32mm程で長さが30mmになる。
これを油性のウレタンニスで塗装すると良い感じになった。やはり時間は掛かるものの、積層の模様を活かすにはニスでの塗装の方が良いようだ。
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これをスピーカの底に取り付ける予定だったのだが、元々上下に長いデザインのスピーカーに更に30mm高くなるので腰高で不安定な印象となるので中止した。
そこでオフ会までは時間も多少有るのでと、スタンド作成に取り掛かった。
積層の円柱は若干広くとったスタンド床板に使用する事とした。
スタンドの構造は柱に30mmの積層板300×100mmを3枚使用し、サンドイッチ状に挟んで12mmのステンレスボルトとナットで固定する様にした。また、ボルトの位置でスタンドの高さを変えられる構造とした。
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12mmのボルト穴の穴開けには積層板専用のビットを使ったが、早く綺麗に空いて調子が良かった。(椎茸ビット?)
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当初はトリマーで長溝を掘って無段階の高さ調節が出来るようにする予定だったが、時間も掛かるので40mm間隔の穴を開けて40mm単位で変えられるようにした。
しかし、甘く見ていたら穴の位置が0コンマ数ミリズレるとボルトがぶつかり入らないのでかなりの精度が要求された。
穴は7個開けたのだが補強などで上下部分は使えず、最終的には脚を含めた高さが460~580mmの4段階になった。
センターの板に20mmピッチで穴を開けるだけで、もっと細かく調整できるようになるが、それ程細かく調整する必要性もないので、そのままにした。
ボルトのワッシャは外径が26mmだが、24mmの穴開けドリルしか無かったので、金属用の自在錐を使って広げたが良い感じで使えた。
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ただ、最終的には穴の内部の平面を出すためにはトリマーを使用した。
上下の板も30mmの積層板にしたかったのだが、残念ながらそのサイズの板は余ってないので、手持ちの12mmのラワン合板を2枚重ねにしてボンドを両側にたっぷりと塗ってクランプして24mm厚の板にした。
2枚重ねを4枚作らなければならないが、一度に圧着しようとすると、ボンドのヌルヌルで滑ってズレてしまうので一旦2枚で圧着して有る程度ボンドが乾いて動かなくなった頃を見計らって2枚重ねを4枚重ねてソリなどを平均化する。
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上部の板の補強には30mmの積層板を加工して、それに木ダボを埋めて強度を増すつもりだったが、形状が形状なのでクランプなどで圧着できず、ネジで締めようとしたら積層が剥がれて割れてしまい、使用を断念した。
下側の支柱は2本なので写真右のように板を添えるだけだが、上の支柱は1本なので補強用の板を2種類用意し写真左側のように取り付ける予定だったのだが、割れてしまい断念した。
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急遽、翌日にホームセンターへ行ってユニクロメッキのL字アングルを買って来て、それでスピーカー台を固定した。(ステンレスだと10倍もする!!)
急遽買って来たユニクロメッキの60mmのL字アングル。
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L字アングルは左右に2個ずつ取り付ける。ネジがぶつかる恐れがあるので左右は5mmずらして取り付けてある。木ダボ用に空けた穴は埋めてある。
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スピーカー台は支柱に3箇所ネジ止めするが上部で見えるので座ぐりを入れた穴にネジの頭を埋め込み、10mmの木ダボ作成ビットで木ダボを作って隠した。
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木の材質が違うのでわかってしまうが平面になった。
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組みあがった時点で2階の手すりから下まで転がり落ちる事故があったがアングルが若干曲がる程度で大事に至らずに済んだ。
問題は塗装で、油性のウレタンニスを使用しているので1回塗ると乾くのに最低でも24時間掛かるのでそんなに何回も塗ることが出来ない。時間が掛かるので、オフ会にはまだ塗装途中の物を持っていくことになりそうだ。
底板は足に積層板をくり抜いた円柱を安定が良くなるように最外周の四隅に配置した。
また、スピーカーが載る台には手持ちで有ったソルボセインという振動吸収ゴムを貼ってスピーカーの振動を極力減らすように塗装が終わったら貼る予定。
このソルボセインには3mm厚と5mm厚があり、説明によると50×50mmサイズを四隅に貼ると、3mm厚では最大20kgまで、5mm厚では最大50kgまでの果汁に対応すると有る。
実際のスピーカーは10kgちょっとなので3mm厚でも問題ないが、効果は暑い方がありそうなので5mm厚を貼る予定。
これなら重量のあるスピーカーでも大丈夫そうですね!
凄くしっかり出来てますね。
高さが調整出来るのは便利で使い勝手良さそうです。
コニさん、こんにちは。
出来るだけ音に悪影響は与えないように …というのは頭の中にありました。
仕上げの時間がもう少し有れば良かったのですが、かなり手を抜いた部分も有ります。