古舘@横浜 さんの日記
前回までで大体完成していたので後は側板を貼り付けるだけなので直ぐに完成した。
ユニットもバレーボールの中継を見ながらコマーシャルになる度に接着して接着剤が乾くまでは観戦してという感じで丁度良いタイミングで、出来上がった。
結局、接着剤は一台目を作った時の残りを使って三セット分で丁度無くなったので未使用の接着剤が二本残った。
付属の吸音材を内部に貼り、付属のコードを短く切ってターミナルに半田付けしてユニットを取り付けると完成。
音に関しては小型ということも有り、正直期待していなかったのだが、気持ち良く鳴っている。
標準箱の評判は良いと聞いて、そんなに良い音なのか? と疑問だったのだが、それも確かに頷ける。
低域はやはり物足りないが、PCサイドや夜間など低音が漏れやすいので比較的小音量で聞く時には最適だし、小口径の割りには意外とパワーも入るし、ウッドベースもそれなりにそれらしく聞こえる。
当初、簡単に塗料を塗って済ませようと考えていたが、ちょっと本気になってニス塗りでピカピカに仕上げてみようという気にさせられた。
f特はやはり小型という事で低域は伸びていないが全体的にはバランス良く鳴っている。
試しにダクトに2mm厚のゴムシートを差し込んでみると若干低域が持ち上がって良くなるようだ。暫く色々と調整してみてチューニングが決まったら塗装に入ろうと思う。
通常、外周はルーターで丸く仕上げることが多かったのだが、今回の箱は小さいのでRが大き過ぎるので角を面取りして角張った感じにするlことにした。
それは良いのだが、綺麗に面取りするには専用のカンナが必要なのでホームセンターに見に行くと安い物でも1,500円程度、高い物では4?5000円もする。
余り頻繁に使うものでもないし、安い物はカッターの刃を利用しており、これなら作れるなぁと刃の角度や構造を見るだけで一旦家に帰った。
しかし、家でいざ作ろうと思うと角材や固定金具など色々必要になり、すぐには作れない。
ふと工具箱を見ると今では余り使っていない小型のカンナが目に入り、ガイドを作ってやれば何とかなりそうと三角材(内部にも使った発泡プラスティック製)を薄手の両面テープで貼り付けて即席の面取りカンナを作った。元は普通のカンナなので刃の出し入れで削りしろの調整が出来る。
最初は両面テープがズレて駄目かと思ったが、強く押し付けて少し時間を置くとズレなくなり何とか使用することが出来た。
ただ、このカンナに限ったことではないが、使い方にはコツが有り、押し付けたまま一気に削らないと段差が出来てしまうので慣れが必要だ。
簡単にスパスパと削れるので調子に乗って若干削り過ぎてしまった。
時間が有る時に部品を揃えて削り深さを調整出来るものを作ってみようと思う。
やっぱり先を越されてしまいました。
匠が作るとキット箱もここまで出来るという好例ですね。
さすがです。
ケイさん、恥ずかしいので匠は止めて下さい。
その後、P650 TQWTでも貼った20g/枚の鉛板を2枚ずつ貼って、なかなか良い感じで鳴ってます。
おかげでまだ塗装が出来ません。
ケイさんも完成したら紹介して下さいね
コンテスト会場に置いてあった標準ボックスとはダクト形状が違いますよね。
あちらは○ダクトでしたが、あのタイプも良く鳴ります。
デザインはスリットダクトの方が落ち着いている感じですかね^^
ゆったり人さん、こんばんは。
そうですね、コンテスト会場の標準箱はパイプダクトでしたね。
サイズは同じですか?(この箱のサイズは210mm(H)×98mm(W)×117mm(D)です)
材質もこちらはMDFですが、パイプダクトの方はラワン合板(?)みたいですね。
多少違う所が有ってもユニットが見掛けよりも能率が良く意外と低音も良く出るからなんでしょうね。
落ち着いて見えるのは未塗装でサンディングして艶消しっぽくなっているせいじゃないですかね?
少し時間を掛けて油性ニスでピカピカに仕上げる予定なのでどんな感じになるか楽しみです。